対象:住宅設備
伊藤 裕啓
一級建築士
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コストシュミレーションに消耗品価格は反映されていません
住まいのe-相談室 建築士の伊藤です。
最近設置件数が伸びている太陽光発電装置ですが、ご質問のようにコストシュミレーションにパワーコンディショナーのような消耗品を交換する費用が反映されていないことが多いようです。各メーカーのパワーコンディショナーは10年程度と言われており、価格(定価)も30万円~50万円とかなり高額です。このコストをシュミレーションに当てはめると「もとはとれない」と考えるのが正解だろうと考えます。
同じようにエコキュートなど他の省エネ設備についても消耗品が含まれると言われていますが、これらもコストシュミレーションに含まれていないようです。
しかし、ランニングコストのみを考慮するとかなり「お得感」を感じている方が多いようです。
最近人気のハイブリッド車においても消耗品が当然存在します。私はプリウスに乗っていましたが3年(走行10万km超)を超えたところでハイブリッドシステムが壊れ交換に20万円かかりました。購入するときは全く想定していなかったことです。
現在多くの種類の省エネに関する商品が販売されていますが、「損か得か」のみを考えるのではなく予算の許す範囲内で「省エネ活動に参加する」と考えるとよいのではないでしょうか。
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最近多い太陽光発電ですが、設備投資額約150万くらいかかるが、実際にコンディショナーの寿命が大体10年前後と聞いています。自分は仕事で日中家にいることが少ないのですが、ほんとに電気売… [続きを読む]
弐号さん (愛知県/39歳/男性)
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