対象:住宅設備
森岡 篤
建築家
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遮光目的により
Accさんこんにちは
パルティータ建築工房の森岡と申します。
多目的会議室等でプロジェクタで映画を上映するような場合、遮光カーテンや遮光ブラインドを使います。
遮光カーテンは、カーテンボックスを設け、カーテンの重なり代を大きくします。
一般のブラインドは、スラット自体はアルミ製で光を通しませんが、スラット連結のヒモを通すため孔が空いていますが、遮光ブラインドは孔がなく、左右両端にボックス状のガイドで光漏れを防いでいます。
しかしいずれも遮光は完璧でなく、少しは光が漏れるのですが、上記のような目的では、この程度で十分と思われます。
一方、写真現像の暗室の場合、僅かな光でも感光してしまうので、これらでは不足で、さらに完璧な遮光が必要です。
引き違いサッシはそこそこ気密性もあるので、サッシの各障子を、遮光シートでテープで目張りして貼れば、かなりの遮光は期待できると思います。
このレベルの遮光では、換気扇や通気口からの光や、内部扉下部すきまも問題となり、処理が必要になるかもしれません。
換気には、くれぐれもお気を付け下さい。
参考にしていただけたら幸です。
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この回答の相談
部屋を真っ暗(地下のような)にしたいのですが、雨戸、シャッター等はありませんし、カーテン、ブラインドでは隙間から光が漏れてしまいます…
何かいい方法はありませんか?
(今のところ、‘ガラスに貼るフィルムを黒く塗ってから貼る’くらいしか思いつきません)
Accさん (東京都/22歳/男性)
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