対象:住宅・不動産トラブル
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土地建物の相続と跡取りについて
はじめまして やすらぎ介護福祉設計の斉藤と申します。
「介護福祉建築家」および「独立系社会福祉士」として活動しておりますので、建築士とソーシャルワーカー両方の立場としてお答えさせて頂きます。
haruminkoさんご夫婦を含め、総勢10名の大家族としての共同生活は色々と大変ですね。
祖義母様はご主人を跡取りにとお考えのようですが、いくつかはっきりさせなければいけない点をまとめてみました。
1.祖義母様が仰る「跡取り」とはどのようなことなのでしょうか。
(墓守としてなのか、遺産相続において特別視しているのか、家の所有権を引き継ぐのか)
土地は借地とのことですのですし、建物は叔母様と共同購入されておられるので、建物を継承するのであれば、叔母様の支出分を補う必要があると思います。
2.跡取り候補は叔母様の長男さんにもあるので、親族全員がご主人が祖義母様の跡を継ぐことに同意しているのでしょうか。
3.成人したお子さん方が、叔母様のお子さん3人とご主人の兄弟2人おられますが、独立や自立を含め、それぞれどのようなお考えをお持ちなのでしょうか。
結婚したら出て行く方や親の面倒を見るつもりで同居を続けるなど、それぞれの意志・考えがあると思います。
4.3階建てで部屋数も多い戸建て住宅のようですが、リフォームする際 建築基準法に収まる内容のものでしょうか。
木造3階建ての場合は規定が厳しいのでリフォームが難しいケースが多いです。1階に玄関を設けるため構造体を弄るようなリフォームはお考えになられないほうが良いと思います。
借地の契約年数や条件にもよりますが、もし、今お住まいの皆さんがそのまま住み続けるのでしたら、建て替えることも選択肢の一つかもしれません。
5.祖義母様が具合が悪くなった場合、介護はどのようにするのでしょうか。
施設にお願いするのか、家をバリアフリーリフォームするのか、別のところに引っ越すのか、その時になって慌てて考えるのではなく、ご本人の意思を確かめておくことが大切です。
(回答規定文字数を超えるため、続きを補足欄に記します)
補足
個人的にはharuminkoさんがお考えのような、近くに居を構えるということに賛成です。
家の建て替えや大規模リフォームには、一時別の場所に引っ越す必要がありますし、金額もかかるので、人数が多いことを踏まえると現実的ではないように思います。
haruminkoさんご夫妻が近くに住むことによって、祖義母様の具合が悪くなったときフォローできる体制を整えておくことが、ご家族全員にとってもharuminkoさんご夫妻にとってもスムーズに事が進むような気がしております。
1-5のご質問はご家族同士では聞きづらい内容でもありますので、第三者の知識人に依頼して祖義母様がお元気なうちにご家族と意志統一しておくことが、相続や権利でもめない大一歩です。
ご参考になれば幸いです(^^)
回答専門家
- 齋藤 進一
- ( 埼玉県 / 建築家 )
- やすらぎ介護福祉設計 代表
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を
医者に外科・内科等があるように、建築士に介護福祉専門家がいてもいいと思いませんか?人生100年時代を迎えた今、子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅など終の棲家まで、ライフステージを考えた安心して暮らせる機能的な住まいを一緒に創りましょう
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はじめまして、私は長男の主人と結婚をしましたが、
主人の実家には私達の住居スペースがなく・・私達は30才になりそろそろ賃貸の高家賃ももったいなく思えてきてマイホームを持つ方向に話… [続きを読む]
haruminkoさん (東京都/30歳/女性)
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