対象:家計・ライフプラン
回答数: 2件
回答数: 1件
回答数: 1件
吉野 充巨
ファイナンシャルプランナー
-
将来計画の作成をお勧めします
- (
- 5.0
- )
esucha 様
初めまして、ライフ・プランと資産運用を支援するオフィス マイ エフ・ピーの吉野充巨です。
現在の貯蓄額が1億円を超えていますので、余裕があるのではないかと考えますが、
将来を見通した、資産運用に欠かせないのが、ご家族の夢や希望を実現するためのファイナンシャルプランニングです。
家計はとてもシンプルな構造です。
1.収入 - 2.支出 + 3.( 資産×運用利率) = 4.貯蓄(年間の増・減)
で表されます。
特に、支出は生活費が大きく、そのほか学資や保険料等の費用を捉えることが必要になります。その前提で資産の運用が決まります。
従いまして、ご夫婦でお話し合いをされて、下記のような将来計画の作成をお勧めします。
将来の夢や希望をご家族のイベント例えば、進学、車・住宅の購入、レジャーや趣味と費用とともに記載するイベント表の作成。
イベント表の作成について
http://profile.allabout.co.jp/pf/officemyfp/c/c-16087/
収入・支出そして貯蓄額の年度推移を記入するキャッシュフロー表です。
キャッシュフロー表の作成
http://profile.allabout.co.jp/pf/officemyfp/c/c-16088/
キャッシュフロー表を作成しますと資金の必要量が分かりますから、資産の運用利率が捕らえられます。(年何パーセントで運用すると資産の枯渇が無いのかを確認します)
なお、ソフトを使えば、その運用利率に合せて、資産配分(アセットアロケーション)が決まり、リスクも計測できますから、esucha 様のリスク許容度に沿っているかを確認します。
ご自分達の保有する資産を確認するバランスシートです。
バランスシートの作成
http://profile.allabout.co.jp/pf/officemyfp/c/c-16089/
これらの表を作成しますと、家計の全体像と将来像が把握でき、夢や希望を実現するための、貯蓄目標も明確になります。
補足
費用のうち、教育費に関して数値を述べます。
文科省の学習費調査によれば、3歳から幼稚園に通い、高校までの15年間を私立に通学すると、約1,663万円かかります。内訳は幼稚園163万円、小学校836万円、中学371万円、高校293万円。
大学の授業料は、国立の場合H21年は標準授業料535,800円、入学金は282,000円です。
私立大学の学習費は2005年のデータで、初年度が文系114万円、理系148万円でした。資金のものは、「大学 授業料」にて検索ください。
住宅の購入はフラット35の発表データに寄れば首都圏平均で約3,450万円ですが、地域により変化します。
また、住宅購入後は、修繕等のメンテナンスで40年間で約1000万円~1200万円かかります。
老後資金は総務省家計調査H21によれば、65歳以上の高齢世帯の収入が226,043円、支出額275,430円、差額の49,388円が不足額ですから、年間約60万円の不足になります。標準的な家計で30年過ごすには1800万円が必要になり、これにどの程度のプラスを考えるかで、老後資金も変化します。
保険は、もしもの際に公的な遺族年金、志望退職金、貯蓄と残された者がお仕事について不足する額が必要額です。従いまして収入がご夫婦に有るので、ご夫婦夫々が入るのが基本ですが、多額のものは必要ありません。そして
以上ですが、是非ご自分で一度作成にチャレンジください。
その上で、専門家によるライフプランの作成が必要でしたらメールでのご相談を承ります。
http://www.officemyfp.com/
FP相談の流れ
http://www.officemyfp.com/soudanflow.htm
評価・お礼
esucha さん
ご丁寧なご回答をありがとうございました。
各種表の作成の仕方、とても参考になりました。
しっかり腰をすえて考えたり計算したりしなくてはならないようなので、週末にじっくり考えてみようと思います。
今までこういうものを作成するということさえ考え付かなかったので、目から鱗な気持ちです。
また、教育費、住居費、老後資金についても、具体的な数字を挙げてくださり、本当にとても参考になりました。
本当にありがとうございました。
また疑問点がありましたら質問させていただくこともあるかと思いますが、またその際にはよろしくお願いいたします。
(現在のポイント:-pt)
この回答の相談
このQ&Aの回答
このQ&Aに類似したQ&A