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人事労務・組織 の専門家が生活やビジネスに役立つコラムを発信 (10ページ目)

人事労務・組織 に関する コラム 一覧

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「朝令暮改」を歓迎する

  ある本を読んでいる中で、部下が上司の信頼を得る行動の一つとして、「上司の朝令暮改を歓迎する」というものがありました。     部下の立場からすれば、上司の指示が度々変わったり、突然何か言われたりという事があると、「初めからそう言えよ!」とか「もっと早く言えよ!」とか「あの人はいつも思いつきだ!」とか、肯定的に捉えるのは結構難しいものです。私などはまさにこんなタイプの部下だったので、今思うに...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2010/11/01 00:00

多様性で産み出すバランス感覚

  先日ある研修会で、有名な外資通信社の日本編集局長の方のお話を伺う機会がありました。(その立場に就かれるのは日本人として初めて、なおかつ女性初という方でした。)     いろいろなお話の中で、報道内容の主観的な部分をどのように排除していくのかという話になり、その方は「様々な国籍で様々な文化的背景を持ち、様々な学歴や家庭環境から出てきた多様な人達が集まっている社内環境の中で、幅広い視点と価値観...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2010/10/25 00:00

運送業の労務管理

1.労働時間管理 運送業の労働時間管理に対し、国土交通省ならびに労働基準監督署の指導が非常に厳しくなっています。背景には、長時間労働を背景とした交通事故つまり労働災害の多発があります。トラック運転手は、長時間労働になりがちで、これを防ぐため、国は「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」を設けています。 運送業者は、運転者の拘束時間、休息期間及び運転時間について、労働基準法の労働時間等の規...(続きを読む

西川 幸孝
西川 幸孝
(経営コンサルタント)
公開日時:2010/10/19 14:10

小売業の労務管理

1.労働時間管理 労働時間の原則は、1日8時間以内かつ週40時間以内ですが、常時10人未満の労働者を使用する商業(小売業など)、映画演劇業、保健衛生業、接客娯楽業については、例外があります。この場合、1日の労働時間の上限は8時間で変わりませんが、週の労働時間は44時間まで可能となります。週6日働くケースでは、一日7時間20分でちょうど週44時間となります。ただし、変形労働時間制を採用する場合は、...(続きを読む

西川 幸孝
西川 幸孝
(経営コンサルタント)
公開日時:2010/10/19 13:40

卸売業の労務管理

1.労働時間管理と割増賃金 卸売業の労務管理上の課題として、長時間労働と残業代の未払いの問題があげられます。 卸売業では、一般に営業社員が多く存在します。営業職に対しては、卸売業に限らず、事業場外労働が多いという理由で、定額の営業手当等を支払うことで、残業代を支払っていないケースが見受けられます。確かに、事業場外労働に関しては、みなし労働時間制の適用が可能ですが、この適用には、「労働時間を算定...(続きを読む

西川 幸孝
西川 幸孝
(経営コンサルタント)
公開日時:2010/10/19 13:35

製造業の労務管理(2)

企業が業績を上げるためには、達成目標を明確にして、それに向かって業務を推進していく必要があります。製造業の場合は、個人プレーではうまくいかないので、目標設定もチーム単位、工場単位で行う必要があります。達成目標としては、生産性向上、コストダウン、品質向上、納期管理などの項目が考えられます。 製造現場には、ベテランから新人、パートタイマー、派遣社員など様々な雇用形態の労働者や、場合によっては外国人労...(続きを読む

西川 幸孝
西川 幸孝
(経営コンサルタント)
公開日時:2010/10/19 13:23

「頑張ります」と「以後気を付けます」を聞き流さない

  何か指示をした時に言われる「頑張ります」や、何かミスが起こった時に言われる「以後気を付けます」という言葉は、その会社が持つ風土によっては結構よく出てくる言葉で、努力しようという意気込みや謙虚な反省を表すちょっと美しい言葉なので、そのまま聞き流してしまうことが多いのではないかと思います。     ただ冷静に考えるとそれぞれの言葉には別の意味が隠れています。   「頑張ります」であれば、無理...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2010/10/18 00:00

