対象:不動産投資・物件管理
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補足的な意見を・・・
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youteiさん、はじめまして。マンション管理士の峰平と申します。
先の専門家の先生が具体的にアドバイスをしていらっしゃいますので、私からは分譲マンションの将来という観点に絞ってお話させて頂ければと思います。
私のまわりの知人にもワンルームマンションに投資している方が多くいらっしゃいますが、皆さんよく言われるのが「マンションの維持費が思った以上にかかる」ということです。
分譲マンションは区分所有者全員で建物の維持修繕を進めていきます。もちろんワンルームマンションも同じなのですが、区分所有者がマンションに住んでいない(マンション所在地から離れたところに住んでいる)ケースがほとんどなので、実際は区分所有者に代わって管理会社が日常の維持管理を賄っています。
ここで問題になるのが分譲当初の修繕積立金の設定金額があまりにも安価すぎるマンションが多いということです。これは分譲主(売主)が先々の建物にかかる修繕費用を考慮せず、単純に売りやすくするために毎月の修繕積立金を安価設定にするのです。
以前は修繕積立金が管理費の10%というマンションが多くありました。この金額設定は実は何の根拠もない話なのです。年数が経ってくるとどのマンションでも建物の修繕工事を行う必要があり、大抵のマンションで修繕費用が足らず(分譲当初の設定された修繕積立金のままでは工事費用が賄えないということ)、やむを得ず修繕積立金を改定(値上げ)するという話が多いようです。
特に築12年~15年位で建物の外壁補修・防水工事・鉄部塗装などを足場を組んでまとめて行う大規模修繕工事が行われることが多く、多額の修繕費用がかかります。
その時にそれまで積み立ててきた修繕積立金が足らなかったりすると、値上げや場合によっては一時金の徴収という話が出てきます。
よって現状毎月払っている管理費・修繕積立金の額が将来に渡ってそのままというのは難しいと思います。
購入時に配布されていると思いますが、長期修繕計画書(向こう30年間程度の建物に係る修繕費用の概算額とマンション全体での資金計画が記されたものです。)を一度確認されて、自分のマンションはこの先どうなのかをお考えになられることも大事なのではないでしょうか。
以上、ご参考になれば幸いです。
評価・お礼
youtei さん
早速確認してみたいと思います。ありがとうございます。
回答専門家
- 峰平 宣明
- ( 神奈川県 / マンション管理士 )
- 峰平マンション管理士事務所 マンション管理士
目先の利益を追わず、困っている人に徹することを第一とする。
まだまだマンション管理士の認知度が低いので、広く普及していくよう、仕事はなるべく安価で請け負わせて頂いています。また専門家ぶらずにわかり易い言葉での説明を心掛けています。
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この回答の相談
わたしは35歳の会社員です。年収は700万円です。結婚して妻がいます。
平成13年に新築ワンルームマンションの不動産投資を1室。平成16年に1室、それぞれ東京の文京区、渋谷区に購入しまし… [続きを読む]
youteiさん (大阪府/34歳/男性)
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