対象:遺産相続
寄与分が認められる可能性があります。
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お父様を看護している寄与分を主張できると思います。
民法は以下のように定めています。
第904条の2
1.共同相続人中に、被相続人の事業に関する労務の提供又は財産上の給付、被相続人の療養看護その他の方法により被相続人の財産の維持又は増加について特別の寄与をした者があるときは、被相続人が相続開始の時において有した財産の価額から共同相続人の協議で定めたその者の寄与分を控除したものを相続財産とみなし、第900条から第902条までの規定により算定した相続分に寄与分を加えた額をもってその者の相続分とする。
2.前項の協議が調わないとき、又は協議をすることができないときは、家庭裁判所は、同項に規定する寄与をした者の請求により、寄与の時期、方法及び程度、相続財産の額その他一切の事情を考慮して、寄与分を定める。
3.寄与分は、被相続人が相続開始の時において有した財産の価額から遺贈の価額を控除した残額を超えることができない。
ご相談のケースは、あなたが看護することでお父様に有料の家政婦さん付添人などを付ける必要が無くなることでお父様の財産の維持に貢献したと主張できます。
また、
寄与分が認められないとしても、仮に500万円が使い込みで減少した額なら、使い込んでいない場合の総額は5500万円なので、半分にすると2750万円ずつとなり、お兄さん2750万円、あなたが2250万円で分けると計算が合うように思いますがいかがでしょうか?
御兄さんが単純に計算間違いをしているかもしれませんので一度お話ししてみてはどうでしょうか?
評価・お礼
smile-friends さん
2012/01/23 08:58
早速のご回答に感謝致します。
自分自身の主張が常識はずれなのかと半ばあきらめつつも、納得ができないで悶々としていたのですが、主張することができるとわかり、それだけでも心が救われたように感じます。
その時がきたら、しっかりと自分の主張ができるように、まずは思い残すことのないように看病に専念しようと思います。
本当にありがとうございました。
回答専門家
- 小林 政浩
- ( 北海道 / 行政書士 )
- 小林行政書士事務所
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この回答の相談
数年前より、父親は介護認定を受け、入院しております。
今は、会話もままならない状態です。
(ちなみに母親は亡くなっています)
その間に、元主人が借金を重ね、その返済が苦しくて… [続きを読む]
smile-friendsさん (神奈川県/41歳/女性)
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