ファシリテーション講座にて

  「日本ファシリテーション協会」(https://www.faj.or.jp/)という団体主催の、「ファシリテーション基礎講座」というものを受けてきました。     「ファシリテーション(facilitation)」とは、「促進する」、「円滑にする」「スムーズに運ばせる」といった原意で、ファシリテーターと呼ばれる進行役が、目標達成といった外面的プロセスと、メンバーの考え方や感情の動きといった...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2010/10/12 11:57

仕事の流れを共有できるものがないと管理もできません

お客様か仕事を受注し、納品するまで、 誰がどの業務を管理し、どのような流れで、社内を仕事が流れて行くのか? これをきちんと資料とし、徹底していない会社は、 お客様のクレームが減りません。 なぜでしょう? 簡単なことです。 管理者も管理できず、誰も確認や何かを気づける機会を失くしているからです。 これは、実にもったいないことです。   当たり前のことでも、きちんとまとめておくことで...(続きを読む

福田 幸治
福田 幸治
(クリエイティブディレクター)
公開日時:2010/10/26 15:00

人事同士の悩み

  ある研修専門会社の新人研修紹介セミナーに参加しました。(ちなみにIT企業向けの技術+マインドのバランスが取れた内容で、とっても良い研修ですので、興味があればぜひお問い合わせ下さい。)   いろいろな会社の人事、人材開発、研修担当の方々が集まり、パネルディスカッション(私もパネラーを務めさせて頂きました)や参加者の懇親会などもあり、とても良い情報交換、交流の場になりました。     人事関...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2010/09/20 00:00

心で思うだけでなく・・・

  先日、町田にあるラーメンの有名店に行きました。(女性スタッフだけのお店・・・といえば、わかる人はわかってしまいますね・・・)     ラーメンの味はもちろん評判通りでとてもおいしかったのですが、感心したのはその接客でした。最近接客が素晴らしいお店は多いですが、このお店では一つ一つの言葉や振る舞いから、とにかくお客さんに対する感謝の心が伝わってくるのです。   例えばハキハキした応対だった...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2010/09/13 00:00

人を鏡とする

人を鏡とする 先日少々書かせて頂いた 貞観政要   諫議大夫であった魏徴(ぎちょう)が亡くなった時に 太宗が言った言葉   人は銅を以て鏡と為し、衣冠を正すべし 吉きを以て鏡と為し、興替を見るべし 人の為す鏡を以て、得失を知るべし   銅を鏡にすれば、人はそれに姿を映して衣服を正すことができる 歴史を鏡にすれば、世の興亡盛衰を知ることができる 人を鏡とすれば、その人を手本として善悪を知...(続きを読む

川口 聡美
川口 聡美
(経営コンサルタント)
公開日時:2010/09/12 09:00

帰属意識

  少し前、あるIT関連の会社に属しているコーチングの専門家の方とお話しした時のことです。     某大手食品飲料メーカーで、全社的にコーチングの手法を取り入れ、社長から率先して研修を受けるなどトップから率先して取り組んでいる企業があるそうです。今の環境下でも堅調な業績の超有名企業ですが、その方曰く、「このような会社の取り組みが確実に業績向上に貢献している」とのことでした。     しかし...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2010/10/24 10:24

自分のイメージ

  先日、インディペンデントコントラクター協会という、独立して仕事をしている人たちの団体主催で、イメージコンサルタントの方のセミナーをお聞きする機会がありました。講師は吉原珠央さんという、出版された本もとても売れている旬な方のお話でした。   私たちは仕事柄、他人からどう見えるか、どう思われるかは常に意識しているつもりなのですが、私たちの考えているレベルとは異なる視点での専門家としてのお話は、あ...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2010/08/30 00:00

