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人事労務・組織全般 の専門家が生活やビジネスに役立つコラムを発信 (5ページ目)

人事労務・組織全般 に関する コラム 一覧

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「仕組みが変えられない」といういろいろな理由

   ある上場企業の人事の方と情報交換をさせていただいた中で、その会社の人事制度の話題になりました。    全面改定してから数年たち、当初のコンセプトからずれてきていることがいろいろあるそうです。制度見直しや改訂が必要になってきているとのことですが、「実はそう簡単には制度を変えられないんです」とおっしゃいます。    よくよくうかがうと、グループ内の子会社が社内システムの開発、運用、保守...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2013/10/07 08:00

「隠す」より「どうやって伝えるか」

 少し前の話になりますが、日本野球機構が統一球の仕様を変更したことを隠していたことが批判を浴びました。単に隠していたというより、関係者に口止めしたり、変えていないと嘘を言い続けたり、この期に及んで知らなかった、不祥事ではないなどと言っていたので、ちょっと始末が悪いと感じます。    この「混乱を避けるために隠した」という論法は、一般の企業の中でも見受けられることがあります。  正真正銘の不祥...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2013/09/02 08:00

本音でついつい出てしまう“上から目線”の言葉

 ある会合でのパネルディスカッションで、ワークライフバランス、ダイバーシティ(多様性の意味で、 企業で人種、国籍、性別、年齢を問わない人材活用のこと)の話題になった時、パネリストのお一人が「“女性の活用”という言い方がそもそも上から目線であり、自分は“女性の活躍”と言い直している」とおっしゃっていました。     “活用”という言葉をあえてかみしめてみると、確かに「使ってやるよ」「使い方を考え...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2013/08/05 08:00

逆・追い出し部屋?

 会社が辞めさせたいと考える社員に対して、自主退職に追い込むことを目的として設けられた「追い出し部屋」の問題が取り上げられるようになってから、ずいぶん時間が経ちました。    結構な有名企業が多数指摘を受け、社長名などでその存在を否定したりしていますが、これだけいろいろなところから話が出て来るということは、やはり何らかの行為があったと考える方が自然でしょう。  中には「解雇規制が厳しいからこ...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2013/07/15 08:00

「規則正しく」も良いけれど・・・。

 あるコラムを読んでいて、外国の方が通勤時間帯の駅の通路をたくさんの通勤途中の人が歩いている様子を見て、その人たちがみんな同じ姿に見えてしまい、ギョッとしたそうです。    似たスーツに同じようなカバンを持って、毎日決まった電車に乗り、決まった時間に出社するような、毎日あまり変化がない規則的な生活を続けているということ自体を悪いと言うつもりはないが、そんなルーチンのような生活環境の中からは、ワ...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2013/06/17 08:00

見て、知り合ってこそわかること

 少し前の話ですが、長崎県の南島原に行ってきました。あるきっかけで知り合った社長さんの経営するIT企業が、縁あって当地に事業所を出すことになり、その開所式に呼んでいただいたからです。    その事業所というのが、廃校になった山あいの小学校分校跡の木造校舎でして、式には市長さんなどオフィシャルな来賓に混じって、ご近所の方々や子供たち、その分校の元先生や卒業生も参加していて、何か心温まるとても良い...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2013/05/13 08:00

心に響いた「信頼の貯金」の話

 あるテレビ番組を見ていて、その中で語られていた「信頼の貯金」の話が、とても心に響きました。    ご覧になった方もいらっしゃるでしょうが、「ホテル・ルワンダ」という映画のモデルで、ルワンダで勃発した民族間の虐殺の中で、多くの難民を自分が働いていたホテルにかくまって命を救ったホテル支配人、ポール・ルセサバギナさんがおっしゃっていたことです。    生きるか死ぬかの極限状況の中で、結局自分た...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2013/05/06 08:00

限りある時間

 先日、公私ともにお世話になっていた前職の上司、役員の方が亡くなりました。私が初めに入った会社の経営陣の方で、その後会社が合併したりする中で、経営からは離れていきましたが会社には残り、どちらかといえば飲み仲間のように付き合って下さった方です。がんで手術をされ、それから5年以上経っていますので、医学的にはずいぶん長生きされたことになるようですが、年齢的にはまだまだこれからという方でした。    ...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2013/04/15 08:00

これだってりっぱなワークライフバランス?!

