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人事労務・組織 の専門家が生活やビジネスに役立つコラムを発信 (12ページ目)

人事労務・組織 に関する コラム 一覧

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ビジネス書籍でインタビュー記事

ビジネス書籍でインタビュー記事  当コラムがきっかけで、ビジネス書籍にインタビュー記事が掲載されることになりました。    すごい飲み会−飲み会をビジネスチャンスに変える70の方法(西東社)  私に関する部分は数ページのインタビュー記事で、大したことを言っているわけでもありませんが、本の内容としては“飲み会をビジネスツールとして有効に活用する”というような今までと少し異なる視点でまとめられているビジネス書...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/08/04 00:00

企業モラルと社員のモチベーション

食品偽装、粉飾決算、日雇い派遣など、企業モラルを問われる事象が続いています。  企業経営は経済活動ですから、基本的には経済原則が最も優先順位の高い判断基準になります。経済原則とは極論すれば「収益にプラスかマイナスか」で、特に経営者は会社の全責任を負い、プレッシャーにさらされながら事業を継続して、利益をあげ続けなければなりません。ですからどうしても経済優先の判断に傾きがちです。この行き過ぎ...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/07/28 00:00

自己主張と自分勝手の差

 自分の意見をきちんと伝えることは重要なことです。日本人は自己主張が足りないなどと言われますし、組織で仕事をするためには、お互いの意見をぶつけながらより良い物を見つけ出していくことが、組織の生産性や効率をあげていくことに繋がり、チームワークを生み出します。しかし一方で、自分の意見に固執したり、強く主張しすぎると自分勝手といわれます。  この違いは何かと考えると、自己主張の中に相手側の視点...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/07/14 00:00

なぜ派遣や契約社員で不当な扱いが起こるのか

 最近、派遣や契約社員の不当な扱いについての質問を受けることがとても多いと感じます。それほどトラブルが多いということだと思います。  私は、もっぱら企業側で派遣社員などを受け入れる立場でした。来てもらっている人にはできるだけ働きやすい環境にしたい、分け隔て無くコミュニケーションを取るようにしたいと意識はしていましたが、今思えばやはり正社員とは違う感覚で接していたと思います。  一番大...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/07/07 00:00

経営センス

 主に中小企業での話ですが、いろいろな会社にうかがって社員からヒアリングなどをしていると、「うちの経営者はセンスが無いから」というフレーズを聞くことがよくあります。なぜそう思うのかを具体的に聞いていくと、大体は「こんなことがあったが、普通ならこうするでしょう」というような話です。社員の立場から見える範囲で考えれば確かに一理あるなと思うこともしばしばなのですが、はたしてそれは経営センスが無いからそう...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/06/30 00:00

(22)高年齢雇用継続給付の概要

■高年齢雇用継続給付の概要 再雇用後は、公的給付として前回お話いたしました在職老齢年金の他に、雇用保険から「高年齢雇用継続給付」が支給される場合があります。 この給付金は、その名の通り雇用を継続させるための給付(2つ)があります。 一つは、失業給付を受けずに雇用を継続する者に対して「高年齢雇用継続基本給付金」、もう一つは、失業給付を受けた後再就職をした者に対して支給...(続きを読む

小岩 和男
小岩 和男
(社会保険労務士)
公開日時:2008/06/23 15:06

“いいかげん”と“テキトー”

「いいかげんでテキトーな人」と言われれば、大概の人はあまりいい気持ちはしないと思います。  でもこれらの言葉を辞書で引くと“いいかげん”は“好い加減”でよい程度、適度という意味、“テキトー”は“適当”で目的や要求にぴったり合っている、ふさわしいことであると言う意味が一番初めに出てきます。  最近は、例えば格差社会であったり、勝ち組負け組であったり、過労死と失業だったり、企業でも業績至...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/06/23 00:00

