対象:住宅資金・住宅ローン
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小澤 智恵
ファイナンシャルプランナー
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こんな考え方もあります
愛知県でファイナンシャルプランナー&モーゲージプランナーをしております小澤と申します。
ご質問の件ですが、minnchi様の場合、将来の支払い額上昇に対するリスクを軽減できる、一部繰り上げが出来そうですし、変動金利でも大丈夫かと思われます。
また、ご質問内容とは異なりますが、収入が減った場合のリスクに備え、思いきって35年借り入れをし、繰り上げ返済をどんどん行っていただいてもよろしいかと思います。
元金均等返済は返済総額を抑えるという意味でご利用されたいのでしょうか。当初の返済に無理がなければ、とてもよいお考えだと思います。
現在、市場の変動金利の実行金利には、0.975%というものがあります。また、当初10年間は住宅取得控除もあります。
仮に、前述の方にもありますように、0.975%で借入できることになりますと、単純計算になりますが、当初10年間で現在の金利が継続する間は、金利を払っていない計算になります。
また、将来の収入減に対するリスク回避としては、当初35年借り入れをしておくというのは悪いことではありません。もちろん、利息を余分に支払うことにはなりますが。
また、返済額が現在可能な借入期間の短いものを借入された際は、一部繰り上げを行う際、返済額軽減型を選ばれてもいいかもしれませんね。
一部繰り上げは、期間短縮を選ばれる方が多いのですが、将来借り換えを行う場合には、基本的に残年数でしか借り換えはできません。収入減に対するリスク回避で借り換えを行う場合があるとしたら、そういう意味では、返済額軽減型を選択されてもいいと思います。減った差額を更に一部繰り上げ資金に充当されれば、両者の効果はさほど変わらないと考えられるからです。
一部繰り上げは、可能な限り早め早めに行うことにより、軽減効果も大きくなります。しかし、今は低金利ですし、住宅取得控除がある当初10年間の借入金利マイナス1(1.2)%していただいて、それ以上の運用が可能であれば、あえて繰り上げ返済せずに資産として置いておかれてもいいと思います。
例えば、
1.175%で借入をし、1%の取得控除があるとすると、0.175%以上で運用できれば一部繰り上げをせずに、運用率より支払い金利の方が上になった時に一部繰り上げをされてもいいと思われます。
以上、参考になれば幸いです。
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この回答の相談
住宅ローンの組み方を悩んでいます。
現在の我が家の状況は次のような感じです。
○主人の年齢:37歳
主人の年収は約800万
毎月返済可能な金額:12~13万円
ボーナス時の返済は考えていま… [続きを読む]
minnchiさん (兵庫県/40歳/女性)
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