 すみません・・・。今回の話題は、不愉快に感じてこんな人は許せないという人もいると思うので、もしそう感じたら適当に読み飛ばして下さい。    つい先日の午後、移動途中のカフェでちょっと作業をしていた時、お隣にたぶん30代後半から40代くらいの男性二人が座りました。お二人ともそれなりの立場のビジネスマンといった感じです。    その方々、仕事の打合せかと思いきや、その後小一時間ほどの間、ず~...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2013/03/18 08:00

任す側と任される側のすれ違い

 「任せてくれない」と不満を漏らす若手社員がいた時、私は「あなたに任せようと思ってもらうためにはどうする?」と問いかけます。そうやって自分の視点を変えると「相手からの信頼」「これまでの実績」「日頃の行動や態度」など、必要な事が見えてきます。相手は変えられないけど自分は変えられるので、“まずは自分から”という意識はとても大切な事です。    ・・・というような研修をやったりしますが、実際の現場で...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2013/02/25 08:00

信賞必罰の「罰」

  このところ、体罰に関する問題が多く語られています。体罰というのは、基本的に「威圧と恐怖による支配」だと思うので、良い効果を生むとは思えませんし、コミュニケーションの取り方としても論外だと思います。罰という事がいったいどういうことなのかを良く考える必要があると思います。   話は少し変わりますが、主に経営者の方々から「信賞必罰」という言葉を聞くことがあります。「信賞必罰の企業風土にしたい...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2013/01/14 09:00

どんな仕事でもプロのはず

  つい先日、仕事中の移動で都内を歩いていた時、小学生の女の子二人が小走りで横断歩道を渡ろうとしたところへ、2トントラックがそこそこのスピードで左折してきました。一瞬危ないかと思いましたが、女の子二人が気づいて立ち止まったので、何事にもならずにすみました。   トラックの運転手さんを見ると、携帯電話片手で話していて、歩行者には全く気づいていません。こういうことが一歩間違うと事故になるのだと...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2012/12/17 08:00

経営者や著名人の異口同音

  私が人事の仕事に関わるようになってから5,6年経ったころ、自分の立ち位置がどうあるべきなのか、何を基準にすればよいのか、自分の中でもあいまいで迷っていた時期があります。     人事の仕事は相応の経験や専門性が必要である一方で、多くの人に関わることですし、専門家でなくても何となく感覚的に見えるような部分もあります。一概に正解がないということもあり、一言言いたい人はたくさん出てきます。その結...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2012/11/26 08:00

交流会でのポジティブ、ネガティブ

  最近、様々な異業種交流会などを通じて、本当に年齢も立場も業種も仕事内容もバラバラの、いろいろな方々とお会いしてお話をさせていただく機会があります。     交流会などに出てくる方々は、自分のビジネスとかキャリアとか経験にプラスにしようと考え、新しい人脈や出会いを求めている人達ですから、圧倒的に前向きでポジティブな人が多いです。   そんな方々の中には、自分の都合ばかりで一方的にアプローチ...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2012/09/10 09:00

社員も会社に投資している

  経営者や管理者の方々から、「研修とか福利厚生とか、会社は社員にたくさん投資をしているのに、社員はそれが理解できない」「これだけ手をかけているのに退職者が減らない」というお話(グチ?)をうかがうことがあります。     そうおっしゃる会社は、確かにいろいろな研修機会を設けたり、社員をねぎらうためのイベントや、その他さまざまな機会を積極的に作っているところが多いです。「会社からこんなにいろいろ...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2012/08/27 08:00

人に好かれる最強の方法・・・?