病院の待合室で

 ある病院の待合室でのことです。  小学校低学年くらいの男の子が中を走り回って騒いでいます。母親らしき人は見てみぬふりなのか、携帯メールに夢中で何も言いません。  同じく待っていた初老の男性がその子を注意しました。「こういう所で騒いではダメだよ」  しかしその子が男性に向かって口走った言葉は「くそじじい」  母親らしき人はようやく気づき、ビックリして男性に謝り、その子を叱りつ...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/06/16 00:00

時間の損失を金額に直すと

 会議などをやるとほとんど定刻通りには始められないという会社、割と多いのではないでしょうか。遅刻とか手待ち時間とか、こんな時間の損失を単純にお金に換算すると、案外大きな金額であることに驚いたりします。  例えば月給22万5千円の人が月150時間稼動だとすると、時間当たり1500円になります。もっと分解して10分だと250円。5分だと125円になります。この人たちが10人集まる会議があった...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/06/02 00:00

“飲み会”も大事

 以前のコラムで“業務外のコミュニケーションを飲み会だけに頼ってはダメですよ”ということを書きました。 (関連コラム:業務外でのコミュニケーション=飲み会…?)  今回は、それでもやっぱり飲み会は大事だという話です。  ある会社の部長さんでしたが、その部下であるAさんの様子がおかしいと、他の部下Bさんから相談を受けたそうです。最近午後になると落ち着きを無くして仕事のミスも多い、一...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/05/12 00:00

「休みたいなら辞めればいい」発言

 ある社長さんが、「社員全員が休日返上で働く企業だから成長できるし給料も上がる。たっぷり休んで、結果的に会社が傾いて人員整理するのでは意味がない」と述べたとされ、これが「休みたいなら辞めればいい」発言として取り上げられて、いろいろな方面で物議があるようです。  私自身は社会に出てから現在に至るまで、もちろん忙しかった経験は多々ありますが、幸い当たり前のように休日返上を要求されたことも無く...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/05/05 00:00

尊敬できる上司

 ある先輩から聞いたお話です。  ある時自分の会社に、見るからにその筋かと言う人がクレームで怒鳴り込んできたそうです。どう応対して良いかわからず、恐怖心も手伝ってただオロオロしていたところ、その当時の上司が「君は良いから」と一言残して相手を別室へ連れて行き、小一時間後にクレーム相手は何も無かったように帰って行ったそうです。  先輩:「大丈夫でしたか?」  上司:「いやあ大し...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/04/28 00:00

やってみせ、言って聞かせて…

 “やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、褒めてやらねば、人は動かじ”とは、かの山本五十六元帥が、仕事を教えるにあたって指導者の心得を説いた言葉として有名です。リーダー、マネージャーといった人への研修でもよく引用される言葉です。しかし頭ではわかっていても本当に実践しようとするとなかなか難しい…。私などはそこまで根気が続かないというのが本音です。  4月から新入社員も入り、新たに人を指導...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/04/07 00:00

子供っぽい社員

 最近、“うちの社員はみんな子供っぽくて困る”という話をあちこちでされます。具体的なことを聞くと確かにそう思っても仕方ないことばかりです。  ではどうすれば良いのか。子供なのだから大人に育てるしかありませんが、“なぜそこまでしなければならないのか”という気持ちはどうしても残ります。そう感じる理由は二つあると思います。  一つは自分と血がつながった子供でないということ。自分の子な...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/03/24 00:00

組織作り−やはり基本は“信頼関係”

 先日NHKで放送された「プロフェッショナル 仕事の流儀」という番組で、プロサッカークラブのゼネラルマネージャーとして、前ジェフ千葉、現在フランス2部リーグのグルノーブルで活躍される祖母谷(うばがい)秀隆氏が取り上げられていました。(あのオシム前監督が倒れた時、家族からの連絡を受けてフランスから日本の知人を介して119番通報したという人です。)  祖母谷氏は「組織作りの基本は?」と問われ...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/03/10 00:00

