対象:マッサージ・手技療法
膝関節内側側副靭帯損傷による合併症
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はじめまして、たっきぃさんご質問ありがとうございます。
さて内側側副靭帯損傷(以下MCL)の直後は損傷レベルにもよりますが、早期からのアイシングは正解です。
病院で全治3~4週間という診断から考察すると部分断裂による中度の損傷が考えられ、関節内血腫また関節動揺性も認められる可能性があります。
また、MCLは前十字靭帯損傷や関節半月も合併損傷することも多いので、腫脹と疼痛が軽減した後の経過次第では再度、精査をお勧めいたします。
よって、どのタイミングで温めるか否かも回復には重要ですが早期復帰をしたいのであれば
いま優先順位は固定法と精査による確定診断が無難であると考察いたします。
なお筋損傷や靭帯損傷などは骨折と違って、解剖生理学的に損傷前と同じ再生状態にするのは以外とたいへんです。プロスポーツ選手でも致命傷になりかねない場合もあります。
ですので、焦るお気持ちは重々理解できますが、再損傷や慢性化、また将来、関節変性に移行させないためにもいまの段階は関節運動を加えないアイソメトリックな運動療法を行うことが重要な時期と思います。
評価・お礼
たっきぃ さん
2010/10/14 01:42
ご回答頂きまして、ありがとうございます。
私自身も個人での治療、リハビリだけでは不十分であることは自覚しております。
その中で、できる範囲での方法を教えて頂きたかったです。
方法が「ない」のであれば「ない」でもいいです。
現役は引退をし、社会人サッカーですので、仕事をどうしても優先させないといけない環境ですので・・・。
回答専門家
- 岩崎 治之
- ( 東京都 / 柔道整復師 )
- いわさき痛みの整骨院 院長
痛みとストレスをテーマに心と身体にやさしい治療をめざします
わたしは物理工学の分野である「波長」や「周波数」「共鳴振動」を治療技術に応用し、複合ストレス=「氣」の停滞が原因とされる未病(微小循環障害または末梢血行障害)に対してQOLを重視した全人的かつ人間主義の統合的治療を展開しています。
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