  今回のタイトル、「人の好かれる最強の方法は?」という問いの答え、皆さんは何だと思いますか。答えはなんと「犬に学べ!」なんだそうです。   世の中には犬嫌いという方々も大勢いらっしゃいますし、そういう方からすれば「何言ってんだ!」「そんな訳ない!」と怒られそうですが、まぁ軽い小話程度、そんなこともあるかもね、という程度で捉えて頂ければと思います。     犬を飼われている方々(私は今は飼っ...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2012/06/25 06:00

たまには「後ろ向き」も良い

  自分では「向上心には無縁」とか、「別に今のままで良い」などと言っていても、自分の身の回りの事柄で今より少しでも良くなりたい、前向きに進歩したいと思うことが、それがものすごく小さなことであっても、誰でも何か一つや二つはあるはずです。しかしそう思っていてもなかなか具体的に取り組めなかったり、やり続けることは難しかったりするものです。     「私はこんな意識で自己変革を果たした」みたいな、ご自...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2012/06/04 06:00

社労士事務所サイトオープンのお知らせ

3年3割といったことが言われるようになりましたが、終身雇用制度は確実に過去のものとなりました。雇用形態の多様化などで人材の流動化が行われ、転職はもはや当たり前の慣行となりました。 一方で、技術の発達で商品のライフサイクルが短くなり、新しいものが次々と市場に出現する現代において、より重要となってくるのは、モノだけではなく、それを作り、売るヒトであると思います。 自社の商品の魅力を伝え、お客様に買...(続きを読む

渋田 貴正
渋田 貴正
(組織コンサルタント)
公開日時:2012/04/26 13:52

「尊敬する人」がいない私

  ご覧になった方もたくさんいらっしゃると思いますが、先日放送されたテレビ番組で、日本マクドナルドCEOの原田泳幸氏が、「座右の銘はないし、尊敬する人もいない」とおっしゃっていました。  「あっ・・・自分と同じ・・・。」と思ってしまいました。「どんな人にもいいところと悪いところがある。この人のここは好きというのはあるけど、だからといってその人の全部が尊敬できるわけでは無い」という理由も同じでした。...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2012/04/23 06:00

日本橋発人事労務管理News(vol.8)

日本橋発人事労務管理News(2012.4.16) 2012年04月16日 ┏━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┓ ┃人┃事┃労┃務┃最┃新┃情┃報┃         2012年 4月16日号 ┗━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┛━━━━━━━━━━━━━━━━━  いつもお世話になっております。 社会保険労務士FP小岩事務所の小岩和男です。  4月も半月が経ち、新入社員の方も次...(続きを読む

小岩 和男
小岩 和男
(社会保険労務士)
公開日時:2012/04/16 22:40

日本橋発人事労務管理News(vol.7)

┏━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┓ ┃人┃事┃労┃務┃最┃新┃情┃報┃         2012年 4月 1日号 ┗━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┻━┛━━━━━━━━━━━━━━━━━  いつもお世話になっております。 社会保険労務士FP小岩事務所の小岩和男です。  いよいよ新入社員が入社してきますね。しばらくは社内研修で人事担当者 と顔を合わせる場面が多くなるという会社の方もあるでしょう。ここ...(続きを読む

小岩 和男
小岩 和男
(社会保険労務士)
公開日時:2012/04/02 23:24

震災から1年で思う「人事」の本来の姿

  あの忌まわしい大震災から、一年が経ちました。   多くの方々が同じだと思いますが、いろいろな事をあらためて考え直した1年でした。   私が一番感じたことは“人とのつながりのすばらしさと有難さ”です。被災地での助け合い、募金活動やボランティア、国内外からの支援など、ある意味当たり前とも思える「困っている人を助ける」「お互いに助け合う」ということは、実は人間しかできないということを強く感じまし...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2012/03/12 06:00

