対象:リフォーム・増改築
森 賢一
建築プロデューサー
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リフォームされるのですか?
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コンクリートの建物の断熱には、お考えのとおりの外断熱と内断熱の方法があります。
然し、コンクリートは比熱が高いので内外の方法で特徴が異なります。が、どちらの方法も
完全に建物全体を断熱材で覆うことだけは共通です。
ですから、もしリフォームであれば床の構造にもよりますが、床の外断熱は不可能です。
タイルを張ることで断熱にはなりません。タイルの下地に発泡ウレタン板などの硬い断熱材で厚みが4センチ以上のものを強力に接着張りし、タイル張り用の下地処理をした上にタイルを張れば壁の外断熱はできます。屋根も同じようにしなければ意味がありませんよ。
床はリフォームで一般的に外断熱はできませんので内断熱にしましょう。
建物を断熱化するときに忘れてならないのが窓や扉の気密化と断熱化です。
費用は建物の形状と規模がわからないと良くわかりません。お近くの建築家を探して相談されることをお勧めします。
評価・お礼
norifumi さん
2012/01/12 00:47
ご丁寧に、大変貴重な意見をありがとうございます。参考にさせて頂きます。
現在、床断熱も床暖房も入ってはいないのですが、外断熱をしても床には影響が現れないものなのでしょうか?外断熱と床断熱はまったく別と考えたほうが宜しいでしょうか?
森 賢一
2012/01/12 13:26
どうやら浴室のみが断熱されてないようですね。それなら、浴室のみを改修して、床・壁・
天井を完全に内断熱して、再仕上げされるほうが安上がりです。またせっかくですから脱衣所と伴に床暖房を施し、冬のヒートショックを防止しましょう。
外断熱の特徴は、躯体のストレスを大幅に減じて耐久性を伸ばすことができる反面、打放しのデザインがなされていた場合、そのデザインが一変します。また、コンクリートが熱を吸収しますので暖冷房の立ち上げ時間とエネルギーが必要です。逆に、暖冷房運転を止めても、コンクリートの輻射熱により温熱環境が持続します。
内断熱はその逆の現象が起き、どちらが優れているのかは一概に言えません。
はっきりしているのは、内断熱の方が費用が安いと言うことくらいでしょう。
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この回答の相談
鉄筋コンクリートRC打ちっぱなしコンクリート内断熱住宅の防寒対策についてアドバイスください。
どうしてもこの時期は寒いので、いっそのこと外装の壁にタイルを張ろうかと考えてい… [続きを読む]
norifumiさん (栃木県/32歳/男性)
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