A&M通信 ~第11回 身元保証人の必要性~

1.採用における身元保証・身元保証書とは?  前回は“試用期間”を取り上げましたが、今回も引き続き、採用段階におけるテーマとして“身元保証・身元保証書(身元保証契約書)”を取り上げてみたいと思います。  従業員を採用するとき、その従業員が何らかの損害を会社に発生させた場合にその損害を補てんさせるため、身元保証人を取りつけ、身元保証書を提出させるのが一般的です。損害賠償責任と合わせて“心身ともに健康...(続きを読む

中山 幹男
中山 幹男
(経営コンサルタント)
公開日時:2010/08/17 13:47

A&M通信~第10回 試用期間は本当に「お試し期間」なのか~

1.試用期間とは ~本採用の拒否は解雇~  新年度を目前にひかえ、業績が厳しい中でも新入社員や中途社員の入社を予定している会社もあると思います。そして、多くの会社では、いきなり正式採用する前にその能力や適格性などが備わっているか判断するための“試みに使用する期間”、いわゆる試用期間を3ヵ月や6ヵ月といった期間で定めていると思います。 しかし、この試用期間について、「試用期間だからいつでも辞めさせ...(続きを読む

中山 幹男
中山 幹男
(経営コンサルタント)
公開日時:2010/08/17 13:42

会社の都合、働き手の都合

  最近は雇用環境が厳しいためか、「会社の都合」で翻弄されたと言う働き手が増えているように思います。労働条件の引き下げ、無理な異動命令、リストラ、新卒切りや内定切り、入社したら話が違うなど、挙げればキリがありません。ギリギリの厳しい環境ですからやむを得ないところもありますが、それでもあまりにも人扱いが乱暴になっているように感じます。     ただ、景気が良かった頃のことを考えると、せっかく一生...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2010/08/09 00:00

日本経団連の「人材の確保・定着・育成に関する報告書」を見て

  先日、日本経団連がまとめて公開した「中小企業を支える人材の確保・定着・育成に関する報告書」を拝見しました。資料としてまとめられた背景としては、一部の大企業の除いてはまだまだ厳しい経済環境という中で、今後、中小企業の持続的な成長を実現していくためには、競争力の源泉である人材の確保・定着・育成が不可欠な要件であるとして、そのポイントや企業事例をまとめ、具体的に参考として実際の改善に活用してもらえれ...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2010/08/02 00:00

業務ではない会社行事

  皆さんの会社ではどんな会社行事がありますか? その行事には参加していますか? 参加して楽しいですか? 何か良いことはありましたか?   直接仕事ではない会社行事といえば、社員旅行、社員運動会、その他いろいろな名目の宴会などが思い浮かびます。絶対必要という人も、全く無駄という人も様々でしょうし、どんな行事なのかによっても意見はいろいろあると思います。     私も良く「会社行事は必要か、不...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2010/07/26 00:00

従業員のヴィクティム度合いを把握するためのポイント

こんばんは。医業経営コンサルタント 原聡彦(はらとしひこ)です。 ヴィクティムという言葉はご存知ですか?ヴィクティムとは、「被害者意識・ネガティブな考え」という意味です。一般的に言われるのは、リーダーたるもの、ネガティブな発言や被害者意識をもつことはリーダーとして失格といわれています。 しかしながら、読者の皆様の職場でもヴィクティム度合いの高いリーダーや従業員がいらっしゃるのではないでしょうか...(続きを読む

原 聡彦
原 聡彦
(経営コンサルタント)
公開日時:2011/01/10 20:45

人が会社を変える

中小企業診断士の長谷川進です。おはようございます。 今日は人材活用についてのお話です。 中小企業でも、多様な人材活用を推進する機運が生まれています。 従来にはない発想で人材活用を推し進めることが、企業成長の起爆剤になると考えているからです。 積極的な若手女性の活用、出産後の女性の活用、シニア人材の活用など。 いずれにしても、活用前や活用当初は現場の反応はいまいちなことが多いはずです。 仕事...(続きを読む

