対象:財務・資金調達
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キャッシュフロー計算書の作成方法について
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taputapu0208様
はじめまして、税理士の及川と申します。
ご質問に回答いたします。
キャッシュフロー計算書(以下、CF)の作成方法については、二通りあります。
taputapu0208様が今勉強されているのは、間接法という作成方法です。
間接法は、貸借対照表と損益計算書からCFを作る方法です。
とても難しい作成方法です。
そこで、直接法という作成方法でつくってみてください。
以下、簡単に示すと
・売上の入金
・原価の支払
・人件費の支払(社会保険・源泉所得税を含む)
・経費の支払
・固定資産・有価証券などの購入
・固定資産・有価証券などの売却
・新規借入金
・借入金の返済
・上記合計(現預金の増減)
この項目の入出金を通帳・元帳から数字を拾って作成してみてください。
一ヶ月単位でCFを作るのなら、月初の現預金と月末の現預金との差額が、・上記合計(現預金の増減)になるはずです。
私がCFをはじめて作る方に教えるのは、通帳だけみて、上記項目ごとに集計してもらうことです。是非、やってみてください。
参考にして頂けたら幸いです。
補足
間接法について簡単に説明いたします。
・売上の入金・・・売掛金の増減
・原価の支払・・・買掛金の増減
・人件費の支払・・・未払人件費の増減
・経費の支払・・・未払金の増減
となります。
直接法がお金の流れ(フローの視点)から作るもので、
間接法はお金をもらう権利・支払う義務(ストックの視点)から作るものです。
ストックの視点から、お金の流れ(フロー)をみるので難しくなります。
評価・お礼
taputapu0208 さん
2011/02/17 20:11本当にありがとうございました。さっそく作成してみます。難しく考えすぎていた気がします。経理の仕事をしながら、CFを作成しようとしているので、時間との闘いでしたが、これで、進む気がします。本当にありがとうございました。
回答専門家
- 及川 浩次郎
- ( 神奈川県 / 税理士 )
- 株式会社スリーアローズ 代表取締役
税理士として、FPとして、経営計画と生活設計を複合的にサポート
お客様が目標を達成されたときの満足感、不安を解消されたときの安堵感を、ともにすることが使命。FPとしてのスキルも活かし、税金のみならず「お金」の専門家として、未来に軸足を置いたコンサルティングに注力。事業も個人もトータルにサポートいたします。
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この回答の相談
最近キャッシュフローについて勉強を初めているのですが、当期純利益に減価償却費をプラスするまでは、理解できたのですが、その後の部分が今一歩理解できません。現金や預金の入り払い… [続きを読む]
taputapu0208さん (北海道/41歳/女性)
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