対象:心と体の不調
シェシャドゥリ(福田)育子
メンタルヘルスコンサルタント
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EMDRセラピーをお勧めします
はじめまして、メンタルヘルスコンサルタントの福田育子と申します。
2010年4月に新入社員として本社のある部署に勤務した青年Aさんのうつ症状から来る退職を止めることが出来た最近の例をご紹介します。
ご家族からAさんが仕事、職場環境に慣れることが出来ないままつらい状況であることを数ヶ月前から伺っていました。
最近ご家族から私にメールが入りました。
「とうとう会社に行けなくなりました。」
「すぐAさんを連れて来て下さい。」
と返信し、Aさんと入社以来のお話を聞き、EMDRセラピーの説明をしました。
※EMDRセラピーについては 次のページをご覧頂けますか?
http://profile.allabout.co.jp/pf/ikuko-kosodate/c/c-38145/
AさんがEMDRセラピーを受けることを決意されましたので 入社して初めて難しさを感じた、あるいはいつも思い出す場面を伺いました。入社後1ヶ月目の記憶がありました。
その記憶、体の感覚、感情ともう一つ体のどこに違和感があるかの二つのイメージにEMDRセラピーを行いました。お話と二つのイメージに加えて ご本人の持っておられる資質を強化するもの、安全な場所と感じておられるイメージの過程で 休憩をはさみ4時間継続で行いました。
結果は 翌日からAさんは一日も休むことなく仕事に行っておられます。
ご家族は
「つきものが落ちたよう。前とは表情が全く違う。」
とおっしゃっています。
ご本人は
「あの日が人生の分かれ目だった。あの時にEMDRを受けなかったら引きこもりになっていた。」
とおっしゃっているそうです。
私は 不登校、引きこもり、会社へ行けない等、一度休んでしまうと長期化する例を多く見て来ました。
その為、Aさんのご家族に「すぐ連れて来て欲しい。」と強く勧めました。
※制限文字数を超えてしまいました。
続きを 回答補足に書かせて頂きます。
補足
EMDRセラピーは脳の記憶に直接刺激を与えます。刺激には眼球運動、タッピング、バイブレーションなどの選択肢があります。Aさんの場合は バイブレーションを使いました。
「出来ないこと、分からないことに対する気持ちの切り替えが出来、最大限の努力はする、能力を超えることに対しては 自分を責めることなく、受け入れることが出来るようになった。」
とのことです。
嘔吐、震え、不眠、気分の落ち込み、泣くなどの身体症状が半年以上あり、それでも会社に行っていたとのことでした。
EMDRセラピーの効果はAさんのご家族が既に体験されていたのですが Aさんのあまりの変わりように
「きつねにつままれたような気持ち・・・自分でもやってもらってるのにもかかわらず・・・。すごい!!!」
との感想を頂きました。
選択肢の一つとして ご検討されてはいかがでしょうか。
お大事になさってくださいませ。
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