対象:年金・社会保険
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2か所の職場をかけもちすることにつきまして
はじめまして。
「さくらシティオフィス / 行政書士 松本仁孝事務所」
ファイナンシャル・プランナー CFP®認定者の松本です。
気づいた点につきまして、書かせていただきたいと思います。
今の職場をお辞めになる意思がなく、
新たに就かれるお仕事の内容が、
将来的に携わりたいとお考えの職種である。
これらの事を、長期的な視点をもって考えていくと、
どうなるのかについて、お伝えしたほうがいいように思いました。
私は、あなたのようなご事情の場合には、
「外れてください。」と、お伝えしています。
確かに、社会保険料や所得税、住民税の観点から見れば、
180万円の年収は、金銭面では損をするように考えられます。
しかし、被扶養者から被保険者になることによって、メリットも生じます。
あなたが病気やけがをして働けなくなった際に、
「傷病手当金」という所得補償を受けることができますし、
厚生年金の被保険者になることによって、
将来、受け取ることができる年金額が増えることのみならず、
死亡や障害などのように、万が一のための保障もあります。
民間の保険商品を購入するのと同じような形で、
それぞれのリスクに備えられることになります。
何よりも、大きなメリット。
それは、将来的に、あなたが携わりたい業務に就くことによって、
その業務についてのキャリアが形成されることです。
しかも、給料をいただきながら、
キャリアを積み増していけるのですから、
今後のあなたにとって、大きなアドバンテージになると考えています。
あなたの将来を見据えて、考えてみても、
130万円未満の被扶養者から外れたことによって、
手取りベースでは、手にする金銭が少ししか増えないとしても、
将来、希望されている職種に就いて、学ばれるほうが、
有意義ではないかと考えているところです。
あなたが悩まれる事は理解しています。
雇用情勢が厳しき折です。
そのような時に、かけもちでやった業務を、
アピールする材料に加えることもできるように思います。
私の見解は、扶養から外れられても、
その見返りのほうが大きいように思いましたので、
扶養から外れられてもいいと結論づけました。
少しでも、参考にしていただければ、幸いです。
「さくらシティオフィス / 行政書士 松本仁孝事務所」
CFP®認定者 松本 仁孝
回答専門家
- 松本 仁孝
- ( 大阪府 / 行政書士 )
- さくらシティオフィス / 行政書士 松本仁孝事務所 代表者
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