社員10人までの総務の仕事がよくわかる本

社員10人までの総務の仕事がよくわかる本 タイトルの、書籍を出版いたしました。(昨年11月末) タイトルどおり、会社を設立したばかりの企業や小規模企業向けの総務の仕事がよく分かる本です。 総務の仕事は、その名の通り非常に多岐に亘ります。 営業以外は、全て総務ともいえます。 こうした職務は、小規模企業では経営者様が、ご自身で行われていることが多いですね。 ただ従業員が増えてきますと、社内環境の整備の重...(続きを読む

小岩 和男
小岩 和男
(社会保険労務士)
公開日時:2008/03/01 12:02

“従業員満足”をどう捉えるか

 “従業員満足(ES)”の重要性が言われ始めてから随分経ちますが、経営者の方々に従業員満足について説くと、「社員を甘やかす必要があるのか」という拒否反応を示す方がいます。言葉のイメージからそのように感じてしまうようです。    私はこのような時、「では甘やかせば社員は満足するのか」と問いかけるようにしています。拒否反応を示す方は大概真っ先に「満足されるような給料は払えない」などと言うのです...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/02/25 00:00

悪気が無い常識知らず

 以前ある方から伝え聞いた話です。  ある日の昼休み、その人が食事をして帰ってくると、入社したての新入社員たちが会社の入居しているビルの入り口で、地べたに座り込んでたむろしていたそうです。そこは他の会社の人たちも通る公共の場所。あまりの非常識にビックリしてすぐに注意したところ、相手の新入社員たちもビックリした顔をしてとにかく平謝り。後からも改めて謝りに来たそうです。  要するに...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/02/18 00:00

管理監督者と長時間労働

 先日、東京地裁で「マクドナルド店長は権限のある『管理監督者』(管理職)ではない」という判断が下され、未払い残業代の支払いを命じられたという話題がありました。俗に言う、“偽装管理監督者”の話は、多かれ少なかれほとんどの会社で問題になるのではないかと思います。実際に私がいた会社でも、厳密に言えば管理監督者ではないのだろうというケースは多々ありました。労基署の方に聞いたことがありますが、偽装管理監督者...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/02/11 00:00

仕事の成果を実感させるために

 自分の仕事が組織にどのように貢献しているのか、どんな価値があるのか、社会とどのように繋がっているのかということは、直接顧客と接していたり、自分たちが作った物が使われている場面に遭遇したりできる仕事内容ならまだしも、なかなか実感しづらい人が多いように思います。日々の仕事に追われているとなおさらです。  私が以前システム開発の仕事をしていた頃、おもてに見えづらい内容の物もあり、自分たちが開...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/01/28 00:00

リーダーの自覚を促す一例

 リーダーの重要性がよく言われます。組織をフラット化したりすれば、カバーする範囲の広いリーダーがたくさん必要になりますからなおさらです。しかしその重要性をリーダー本人が理解しているかといえば、そうでもないケースが多いように思います。肩書が変わっても日常の仕事の中身はほとんど変わらず、権限も実質ほとんど変わっていないか、変わっていても本人が認識できない程度のものだったりするからではないかと思います。...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/01/21 00:00

挨拶の意味を話すことで

 挨拶は大事だと常にたくさんの人が言います。でもなぜ大事なのかはなかなか説明できません。 「そんなの当たり前」、「人としての基本」などと言われるのがオチでしょう。多くの人は小さい頃から親に「きちんと挨拶しなさい」と言われながら育ち、無意識のうちにそういうものだとすり込まれてきたからなのだと思います。  私は新入社員を相手に礼儀などの話をする時、なぜ挨拶が必要で大事なのかを理屈として話...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/01/14 00:00

(19)再雇用後の在職老齢年金(続き)

■在職中で年金満額支給のケース 再雇用後、賃金が下がることで年金額が調整されることはお分かりいただけたことと思います。 これは、再雇用されて引き続き厚生年金の被保険者となっている場合のことです。 再雇用の条件で、一般従業員の概ね、4分の3未満の勤務時間・勤務日数にすることで厚生年金に加入する義務がなくなります。 これは再雇用時にパートタイマーやアルバイトな...(続きを読む

