
辻 和彦
税理士
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手取り額は130万円のほうが多くなると思います
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はじめまして、税理士の辻です。
ご質問の内容だけでは断定できませんが、まずアルバイト等による給与収入が103万円を超えた場合、次のような問題が発生します。
1 ayano0308さんに所得税や住民税がかかります
金額的には給与130万円で、所得税と住民税合わせて約4万5千円
2 ayano0308さんの親の所得税を計算する上で「扶養控除(38万円)」が受けられない。
これによる金額的な違いは、親の所得によりますが、平均的なサラリーマンであれば税率は10%から20%ですので、3万8千円から7万6千円ぐらいになります。
次に、130万円を超えた場合、上記に加えて次の問題が発生します。
3 親の健康保険の被扶養者から外れ自分で健康保険に加入しなければならない。
4 親が会社から家族手当等の支給を受けている場合、その支給がなくなる。
以上のような問題がありますので、手続き等の煩わしさを含め判断してください。
評価・お礼

ayano0308 さん
ご回答ありがとうございます。
大変勉強になりました。これからいろいろ金銭的に大変なので
所得には気をつけていこうと思います!
ありがとうございました。
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この回答の相談
現在、親の扶養にはいっています。
扶養から外れないために、
できれば130万円ぎりぎりまで働いて多く稼ぎたいのですが、
103万円を超えると税金がかかってしまうと思います。
結局103万円に抑えるのと130万円超えない範囲で働くのとどちらが金銭的によいのでしょうか。
ayano0308さん (東京都/24歳/女性)
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