「終の棲家」の設計 - 齋藤 進一 - 専門家プロファイル

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対象:住宅設計・構造

「終の棲家」の設計

2021/09/07 00:15

(過去ログへの回答)
「終の棲家」の設計は、住まい手の五感や生活習慣の違いなど様々な要因を確認し、設計に落とし込むことが重要になります。

高齢になると日中はリビングに居るだけでなく体調が悪い日は居室(寝室)で過ごす時間も長くなります。

また、自分の居室を「寝る」だけと考えた場合は、採光よりも壁面積が広く断熱性を上げたほうが良い場合もあり、逆に景観を愉しんだり作業もされる場合は採光に拘ることが大切です。

高齢者の住まいは平屋が理想とされますが、首都圏においては土地の面積の関係から複層階が主流になるので、建て替え設計時は「エレベーターの導入」ありきで費用を考え、各階を有効利用できる住まいづくりがニューノーマルな設計になると感じています。

車椅子使用の場合、エレベーター使用により複層階での移動も可能になりますが、上階からの避難(救助)ルートも考慮しておくと安心です。

最近は、災害時において避難場所へ行くのではなく、建物倒壊の恐れが無ければ「自宅内避難」(上階で過ごす)の選択肢が高齢者や障がい者にとって有効なので、太陽光発電プラス蓄電池を導入しライフラインを確保する考え方が主流になりつつあります。

これから終の棲家を建てられる方のご参考にもなれば幸いです。

障がい者
終の棲家
車椅子
蓄電池
太陽光発電

回答専門家

齋藤 進一
齋藤 進一
( 埼玉県 / 建築家 )
やすらぎ介護福祉設計 代表
048-935-4350
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この回答の相談

採光の悪い部屋

住宅・不動産 住宅設計・構造 2010/09/07 03:08

80歳の父と70歳の母が、終の住処となるであろう、一軒家をたてており、現在はあと壁紙と庭を残すところまでとなりました。今日ご相談願いたいのは、一階の父と母の寝室です。たっての願いで、隣同士、別々の部屋… [続きを読む]

kmchanさん (神奈川県/47歳/女性)

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