天然酵母の起こし方

こんにちは。不破美穂子です。

私も子供が生まれ、その子がアレルギー体質だったので、天然酵母のパン作りをはじめました。
最初は、とても時間のかかるパンで、焼きあげるまでに何十時間かかるんだろう？と時間をカウントするのが嫌でした。

そんなとき、四国にあるpaysanというパン屋さんとの出会いがありました。

始めて一口食べたとき、なんて香ばしいの～～？？思わず、paysanさんに、お礼のメールを書いていました。
私が天然酵母作りに目覚めたのは、それからです。

パン作りは、時間がかかりますね。天然酵母は、イーストパン（約２時間～２４時間）に比べるともっと沢山の時間（私は、約１週間）を使います。作る時間もかなり違ってきますが、味もまた、全然別ものです。そして、起こす種によっても味も異なってきます。いろいろな果実や、穀物から酵母を起こして、ご自分のお好きな味を見つけるのも良いですね。

私のお教室での天然酵母レッスンの流れをお知らせいたしますので、参考になさって、お教室探しをしてみてはいかがでしょうか？

Ａコース　種起こしからはじめます。ご自分の種を作っていただきます。種おこしから約一週間後にパンが焼きあがります。


種を起こす1日～5日後（育てる果実、穀物による）画像１→　初種の完成　→　仕上げ種を作る
→　本生地（パンになる生地）→　パン焼きあげ画像２に使う。

この工程を生徒さん一人ひとりご自身で行っていただきます。レッスンを欠席されるときは、私が責任をもって育てていきます。


Ｂコース　種おこしは、行いません。私の育てている種を使ってパンを焼きます。
こちらのコースは、Ａコースの本生地をつくるところから始めます。

私のところに来てくださる生徒さんは、電気オーブンでもあの甘い独特の香りと味のするパンを作っています。

お子様のペースに合わせて、ゆっくりゆっくり酵母を育ててみてはいかがでしょうか？
イーストパンも天然酵母パンも温度管理は大事です。しかし、もっと大事なことは、パンを作る楽しみ、食べる楽しみ、パンを愛する気持ちを忘れなければ、必ず自分の納得のいくパンが作れます。

がんばりましょう！！