埋もれている「社員のノウハウ」

  「これはアイツに聞けば分かる」「これはあの人が詳しい」「彼はやったことがあるはずだ」など、誰に聞けば分かるか、誰なら知っていそうかという自分なりの「情報リソース」を、皆さんもそれなりにお持ちだと思います。自分の知識経験だけで何でも処理できれば良いですが、そう簡単にはいきません。     会社というのはまさにノウハウの塊のようなもので、社員一人一人の持っているノウハウを集めて、個人では到底で...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2012/02/06 06:00

人任せ、人のせい

  「○○して欲しい」という言葉を、最近立て続けに聞く機会がありました。   その内容は「上司に○○をやめて欲しい」「会社に○○をして欲しい」というようなものでした。普通によくあることだと思います。   また、ある学校での話ですが、遅くまで残っていた生徒が、先生から「早く帰らないと警察に通報する」と言われたとか・・・。背景や事情があるかもしれないので一概には言えませんが、外の権威を借りて生徒の...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2012/01/23 06:00

専門家と呼ばれる人達のこだわり

  私が住んでいる近所のバーに、キューバ好きのバーテンダーさんがいるお店があります。   「モヒート」というキューバのカクテルにこだわりがあって、キューバから持ってきた品種のミントを自家栽培して、それがなければ注文しても出してくれません。   お砂糖を使うのですが、キューバの砂糖でないとダメなんだそうで、こちらに輸入されている物では上等すぎるらしく、スーパーで袋に入って売っているのと同じような...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2011/12/12 06:00

他人を気に掛ける余裕

  とても勢いがある伸び盛りの会社と、業績不振で何かと厳しい状況の会社に、それぞれおうかがいする機会がありました。     伸び盛りの会社(以降A社とします)の方は初めての訪問で、ちょうど昼休みの終わり頃にうかがったのですが、受付スペース(結構広くて立派でした)で待っていると、通りがかる社員の方々が、みんな大きな声と笑顔で「こんにちは!」と挨拶してくれるのです。初めはお迎えの人が来たのかと勘違...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2011/11/07 06:00

組織の情報共有と、ちょっと専門外のセキュリティのお話

  重要な機密情報が、サイバー攻撃によってシステムから流出する事件が起こっています。ウィルスを仕込んだメールを開かせるために、実在の人物からのいかにも本物と思えるような内容を装うなど、特定の組織向けでなおかつやり方も巧妙なので、ハッカーから本気で狙われると、防ぐのはなかなか難しいようです。     最近クラウドシステムが話題ですが、そちらの専門家の方々にうかがうと、皆さん導入にあたってはセキュ...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2011/10/31 06:00

一貫性と柔軟性

  良い企業は、経営理念や企業理念など、自社の原理原則を“一貫”して守り、踏襲しているという所があります。老舗企業などはこういう部分を賞賛されたりします。   一方で“柔軟性”という部分の大切さも言われます。その時の状況に合わせて臨機応変に変わっていくという事です。変化対応力、適応力など、いろんな言い方もされると思います。その時々の判断、決断を賞賛され、良い舵取りをしている経営者が「カリスマ経営...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2011/09/19 00:00

慣れているがゆえの思い込み

  今回は若干こじ付けの軽いお話です。     私より一回り以上年上の大先輩2人と、同世代の仲間2人と私の合計5人で神田(東京)で飲みました。   はじめは「神田らしいガード下の店で」という事だったのですが、夕方5時になったばかりというのにお店は満席。(神田は飲みのスタートが早い!) 他に行先のあてがなく、仕方なく行ったチェーン店の居酒屋は、隣の個室のカラオケが丸聞こえでうるさかったりして全...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2011/09/12 00:00

多くなっている気がする“非主張行動”