小岩 和男
小岩 和男
(社会保険労務士)
公開日時:2008/01/04 15:16

(18)再雇用後の在職老齢年金(続き)

■ 在職老齢年金の具体的計算方法 漠然と算定式を見ても、イメージが湧きませんので、具体例でみていきましょう。 ほとんどのケースは、表の網掛け部分だと考えられます。これを押さえておきましょう。 【在職老齢年金の計算例】 条件(例)昭和22年4月20日生まれの男性  年金額    1,200,000円  60歳時点の賃金 400,000円 60歳以後の賃金 2...(続きを読む

小岩 和男
小岩 和男
(社会保険労務士)
公開日時:2008/01/04 15:00

全体を知る事が“やる気”につながる

 新年明けましておめでとうございます。本年も引き続きよろしくお願いいたします。  年の初めというのは、今年の目標や計画、過ごし方など一年全体のことを考える時だと思います。これはとても大切なことです。全体を考え、知ることで自分がしていることの意義や意味を明確にすることができるからです。  これは仕事でも同じです。昔聞いた例え話ですが、ピラミッド建造の石材を運んでいる労働者に何をし...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2008/01/07 00:00

(17)再雇用後の在職老齢年金(続き)

見慣れない用語がでてきましたので、ご説明いたします。ここを確実に押さえておくことがポイントになります。 (※1)総報酬月額相当額=その月の標準報酬月額+その月以前12ヶ月間に受けた標準賞与額の総額×12分の1 (簡単に言うと、その月以前の年収を社会保険の算定方式によって、1月当たりに換算した額と思ってください) (※2)基本月額=年金額(加入年金額を除く)×12...(続きを読む

小岩 和男
小岩 和男
(社会保険労務士)
公開日時:2008/01/04 14:51

(16)再雇用後の在職老齢年金(続き)

(16)再雇用後の在職老齢年金(続き) (2)年金額 在職老齢年金は、60歳以上65歳未満(60歳代前半)と65歳以上70歳未満(60歳代後半)の2形態あります。この2つは算定する際の計算式が異なります。 今回のテーマは、60歳以降の賃金設計ですが、連載の趣旨が高年齢者雇用確保措置(65歳までの)に対応した設計ですので60歳代前半に絞って、ご説明いたします。(続きを読む

小岩 和男
小岩 和男
(社会保険労務士)
公開日時:2008/01/04 14:25

A&M通信~第1回 優しい会社と厳しい会社~

A&M通信~第1回 優しい会社と厳しい会社~  バブル崩壊後の1990年に自動車メーカの技術者から経営コンサルタントになって、早いもので20年が経ちます。この間、製造業を中心として中小、中堅、大手企業のコンサルティングに携わってきました。この中には大きく発展し、グローバルに成長した企業、現状維持の企業、現状を脱皮しようとして必死で改革に取り組んでいる企業等さまざまな企業があります。 私は企業も人と同じで一生があり、その生き様は一様ではなく、多...(続きを読む

中山 幹男
中山 幹男
(経営コンサルタント)
公開日時:2010/06/15 17:09

小さな会社の人事制度

現在10名ほどの会社の人事制度作りをお手伝いしています。先日の打ち合わせで社長が「社員は人事制度なんて興味がないのかと思っていたら、実はものすごく気にしていたことがわかった」と言っていました。社員に話しても反応が薄いのでそう思っていたとのことでしたが、何かの話の中で実は社員たちはこれから先自分の給料がどうなっていくのか、処遇がどうなっていくのかを不安や期待、どんなやり方をするのかなど、いろいろと思...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2007/12/17 00:00

