対象:住宅設計・構造
佐藤秀海
建築家
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無難な家を目指してください
家相にはいくつもの流儀や流派がありますし、また、時代と共に進化する学問でもあるので、すべて取り入れるとなると大変です。おっしゃるようにポイントを絞って家相を取り入れてほしいと思います。
大切にしてほしいポイントは、家の構え(形)・玄関・ガスレンジ(火気)・トイレや浴室(水まわり)などです。
家相の基本は、建物の形を長方形など無難な構えとし、誰にとっても危険な鬼門方位とその家に住むご家族の十二支方位に玄関や火気・水まわりを配置しないということなので、工夫をすればたいていの条件内で無難な家づくりが可能です。
私は、家相に特化した建築設計を実践していますが、吉相の家というよりも無難な家を目指すことで、家相だけではなく使い勝手にも支障がないプランを提案しています。
建築業界には、家相を気にすると家が建たないという意見もありますが、そんなことはないので安心してください。
また、家相の智恵と建築の知識をバランスよく取り入れることも大切なので、家相の迷信めいた部分を削除することも必要です。江戸時代の家相学で現代の家を観ても意味はありません。
家相の中身を精査して、無難な家を建ててください。
家相建築設計事務所 佐藤秀海
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この回答の相談
この度、今住んでいる自宅の敷地内に別棟で新築する事になりました。
そこで家相について質問です。
今の所、設計図面では鬼門(北東)に玄関があります。
最初はあまり気にしていませんでし… [続きを読む]
ttdnmlnさん (茨城県/35歳/女性)
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