対象:住宅設備
山下 弘治
建築家
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床暖房と無垢フローリングとの永遠のテーマ
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はじめまして、ケイズアーキテクツの山下と申します。
ちょこべいさんのご質問ですが、無垢フローリングの質感、厚み感を持たせつつ、床暖房の温もりを感じたい!の思いはよく理解できます。私個人も望むところです。
ただ、前者の専門家がアドバイスさせて頂いた様に、無垢材の扱いには慎重に、かつ十分に吟味して、選択された方が良い、と思います。
今は各メーカーでも品質の良いフローリングがありますが、含水率が低く設定されている材料を選択される事は当然だと思います。
私が問題にしたいのは工法 木下地、コンクリート下地です。
床暖房のシステムが温水式、電気式にもよりますが、いくら低含水率フローリング選択されても下地の材料によっては、暖められた暖房から水分が放出され、せっかくのフローリングに水分を吸収し反り、暴れが生じます。簡単に言うとスポンジ状になった材料に水分が吸収される、と思って下さい。
かと言って、断念される事はなく、
1.裏地に断熱材が貼られている材料を選ぶ。たぶんバンブーもあると思います。
2.急激な高い暖房にしない。徐々に慣らしていく。
3.壁とのエキスパンションなどの伸縮材を確保する。
4.フローリング間の隙間を名刺厚分程度を確保する。
以上の項目は最低条件と思いますが、可能だと思います。
工務店の方とよく話されては如何でしょうか。
まだ、暖房の話の時期ではありませんが、すぐ来る冬の事は準備必要ですね!
是非、快適な空間にして下さい。
評価・お礼
ちょこべい さん
2011/09/14 20:00ありがとうございます。大工さんと、十分話し合ってみたいと思います。
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この回答の相談
床暖房用の無垢材を使用したいと思っているのですが、大工さんは、過去にクレームで大変だったこともあり、なかなか、前向きには考えてもらえません。昔と比べて、品質などはいかがでしょうか?
ちょこべいさん (長崎県/55歳/女性)
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