  「アサーション」という言葉、ご存知でしょうか。すでに知っている方も多いと思います。直訳すると“主張・断言”などとなりますが、本来の意味として、“自他尊重の自己表現法”、“さわやかな自己表現”などといったり、“アサーション”とそのまま使われたりします。要は「自分の考え、感情、欲求などを率直に、その場の状況にあった適切な方法で述べる」「相手の立場を尊重しながら、適切な自己主張をする」ということです...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2011/08/22 00:00

仕事とプライベートの境目

  皆さんは仕事とプライベートの境目、はっきり認識できていますか?またはっきり区別したいですか?     私はサラリーマン時代のほぼ会社に入りたての頃、できるだけはっきりさせたいという考えでした。やっぱり仕事は仕事でそれほど楽しいことばかりではないし、自分の自由になる時間はできるだけ多く持っておきたいと考えていたからだと思います。     では今はどうかというと、自分のやっていることが果た...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2011/08/15 00:00

「厳しさ」の勘違い

  以前に同じような内容を書いたことがあるのですが、最近もまた似たような場面に遭遇したので、あらためて書きたいと思います。     ある組織のマネージャーの方ですが、「部下を育てるには甘やかしてばかりではダメなので、ビシビシ仕込むように配下のリーダーたちにもいつも言っている」とおっしゃっていました。   普通に聞いていれば何の異論もなく、「まったくその通り!」と思えるのですが、私がいろいろな...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2011/08/08 00:00

疑心暗鬼の組織

  うまくいっている会社組織というのは、属しているみんながたいてい元気です。一部だけが元気でもうまくいくものではありません。   例えば経営者や上層部が元気な組織は、判断や決断が早い良さはありますが、現場の気持ちにかかわらず「ああしろ」「こうしろ」と強制する傾向が強いので、現場が指示待ちや思考停止に陥っていることがあります。 (私たちのような人事コンサルの立場では、やる気も元気もある経営...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2011/08/01 00:00

社員旅行をどう思いますか?

  社員旅行を行っている会社は、ずいぶん少なくなったといいます。一方で、社員同士のつながりが希薄になりがちな昨今では、その意義が見直されて復活しているような話も聞きます。   一般的な話では、「なんで毎日一緒に仕事をしている人と旅行をしなければならないのか」「仕事を離れてまで会社の人と付き合いたくない」「旅行くらいは気の合う仲間と行きたい」「オジサンたちとの宴会旅行はイヤ」など、特に若手社...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2011/07/25 00:00

コンサルタントとクライアントのマッチング

  先日、あるウェブサイトを運営している会社の方からお問い合わせを頂きました。   会社や士業のサービスと、クライアントのニーズをマッチングさせるウェブ上のサービスなのですが、クライアントから「こんな課題があるんだが、どこに頼むべきものなのか見当がつかない」という問い合わせが月に数件あるのだそうです。   その内容というのは、「会社の雰囲気がいまいち」とか「何となくモチベーションが上がっ...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2011/07/18 00:00

人事労務とクラウドを融合、在宅勤務導入コンサルティングを開始

人事労務とクラウドを融合、在宅勤務導入コンサルティングを開始 今回は宣伝、お知らせのみで恐縮です。この度、以下の業務提携、共同コンサルティングサービスを開始することとなり、プレスリリースを発表いたしました。ご支援の機会を頂ければ幸いです。 ********************************************* 日本クラウドコンピューティング株式会社、ユニティ・サポート 共同プレスリリース 文章管理番号CCJUS20110711-1 20...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2011/07/12 14:46

「言い訳」と「説明」の紙一重の違い

  あるニュース番組を見ている中で、首相の側近という方がインタビューされていたのですが、その方が首相に対して、最近ゴタゴタしていることの事情を、きちんと説明した方が良いと進言したところ、首相は「言い訳はしたくない」と言っていたという話がされていました。   その話を聞いて、私は昔の自分の上司がいつも「後から言ったら言い訳だけど、前もって言えば説明だから、常に説明するようにしていれば、相手に信用し...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2011/07/11 00:00

