対象:経営コンサルティング
中島 巧次
行政書士
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価値創造ストーリーを作ると良いと思います
はじめまして、エフォート行政書士事務所の中島と申します。
「知的資産経営」というものを一つの案としてご提案いたします。
実は、経済産業省も推し進めているものです。
知的資産経営報告書というのがあり、決算書には表れない強みや企業独自の
取り組みや工夫・努力といった目に見えない力(これを知的資産といいます)
を表すことができます。
知的資産とは、組織力、人材、技術、経営理念、顧客等とのネットワークなど
財務諸表には表れてこない目に見えにくい経営資源の総称をいいます。
経産省-知的資産経営ポータル-
http://www.meti.go.jp/policy/intellectual_assets/index.html
近畿経済産業局-知的資産経営のすすめ-
http://www.kansai.meti.go.jp/2giki/network/vbnet_ic.html
簡単に言えば、「なぜ」を問いながら、
御社の顧客への価値創造のフローを策定していきます。
1.「商品・サービス」
↓
2.「強み、ネットワーク、技術、ノウハウ」
その商品・サービスを提供できる理由で、例えば
人材、営業力・企画力・顧客満足度など簡単に言えば○○力
↓
3.2の元となる「マネジメント」
ができるようになる自社の取り組みで、例えば
人材育成システム、企画会議、営業努力、技術開発などの努力や工夫
↓
4.「経営理念・方針」
3の取り組みをするのかという想いやビジョンやミッション。
このように「なぜ」を繰り返しながらやっていくと、
事業の流れである4⇒1が論理的にストーリーとしてつながります。
このストーリーが、自社ならではの現実に沿った顧客への価値(バリュー)になります。
そして、従業員にも事業の中でどんな役割をしているのかが明確になります。
この手法だと、とってつけたような、現実とは違う理念やビジョンではなく、
現在の棚卸をしながら見ていくので、従業員も共感できるものになり、
どのように提供物である商品・サービスを通じて、顧客に価値を提供しているのか、
その仕組み・企業努力を表すことができるので有効かと思います。
価値提供の最終段階つまり顧客から遡って見ていくというもので、
こういうやり方もあるのかと思って頂ければ幸いです。
ちなみに進め方は私のHPでも紹介しているので、ご参考になればと。
http://effort-office.net/chitekisisan/
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この回答の相談
外食関係の会社の経営企画部の者です。事業拡大のため人員も増えつつあります。そこで今一度、会社の「ビジョン」「ミッション」「バリュー」を策定し、社内に浸透させたいと考えています。どのような構築方法&浸透させるための案がありますでしょうか。ご指導ください。
doraemonbanzaiさん (東京都/38歳/女性)
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