部下力

 “部下力”という言葉を聞いたことがありますか?もう2年以上前に出版された本ですが『部下力−上司を動かす技術』吉田典生著(祥伝社刊)から出た言葉のようです。  “部下力”は上司、リーダーの指導力を引き出し、上司のやる気を支える力と定義され、卓越したリーダーシップの陰には必ず優れた“部下力”が存在すると書かれています。組織が出す結果に及ぼしているリーダーの影響力は、平均して20%にすぎず、逆にい...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2007/12/10 00:00

自己評価が高い人

  自己評価は高いが周囲から見るとそれほどではないという人に、時々出会う事があると思います。特に人事評価などを通じて、いろいろ経験されている方も多いのではないでしょうか。「本人に自覚してもらいたいが、なかなか納得しない」「納得させようとするとどんどん粗探しのようになってしまう、かといって言わない訳にはいかない」…。このような部下を持った上司は悩ましいと思います。     私も多くの人と接してき...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2007/12/03 00:00

業務外でのコミュニケーション=飲み会…?

 仕事仲間との業務を離れた付き合いについて、「仕事は仕事、プライベートはプライベート」という方もいますが、私はとても必要なことだと思っています。親交を深める意味だけでなく、そういう場があることで今までわからなかったその人の考え方がわかって以後のコミュニケーションが取りやすくなったり、仕事に影響しているプライベートの問題が発見できたりした事もあったからです。  ただ、以前ある会社のマネージ...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2007/11/26 00:00

15.厚生年金保険料(その1)

 給与明細書を見ると天引きされる金額が一際大きく目立つのが厚生年金保険料です。  保険料の算定の方法は、既にご紹介した健康保険料や介護保険料と同様に、標準報酬月額に保険料率を乗じることで求められます。現在の保険料率は、14.996%でこれを労使で折半します。  サラリーマンにとっては、会社が保険料を半額負担してくれて、受け取るときは全額年金額に反映されることになります。 ...(続きを読む

佐藤 広一
佐藤 広一
(社会保険労務士)
公開日時:2007/11/13 21:41

“シュガー社員”って言うんですね

 “シュガー社員”なる言葉が話題になっているそうで、そもそもネットで評判になって、「シュガー社員が会社を溶かす」(ブックマン社)も出版されたそうです。著書では、「バブル景気を甘受してきた親」、「ゆとり教育世代」、「ITによるコミュニケーション不全」、「能力主義による転職志向」の要素が合致した結果生まれた、「自己中心的で会社に甘える若手社員」を“シュガー社員”と名付けていて、 ・何かあると...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2007/11/19 00:00

14.介護保険料

 平成12年4月に介護保険制度が創設され、給与から新たに「介護保険料」が控除されることになりましたが、すべてのサラリーマンから天引きされるものではありません。  介護保険の被保険者は、第一号被保険者と第二号被保険者の2種類に区分されています。  第一号被保険者は65歳以上の人で、住所地の市区町村が保険料を徴収することになっており、主に老齢年金からあらかじめ控除されます。 ...(続きを読む

佐藤 広一
佐藤 広一
(社会保険労務士)
公開日時:2007/11/09 12:44

12.その他の各種手当

 前回まで解説してきた諸手当のほかにも、会社の実情に合わせてさまざまな手当を支払われていますので、ここで一旦、各種手当の性格を整理してみましょう。  そもそも「手当」というものは、基本給の補完的・弾力的な運用を可能にする役割を果たすものであって、仕事そのものの性質に伴って支払われる「職務関連手」、社員への福利厚生的な意味合いから支払われる「生活関連手当」、そして、人事管理上の必要性から支...(続きを読む

佐藤 広一
佐藤 広一
(社会保険労務士)
公開日時:2007/11/05 19:25

11.通勤手当

 通勤手当とは、従業員が通勤するのに必要な費用の一部または全部を会社が負担するもので、福利厚生の観点から実に多くの企業で支給されています。  支払方法としては、予め会社が定期券などを購入してから支給する現物給付や、通勤に必要な実費を支払う現金給付がありますが、毎月の給与と一緒に現金で支払っている会社が一般的です。  通勤手当には通勤手段ごとに1ヵ月あたりの非課税限度額が所得税法...(続きを読む

