対象:住宅資金・住宅ローン
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中原 秀樹
不動産業
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すべて変動金利を選択されることはお勧めいたしません。
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はじめまして。《中古マンション売買専門》ホクセツホームの中原です。
ロロ・トマシ様のご質問についてですが、
3990万円すべて変動金利を選択されることはお勧めいたしません。
不動産会社が勧めるとの事ですが、事務処理の簡便さが理由かもしれませんね。
変動金利を選択しても良い場合とは、10年~15年以内にローン全額を完済することが可能な場合のみお勧めしております。
※「目先の負担(返済額)を減らしたい」などの理由は絶対×
それは、今後もし金利が上昇する傾向になった場合、その時点で5年・10年固定など
比較的短期的な期間の固定金利商品への乗り換えが可能だからです。
つまり、金利変動リスクをコントロールすることができるからなんですね。
もしも、35年計画で変動金利を選択した場合、途中で固定金利への乗り換えを
たとえ行っても、その期間満了後は、さらに金利上昇のリスクが生じます。
であれば、現在フラット35sという大変有利かつ安心の商品がありますので、
あえてリスクの高い変動金利の商品を選択するより、フラット35sを選択された方が
より安心できると思います。
ただ、ロロ・トマシ様がご希望されているように部分的に変動金利を
利用する方法であれば、低金利の恩恵と全期間固定の恩恵の両方を
受けることができるので返済プランとしては理想かもしれませんね。
あとは、10~15年後までに、繰上げ返済を進めていく必要もありますので、
ミックスする際のバランスを十分に検討することも大切です。
子供が生まれ思った以上に、返済が進まないなんてケースも・・・
より良いプランが選択できることをお祈りいたします。
少しでも参考になりましたら幸いです。
ホクセツホーム 中原 秀樹
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評価・お礼
ロロ・トマシ さん
2011/06/27 23:00
早々のご回答、有難うございました。
やはり、35年返済の場合は変動金利のみのプランはリスクが高いのですね。
変動金利の恩恵も受けたいため、ミックス型を軸に検討を進めたいと思います。
尚、ミックス型のプランの場合は、変動と固定のどちらの繰上返済を優先させるべきなのでしょうか。一般的な考え方があれば、ご教授下さい。
中原 秀樹
2011/06/28 16:18
評価いただきありがとうございます。
>変動と固定のどちらの繰上返済を優先させるべきなのでしょうか
ミックス型のプランを選択して、今後繰上げ返済する場合は、
変動から繰り上げ返済を進めていくことになります。
その理由ですが、
回答でもお答えいたしましたが、変動金利を選択する場合は、
今後10~15年のうちに完済を目指す予定でなければお勧めしておりません。
短期的に、住宅ローン控除を利用することで実質金利を限りなく0%に
近づけることができる事から、変動金利選択も短期的には有効ですが、
長期的に見た場合、やはり金利上昇リスクの方が怖いのが現状です。
今、低金利なのは景気対策(フラット35s金利減)のお陰でもあります。
10年前であれば、固定金利3%超えは当たり前でした。
この低金利がいつまでも続く事はありません。
安心・安定からもなるべく長期固定の割合を多くすることをお勧めいたします。
少しでも参考になりましたら幸いです。
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この回答の相談
新築マンションの契約を済ませ、住宅ローンの選択で悩んでいます。
以下の2つの選択肢で悩んでおり、選択をする上でのポイントをアドバイスして頂ければ幸いです。
■選択肢… [続きを読む]
ロロ・トマシさん (神奈川県/31歳/男性)
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