対象:一般歯科・歯の治療
回答数: 1件
回答数: 4件
回答数: 5件
山内 浩司
歯科医師
-
歯があるうちが保存のチャンスですよね
歯を抜くということは大変ネガティブな事柄ですよね。まして22歳、その喪失感は大変なこととお察し申し上げます。でも22歳、自己免疫力や蘇生力も大きいご年齢ですし、それに期待したいところもありますよね。
実際の状態を把握した上で申し上げるのではないので、今後の抜歯・非抜歯&保存についてはご自身の症状経過や極力保存を希望するお気持ちを歯医者さんにお伝えし、専門家である歯医者さんにご診断いただくことになるのでしょうが、歯があるうちにしかその歯を保存するチャンスがないので、少しポジティブに歯の保存を試みさせていただいた症例をお伝えしてみますね。
彼女は還暦を迎えたころに歯のお痛みを訴え診療にお越しくださいました。そのお痛みの歯を観察させていただくと、写真のように1つの歯が2つに割れてしまっていました。歯髄(歯の神経)が露出し歯を触ると割れ目が拡がるように動揺していました。初期治療として抜髄(神経をお取りすること)をし、根管治療をさせていただきました。疼痛が収まることを確認の後、接着性のコアにて歯をつなぎ合わせます。その後、仮歯にてお過ごしいただき経過観察を行いました。歯自体が機能する事はもとより周りの歯茎にも異常が無いことを確認し、クラウンという被せ物で最終修復させていただきました。
もう5年以上が無事に経過しているんですよ。先日もメンテナンスでお会いし、良好な使い心地をご報告いただきました。taruさまもご希望に添える結果になるといいなぁー、と考えた次第です。参考になれると幸いです。お大事になさってくださいね。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
現在22歳です。
2ヶ月ほど町の歯医者さんに銀歯内の虫歯治療(左奥歯下)で通いましたが、いつまで経ってもよくならず、4度目のレントゲン写真を撮り、ようやく先生が原因を突き止めました。
4本ある歯の… [続きを読む]
taruさん (兵庫県/22歳/男性)
このQ&Aの回答
このQ&Aに類似したQ&A