対象:商品企画・開発
回答数: 7件
回答数: 6件
回答数: 5件
久保 憲二
マーケティングプランナー
1
適正価格の評価
ご質問の内容では詳細はわかりませんが、少し考え方を述べさせていただきます。
適正価格を考える場合には、1)市場の平均的な価格との乖離(相対的な価格) 2)消費者側のその商品、サービスに対する価格感(絶対的な価格)という両面があると思います。
御社の商品がまったく市場にない新しいものであれば、絶対的な価格感からの評価になりますが、これは、その商品の説明、プレゼンテーションによってどの程度、消費者側の価格感を引き上げられたかによって、影響されます。また、評価した消費者自身が本来ターゲットとしてい層にどれほど近いかにもよりますね。
評価精度を上げるためには、1次調査で商品のコンセプトを呈示し、その評価層に絞って価格評価をとることが必要だと思います。
また、商品をプレゼンするにしても、十分にその商品の魅力を伝えられるような仕組みが費用ではないでしょうか。
それと、消費者は全体的に「高い」と回答する傾向はありますから、質問の仕方として「これ以上は高くて払えない」というような上限価格として質問することも必要です。
また、「高い」という評価であったとしても、「ではどういう機能があればいいか」、「どういうデザインであればその価格でも納得できるのか」などを確認すれば、どの内容について高いと感じられているのかを推定できると思います。
競合品との相対的な価格差で評価されているのではあれば、商品の性能、機能などの詳細に比較した上で、価格に対して影響力の強い項目を探し出して、そこを重点的に改善してはいかがでしょうか。
(現在のポイント:1pt)
この回答の相談
先日、自社商品の購入者と未購入者の座談会を実施しました。
その会でどちらのグループからも「高い」との意見が多くありました。
最適な価格の設定を知りたいのですが、どのようにしたら良いでしょうか。
※この質問は、ユーザーの方から事前にいただいたものを、専門家プロファイル が編集して掲載しています。
All About ProFileさん
このQ&Aの回答
このQ&Aに類似したQ&A