佐藤 広一
佐藤 広一
(社会保険労務士)
公開日時:2007/11/02 22:06

10.深夜労働と手当

 深夜労働とは、原則として午後10時から翌日の午前5時間まで(一部例外あり)に行われる労働をいい、深夜業は人間の有する1日単位のリズムに反して働くというその特性から健康へ影響を及ぼす可能性が高いとの指摘があり、深夜労働に対しては法律的にも様々な優遇措置が設けられています。  まず給与についていえば、労働基準法第37条第3項では、深夜労働に対して「通常の労働時間の賃金の2割5分以上の率で計...(続きを読む

佐藤 広一
佐藤 広一
(社会保険労務士)
公開日時:2007/11/01 12:38

9.休日労働と手当

 今回は「休日」の持つ意味のカラクリについてみていきます。  まず、会社が就業規則などで定めた休日には、法定休日と所定休日(法定外休日)の2つの考え方があります。  法定休日とは、労働基準法第35条に規定されている休日で、「使用者は労働者に対して、毎週少なくとも1回の休日を与えるか、4週間を通じて4日以上の休日を与えなければならない」と定められているものです。  一方...(続きを読む

佐藤 広一
佐藤 広一
(社会保険労務士)
公開日時:2007/10/29 14:51

(15)再雇用後の在職老齢年金(続き)

■在職老齢年金とは 厚生年金保険では、再雇用後在職中の場合、70歳になるまでは被保険者として保険料を給与天引きされることになっています。 また、保険料は天引きされますが、支払われる賃金の額(総報酬月額相当額)に応じて調整された年金額を受け取ることができます。 この年金のことを「在職老齢年金」といいます。 費用を負担しながら、給付も受けるという姿です。 ...(続きを読む

小岩 和男
小岩 和男
(社会保険労務士)
公開日時:2007/10/26 17:57

(14)再雇用後の在職老齢年金

前回の最後の小見出しで、再雇用後の収入について、「賃金と年金と雇用保険の給付金」の3本立設計のお話をさせていただきました。 再雇用後に賃金が下がった場合、その減少分を補うことができる公的給付(年金・雇用保険の給付金)は、その内容をしっかり把握し活用することで、企業・従業員両者にとって非常に大きなメリットをもたらしてくれます。 今回は、その中での再雇用後(引き続き在職中)の年金給...(続きを読む

小岩 和男
小岩 和男
(社会保険労務士)
公開日時:2007/10/26 17:49

8.残業時間と手当(その2)

 残業手当の算出には、「基本給+諸手当/1ヵ月あたりの平均所定労働時間×割増率=割増賃金時間単価」という計算式を用います。  しかし、これにはいくつかのルールがあります。  まず、計算式の分子に当たる、計算の基礎にとして参入しなければならない賃金ですが、基本給を初め、原則としてすべての手当が対象とされます。  しかし、家族手当、通勤手当、別居手当、子女教育手当、住宅手...(続きを読む

佐藤 広一
佐藤 広一
(社会保険労務士)
公開日時:2007/10/26 10:18

7.残業時間と手当(その1)

 給与明細書において、残業手当は勤怠項目との密接が深く、残業した時間に連動して金額が決定されるために、毎月の残業時間が変動すれば残業手当も必然的に増減します。  労基法では、使用者は労働者に休憩時間を除いて1日について8時間、1週間について40時間(一部の特例事業所は44時間)を超えて労働させてはならないとしています。これを法定労働時間といいます。  しかし、会社が過半数労働組...(続きを読む

