ひとりで悩まず専門家のサポートをうけましょう

高校生の頃から、心の苦しみを長らく抱えて悩まれているとのこと、
現在も、とても苦しく、将来も不安に感じられるのですね。
つらいお気持ちお察し致します。

境界性人格障害は、気分障害　感情障害、統合失調症、うつ病、共依存、社会不安障害など
多くの精神疾患と症状が重なるところが多く、
その線引きは、一般の精神科医にも判断が難しいものです。

hitomi3さんがチェックされたものは、DSM-UV-TRでの大枠の９つの項目だと思うのですが、
この基準もそれぞれの項目で、境界性人格障害の専門医の
さらに詳しいチェックを行わないと厳密にはわかりません。

ただ、どんな疾患だとしても、疾患でなく単にストレスを感じやすい状態だとしても、
重要なことは、
hitomi3さんが、今、実際に、日常生活で、苦しみや困難を感じていることであり、
仕事や生活に支障を感じて悩んでいるということです。

けして、自意識過剰などと言った単純な問題には思えません。

そういった苦しみを相談し、それを緩和するために、
心療内科やメンタルクリニックは存在します。

「病気かもしれない？」と感じた人が
実際どうなのかを専門家として、検証検討の上、判断し、
苦しみの改善のために、適切なアドバイスや対処をするのは、
医師や心理のプロの仕事です。

仮にどんな病気だとしても、
専門家の薬物療法、カウンセリングや心理療法で、
回復する方法は必ずあります。

素人判断で、ご自身の状態を判断し、対処することは、
かえって、苦しみを増幅させ、回復が遅れるばかりか、
逆に、病状が悪化する可能性も大いにあります。

また、医療機関にかかる場合は、専門性とともに、
医師の方との相性もありますので、
hitomi3さんが、気軽に話しができる雰囲気を持った先生を選ばれることも大切です。
いろいろと調べて、受診してみるなど、相性の良い先生や専門家を探してみてください。

お一人で悩み、あれこれ、思いわずらうよりも、
苦しみから解放されるために、
専門家の力や智慧をかりることをお勧め致します。

自分ひとりの力には、限界があります。
「ヘルプ」を求めることは、援助希求能力と言って、
社会や家族生活にとっても、とても大切な能力です。
その能力をぜひ発揮してください。

hitomi3さんの苦しみが、1日でも早く、解消されますことを心よりお祈り申し上げます。