対象:楽器レッスン
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オスカー
調律師
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ピアノが新しいと弦の抗張力が落着いていない。
ピアノは、製造工程の早い時期(響版張込み、鉄骨塗装後)に張られますが、
新しい弦は、すぐ伸びて音程が下がってしまいます。
それを防ぐ為に、メーカーでは、出荷前に自動打弦機で、
一音につき、1万回程、全音を自動的に打弦して落着かせます。
納入調律時にまだ落着いていなければ、弦を十分に鞣し(なめし)調律を行うと
比較的早く弦の緩みは止まります。
お尋ねのピアノは、すでに納品調律を行っていますので
次回調律の時には、時差調律を行う事をお勧めします。
ピアノは大変デリケートな作りになっていますので
調律師は、新人よりも、実績台数5千台以上のベテランを選んでください。
それは、最も大事なチューニングピンのトルクを痛める危険があるからです。
ピンのトルクとは、弦を巻き付けているピンの硬さで調律の保持率を得る唯一のものです。
通常調律時間は大体60分ほどですが、調律時間が長いほど丁寧ではなく、
大切なピンをこね回しトルクを壊されてる場合が多いからです。
トルクが緩くなってしまうと、せっかく調律してもすぐ下がってしまいます。
出来れば仕事の実績ある調律師さんが安心できると思います。
選び方として、著名コンサートホールでは、調律師にプロフィル提出義務があります。
名刺だけでなく、技術者プロフィルを名刺代わりに頂く事も出来ます。
ちなみに私は、名刺ではなく、すべてプロフィルを差し上げています。
又、ホール関係は調律だけでなく、精度の高い保守点検もお願いされています。
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この回答の相談
ピアノを購入してすぐに調律しましたが、半年ほど経過して、高い音の音程が気になってきました。1年くらいが目安なのでしょうか?気になったタイミングで調律すべきなのでしょうか?調律に適した季… [続きを読む]
All About ProFileさん
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