対象:住宅設計・構造
石川 嘉和
建築家
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フラット35などを借りる時の住宅金融普及協会の仕様書では?
邑都(ゆうと)設計工房の石川と申します。
『枠組壁工法住宅工事仕様書』といいますと、一般的によく使われているのは(財)住宅金融普及協会(旧住宅金融公庫)発行のものです。今回の物件はフラット35などを利用されているのではないですか?フラット35などの住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)の住宅ローンを利用するときは配置図、平面図、立面図等の設計図面の他に仕様書を契約図書として添付しなければならないのですが、その仕様書として用意されているのが住宅金融支援機構監修・住宅金融普及協会発行の『枠組壁工法住宅工事仕様書』でこれは2×4構法で作られる住宅に使用されます。
そういう訳で必要書類として仕様書を添付しなければならないのですが、必ずしもこの仕様書(住宅金融普及協会)を使う必要はなく、住宅金融支援機構の定めた基準を盛り込んだ独自の仕様書をつけてもいいのです。ただこの仕様書は網羅的に記載されていますし解説も比較的充実しているのでこれをつけることが多いと思います。
これ以外に、在来構法用の『木造住宅工事仕様書』、鉄筋コンクリートや鉄骨造用の『鉄筋・鉄骨住宅工事仕様書』など構法ごとの仕様書があります。
邑都設計工房
http://www.yu-to.jp/
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この回答の相談
先日、建売戸建の契約を行いました。
その時、枠組壁工法住宅工事共通仕様書というものをいただきました。
中身を見てもよくわからないのですが、この枠組壁工法住宅工事共通仕様書って何なのでしょうか?
契約した建売戸建の仕様が書かれている書類なのでしょうか?
すみませんが教えてください。
やたぞうさん (埼玉県/34歳/男性)
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