長谷川 進
長谷川 進
(経営コンサルタント)
公開日時:2010/07/14 08:07

同じ方向

同じ方向 サッカーチームであれ、野球チームであれ、NPOであれ、企業であれ、組織にはメンバーがいます   スポーツチームであれば監督やコーチ・NPOであれば理事長や役職者・企業であれば経営者や管理職 ・・・   このような方々も含めてのメンバーと言う意味です   時には企業がパートナーシップを組んで仕事に取り組むことがあったりします   そんな時は企業同士、更に仕事に携わる方々もメンバーにな...(続きを読む

中村 泰彦
中村 泰彦
(研修講師)
公開日時:2010/07/05 10:08

・それぞれの制度のメリット・デメリットは?

  確定給付年金は、年金額が確定しており社員に対して安心感を与えることができる。特に、厚生年金基金や税制適格年金からの移行に際しては馴染みやすいであろう。しかし、積み立て不足が発生した場合、毎年その金額を事業主が埋め合わせること留意しておくべきである。 筆者は、自己の責任で年金を決められることから、理想の制度と言えるが、前述の環境整備を考慮すると、導入へのハードルは高いと言わざるをえない。事業...(続きを読む

佐々木 泰志
佐々木 泰志
(社会保険労務士)
公開日時:2010/10/08 20:19

組織と個人

サッカーのワールドカップで日本代表が決勝トーナメントに勝ち進みました。私もサッカーはやるのも見るのも好きなので、興味を持ってみています。観戦する時は、どのチームを応援するというより、どちらかという冷静に試合内容を分析的に見てしまう方なので、それに関するいろいろな分析記事も読みます。よく目にするのは「組織か、個人か」というような内容で、日本代表は組織力に優れているという言い方をされていることが多いと...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2010/06/28 00:00

相手を変えたければ自分が変われ!

表題の言葉、ずいぶん前になりますが、著名な医師である日野原重明さんの講演を聞いた中で印象に残った言葉で、私がいつも心に留めている言葉です。   最近、自分の都合で相手に対して一方的に「変われ!」というようなケースが多いような気がします。 国の都合で地方に、会社の都合で社員に、上司の都合で部下に、学校の都合で生徒に、親に都合で子供に、などなど・・・。どちらかというと力の強い者が、より力を前面に...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2010/06/21 00:00

会社を守る「就業規則見直しのツボ」セミナーのお知らせ

 『御社の就業規則 この35カ所が危ない!』大好評御礼  訴えられてからでは遅い!  会社を守る「就業規則 見直しのツボ」 セミナー(東京)  日時:2010年6月11日(金)13:30-15:30(開場13:10)  会場:中経出版セミナールーム(東京メトロ有楽町線 麹町駅 徒歩1分)     東京都千代田区麹町3-2 相互麹町第一ビル4F ※ 地図URL は以下  http://www.ch...(続きを読む

佐藤 広一
佐藤 広一
(社会保険労務士)
公開日時:2010/06/04 10:40

「忙しい」、「時間がない」という口癖を改めよう

「忙しい」、「時間がない」という口癖を改めよう  どんな職場にも必ずいるのが、「忙しい、忙しい、ああ忙しい」という人たちです。また、役職者には「時間がない、そんなに時間はないんだよ」などという人たちもいます。会社組織で仕事をされている方々なら、一度は口にするのが「忙しくて報告書ができません」とか、「時間がなくて見積をやっていません」という言葉です。確かに何だかわからないけれど忙しいのでしょう。あれもこれもやっていると時間がないのでしょう。特に職...(続きを読む