佐藤 広一
佐藤 広一
(社会保険労務士)
公開日時:2007/10/25 12:12

6.役付手当

 一般的に社内でも中堅クラスと言われるようになると、課長や部長などといった肩書きが与えられ、一つの部署を任されて部下を持つようになります。    昇格して最初の給料日。給与明細書を見ると異変が起こっていることに気がつきます。「役付手当」という、見慣れないけれどもつい頬が緩むような手当項目が新規参入して昇格を再度実感する代わりに、残業手当や休日労働手当が記載されているはずの項目欄が「0」にな...(続きを読む

佐藤 広一
佐藤 広一
(社会保険労務士)
公開日時:2007/10/23 17:44

5.住宅手当

 日本企業の給与明細書には実に多くの手当項目が軒を連ねていますが、その多くは技能手当、資格手当、特殊勤務手当などのように、会社が社員に求める負荷に対して支払う「会社の都合による手当」であるといえます。  しかしそればかりではなく、「社員の事情を考慮した手当」もあります。その代表的なものの一つは前回お話した家族手当ですが、その他に住宅手当があります。  住宅手当は、寮や社宅のある...(続きを読む

佐藤 広一
佐藤 広一
(社会保険労務士)
公開日時:2007/10/22 20:02

4.家族手当

 家族手当は、一般的に社員の収入によって扶養されている同居の家族の人数などによって支給されるもので、企業によっては扶養手当や生活補助手当などというように呼ぶ場合もあります。  対象となる家族は、配偶者、子、本人の父母などに区分されていて、その範囲や金額はそれぞれ異なっているのが通例です。例えば、被扶養者となる配偶者の範囲は、所得税の控除対象配偶者の限度額内だったり、子については、18歳未...(続きを読む

佐藤 広一
佐藤 広一
(社会保険労務士)
公開日時:2007/10/19 06:43

2.基本給(その2)

 今回は「昇給」についてのお話です。    昇給は文字通り給料が上昇することですが、その上昇のさせ方は一般的にベースアップ(ベア)と定期昇給(定昇)から成り立っています。  ベースアップとは、経済や企業業績、インフレなどに合わせて賃金カーブそのものを上に移動させ賃金表を書き換えることをいうのに対して、定期昇給は、毎年一定の時期を決めてその企業の給与規程に定められた昇給制度に従って...(続きを読む

佐藤 広一
佐藤 広一
(社会保険労務士)
公開日時:2007/10/16 10:00

1.基本給(その1)

 給与明細書を開くとまず最初に目に飛び込んでくるのが「基本給」です。日本の賃金形態のほとんどが、「賃金=基本給+諸手当」という構図になっていて、その割合は概ね70:30程度と言われています。  さらに基本給は、一般的に「本人給+職能給」と区分されることが多く、本人給は年齢給・勤続給など属人的な意味合いの強いもので、一方の職能給は個々人の職務遂行能力に応じて査定が行われ決定されています。 ...(続きを読む

佐藤 広一
佐藤 広一
(社会保険労務士)
公開日時:2007/10/15 12:32

給与明細書は情報の宝庫

 誰もが手にする「給与明細書」―  実はこれ、労使ともに知っておきたい労働社会保険諸法令が数多く詰まっているだけではなく、日本という国が置かれている現状やどういった方向へ国が動いているのかを推察することができる、いわば情報の宝庫なのです。  給与明細書は大きく分けて、「支給項目」、「控除項目」、「勤怠項目」という3つのカテゴリーに分類されます。  支給項目は、基本給や...(続きを読む

佐藤 広一
佐藤 広一
(社会保険労務士)
公開日時:2007/10/10 11:33

合併で私が経験した事(3)−人がいなくなっていく…

 2度の合併経験でそれぞれ多少の違いはありますが、“合併が決まって発表されたとき”、“合併直後の半年から1年”、“合併から2、3年たってから” が人材流出のピークと思われる時期でした。時間とともに収束していくといえばそうですが、結構時間がたっても、合併での会社の変容を辞める理由に挙げる人がいました。合併、M&Aという事象は、どうも辞めようという気持ちを後押ししたり、引き金を引いてしまう部分があるよ...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2007/10/15 00:00

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