福岡 浩
福岡 浩
(経営コンサルタント)
公開日時:2011/05/12 21:42

新入社員へのお願い

サイトリニューアルで少し期間が空いてしまいましたが、また更新していきますのでよろしくお願い致します。 若干時期を逸しましたが、新入社員に関するお話です。 新年度に入り、新入社員の方々が入社してきました。街角でも沢山の新入社員の方々を見かけますが、社会人経験が長くなると、なぜか一見してわかってしまいます。多分初々しさとか、ぎこちなさとか、周囲に発するエネルギーとか、何かが違うのだろうと思います。...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2010/05/28 11:43

人事制度−できれば内製が望ましい…

人事制度作りをお手伝いすることは私の専門の一つなので、こういうことを言うのはあまり適切でないかもしれませんが、人事制度は社内で検討して作れるなら、私はそれが一番好ましいと考えています。  なぜかというと、それこそ人事制度作りというのは、個々の社員がどんな性格で何をどう考えているか、どんなことが得意でどんなことが不得意か、誰が発言力や影響力を持っているか、今の状態に至るまでの様々な経緯や事情な...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2010/03/29 00:00

私は中小企業に勤める30代後半中堅管理職女性

私は中小企業に勤める30代後半中堅管理職女性です。 という方から、ご質問を頂きました。 分かってもらいたいと思って表現して 5年も続けてきた結果、 上司たちとのいらぬ関係悪化につながっています。 (この男性上司達は外部のセミナーはおろか  社員の話をまともに聞かず   会議を開いて聞いたふりだけしています) 男女の違いをお互いに理解しあって、 お互いに表明を受け止めて「...(続きを読む

鈴木 栄美子
鈴木 栄美子
(ビジネススキル講師)
公開日時:2011/01/08 21:29

不払い残業代請求の嵐が吹き荒れる!?

過払い金利返還請求バブルの次は不払い残業代請求バブルが起こるかもしれません。 電車のチラシやTVCMなどで「払いすぎた金利は戻せますよ〜」とうたった広告を見たことがあると思います。 現在はこうした過払い金利返還請求が弁護士や司法書士の一大ビジネスとなっていますが、貸金業者の体力が消耗し、事業廃止が相次いでいるため終息に向かっています。 これに代わって彼らが模索し始めたのが...(続きを読む

佐藤 広一
佐藤 広一
(社会保険労務士)
公開日時:2010/03/04 13:55

心の自己管理

メンタルヘルスの専門家にうかがうと、自分の心の不調について、それに気づけるかどうか、まずは自己管理が大切だと聞きます。風邪気味など体調が悪いと感じた時に早めに休もうなどと考えることと同じだそうです。私も程度の差はあれメンタルダウンしてしまった方への対応は多々経験していますが、自分で早めに気づき、自己管理する術をつかんでいった人ほどその後の経過は良いように感じます。 よく真面目で責任感が強い人...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2010/03/01 00:00

論理と感情の使い分け

私と関わりが深いIT業界では、技術者中心の業界であることもあり、何でも理路整然と整理しようとする、論理志向の強い人が多いようです。(悪く言えば理屈っぽい) そのせいか、組織運営や部下指導といった人との関わりにおいて、何か調整が必要な場面などに遭遇した時、論理的に説明して相手を納得させようという傾向がとても強いように感じます。 しかし人間というのは、いくら理屈が合っていても感情で納得できない事...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2010/02/22 00:00

ビジネスライクではできない仕事

ちょうど一週間前に父が亡くなり、今週は葬儀などでバタバタしておりましたが、ここへ来てようやく落ち着きました。 父の入院中と亡くなってからの経験を通して、本当に多くの方々のお世話になりました。中でも入院中の身の回りのことから最期を看取るまでお世話してくださった看護師の方々、その後の葬儀全般をお世話してくださった葬儀屋さんや納棺師、斎場の方々とは、初めて長い時間に渡ってその仕事ぶりに接し、ただビ...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2010/02/08 00:00

私事で恐縮ですが

私事で恐縮なのですが、1月31日未明に私の父が亡くなりました。葬儀の準備、その他で何かとでバタバタしてしまい、今週分はきちんとコラムは書けそうに無いので、申し訳ありませんがご了承ください。  今回の経験を通じて、人や組織にかかわる専門家として、人とのつながり、人の人生、人と仕事のかかわりなど、いろいろ感じることがありました。(親を見送った経験のある多くの方々も同じだと思いますが)  ...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2010/02/01 00:00

目標にこだわりすぎるな!

 少し遅いですが、明けましておめでとうございます。本年も引き続きよろしくお願い致します。  さて、年の初めということで会社においても個人においても、今年一年についての抱負を述べたり、目標を立てたりしたという事が多いと思います。けじめをつけて新たな気持ちで取り組みをしていく上で、とても大事なことだと思います。  ただ、私の考えとしては、初めに設定した目標、特に結果目標についてはあ...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2010/01/11 00:00

人事制度にどこまで書くか?

 新たな人事制度を導入して、しばらくすると様々な運用上の問題が出てくるのは当然のことですし、これを見直しながらより良いものに作り上げていくのは当たり前に必要なことです。  しかし、その問題提起の中で、「もっと具体的に」、「もっと詳細に」、「もっとわかりやすい記述に」といった指摘ばかりが出て来るケースがあります。私の経験上では、初めて人事制度を導入したような企業、成熟していない若い組織、マ...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/12/07 00:00

嫌われる人事部門

 以前、大手銀行出身の方と一緒に仕事をしていたことがあります。  その方は「人事部門の人とはあまり付き合いたくない」とおっしゃっていました。何故かを伺うと、「ろくに面識が無い人が自分の評価や個人事情を知っていることが嫌だ」とおっしゃっていました。私は歴史ある大企業での人事経験は無いのですが、その方に伺った限りでは人事は会社の中でも特別な位置づけで、社内でも人事は人事同士でしか付き合いが無い、な...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/11/23 00:00

応募書類を見ていて・・・

 最近、ある会社の営業職の採用業務に関わっています。  応募数は非常に多く、年齢層は40代、50代がほとんどです。やはりそのあたりの方々が応募できる求人件数が少ないのであろうことが感じられます。  もちろん頂いた書類はできるだけしっかり拝見するようにしているのですが、多くの方から頂く応募書類を一斉に見ていると、どうしてもいろいろな面で比べるようになってしまいます。  郵送方法だけ...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/11/16 00:00

心の余裕

 以前、カウンセリングやコーチングといった分野の専門家の方の講演で、「自分が仕事に追われて心の余裕が無いようでは、他人のことを親身になって考えたり適切なアドバイスをしたりすることは出来ない」というお話を聞いたことがあります。  確かに自分が自分のことに精一杯では、他人の事などかまっている場合ではありません。最近、企業内での人間関係が希薄になった、人材育成がおろそかになっているなどと言われ...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/11/09 00:00

通勤電車にて

 会社を辞めて独立してからしばらくは、通勤時間帯に電車に乗る機会がとても少なくなっていたのですが、最近また良く乗るようになっています。  私は電車に乗っている時は本も読まないし音楽も聴かない、携帯電話もメールが来たときくらいしか見ない、何もしないで単にボーっと考え事をしているというタイプです。しいて言えば周りに乗っている人の人間観察をしているという所なのですが、久しぶりに満員電車に乗るよ...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/11/02 00:00

時間の大切さ

 「遅刻はいけない」ということは当然ですが、新入社員などに理解してもらうために、あえて「損失額」で話したことがあります。  例えば、たった一人がたった5分だけの遅刻だったとしても、その遅刻のために10人集まる会議が始められなかったとしたら、5分×10人で50分相当のロスになります。一件を金額換算すれば数千円程度のロスでしょうが、これが社内で毎日いろいろな場所で発生しているとしたら、「塵も...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/10/19 00:00

出産育児一時金

出産育児一時金の趣旨  出産育児一時金は、健康保険の給付として被保険者である女性労働者が出産をしたときに支給されます。支給額は全国健康保険協会管掌(旧政府管掌)の場合、1児ごとに最高で42万円です。多胎児を出産したときは、胎児数分だけ支給されるので双生児の場合は、出産育児一時金は2人分の金額となります。また、奥さんが出産した場合、被保険者であるご主人に「家族出産育児一時金」として最高42万円...(続きを読む

本田 和盛
本田 和盛
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/10/09 12:03

採用活動−会社も謙虚さを忘れてはいけない

 最近、主要企業の新卒内定者数が昨年比で34%減との報道を目にしました。  私も採用活動の現場を近くで見ているので、最近の厳しい状況は目にしています。心情的にはみんなを何とかしてあげたいけれども、それぞれの企業体力には限度がありますから、なかなかそうはいきません。  企業側としては絞られた採用数の中で多くの応募者が来ますから、俗に言う「厳選採用」ということになります。採用基準を維持し...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/09/28 00:15

「自分」を知ってもらうこと

 最近久しぶりに思い出した、ほんのちょっとしたお話です。  もう十数年前になりますが、その当時お世話になっていた研修講師の方が、とにかく大のジャイアンツファンでした。いろいろな企業で研修をされるのですが、その始まりは自己紹介を兼ね、決まって「自分はいかにジャイアンツが大好きか」というお話でした。  その方とは酒席などでお話をうかがう機会があったのですが、「実はあの自己紹介のおか...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/09/21 00:00

コミュニケーションギャップ解消

 以前、ある会社で企業風土把握のために社員ヒアリングを行っていた時のことです。  そもそもの課題としては上司と部下、会社と一般社員の間の意識ギャップ、コミュニケーションギャップということで、その会社の社長曰く、「現場の意識が幼稚で低いんだよ」とのことでした。  ヒアリングを進めていると、確かに課題の通りのギャップはあるのですが、どうもその原因は単に意識の問題では無さそうでした。現場の...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/09/14 00:00

「それほど調子は悪くない」という会社

 ここ最近、IT系の企業ばかりですが、いろいろな会社の現状についてお話を聞く機会が多くなっています。本当に厳しい状況に置かれている企業も多いのですが、こんな経済状況にもかかわらず案外悪くないという会社にも結構出会います。その理由をうかがうとそれぞれ「なるほど」と思うことも多いです。  単純な例で言えば、景気変動の影響が比較的少なかった業界の仕事に関わっている所などですが、面白かったのは、...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/09/07 00:00

内定者研修

 今、集中してお手伝いしている会社で、内定者研修をどう進めるかというテーマがあります。昨年は一部社員が講師を努め、かなり手をかけながら資格取得などに集中して取り組んだとの事ですが、手をかけたなりの効果があったのか、そもそもの目的はどうなのかなど、反省点や課題が多々あるようです。  会社としては内定者は4月から社員ですから、それまでにできるだけレベルアップさせたいと思うでしょうが、だからと...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/08/24 00:00

少数精鋭

「うちは少数精鋭主義」という言い方をする会社に時々出会います。概ね中小零細といわれる規模の会社であることが多いです。そんな所の社員たちに聞いても「どんどん規模拡大してほしい」という意見よりは「会社規模より中身が大事」と言います。  これが本当に「少数でも精鋭」ならば良いですが、実際にそう言い切れる所まではなかなかいきません。やはりある分野においては、優秀といわれる人とそうでもない人は存在...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2009/08/17 00:00

(35)勤務形態による収入(シリーズ最終号)

前回まで、公的給付金を活用した賃金設計や助成金の活用など実務面での対応方法などを毎回お話させていただきました。 各種シミュレーションをすることで、各人ごとに最適賃金を設計することが可能になります。 公的給付金を最大限活用することで、賃金が減少しても本人のモチベーションの低下を防ぐことができるわけです。 今回は、連載のまとめの意味で、労働時間(勤務形態)からみた本人の収入タイプ、入...(続きを読む

小岩 和男
小岩 和男
(社会保険労務士)
公開日時:2009/08/11 11:56

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