場所に縛られない働き方

  震災の後、在宅勤務への関心が急激に高まっているようで、それをテーマにしたセミナーなどもたくさん開催されているようです。実際に在宅で仕事をされている方も、ずいぶん増えているのではないでしょうか。   私は十数年前に、その頃在籍していた会社で試行的に在宅勤務制度を導入したことがあるのですが、実際にやって見るとメリットもあるがデメリットもあるという感じで、結局制度を利用していた本人が「やっぱり普...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2011/07/04 00:00

報告する?しない?

  よく「報連相が大事」などと言います。確かに上司の立場からすると、部下が報告してこないと何がどうなっているか把握できないですし、何より管理することができません。   では報告してくる部下は「良い」部下と言えるでしょうか?   例えば、この「良い」を「安心できる」に言い換えてみると、確かに報告してくる方が、自分は状況が把握できて安心でしょうし、報告がないと何がどうなっているかわかりませんから...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2011/06/20 00:00

誤解によるモチベーション低下

  サラリーマンなら会社不満の一つや二つは必ずあるはずです。ただその不満の原因が、実は誤解に基づくものだった、などという事が意外に多くあります。もちろん、すべてがすべて誤解だったという事は少ないかもしれませんが、話に尾ひれがついていたり、勝手な想像だったりということは、結構あるものです。   私が社員ヒアリングなどを通じて聞いたことがある話をいくつか紹介すると、ある会社で給与不満を持ってい...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2011/06/13 00:00

ある会議で感じた閉塞感

  つい先日、私が加入している“日本ファシリテーション協会(FAJ)”のお手伝いで、“東日本大震災支援全国ネットワーク”(略称JCN)という団体が定期的に行っている、「震災ボランティア・NPO等と各省庁との定例連絡会議」のアシスタントをしに行ってきました。   各省庁の震災関連担当の方々と、現地で震災ボランティアをしているNPOの方々の情報交換が目的の会議で、政府から災害ボランティア担当の辻元清...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2011/06/06 00:00

情報共有のむずかしさ

  会社の中で働いていれば、会社に対する不満の一つや二つは誰にでもあるものです。「一つや二つなんてとんでもない! あまりにいっぱいあり過ぎて、こんな会社じゃやる気なんか出る訳がない」なんて人もいるかもしれません。     会社不満が起こる大きな原因の一つに、情報共有の問題があります。これには「知らなかった」「知らされていなかった」という直接的なものと、途中経過や関連する事情抜きで結果だけが知ら...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2011/05/16 00:00

結局は自分次第-セルフモチベーションマネジメント

  私が企業をお手伝いするのは、専門家としての自分の経験や、集めてきた情報やノウハウを、人事に関する制度や仕組みづくり、研修などを通じて提供していくという形になります。   その企業の課題解決や組織改革をテーマにするわけですが、中には組織に属する人たちの基本的な考え方や価値観、行動を見直さなければならないようなこともあります。社員一人一人の考え方の根本を変えようという事になる訳ですが、そもそも他...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2011/05/09 00:00

役に立つ仕事

  震災の直後だったと思いますが、あるラジオ番組でパーソナリティの方が、「今まで自分たちが重要な仕事だ、大事な打ち合わせだと言って、それなりの使命感を持ってやってきたことは、こんな時に困っている人の役に立たないし、人の命に関係ある訳でないし、実は自分たちが勝手に思い上がっていただけで、大したことをしている訳では無いのだと思った」と話されているのをたまたま聞きました。   そう言われると、私の人事...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2011/05/02 00:00

人事異動の明暗

  4月から人事異動や組織変更を行う会社も多いと思います。   先日もある会社のお話を聞きましたが、新たに役職がついた昇格や出世といえるような人、今までの役割から変わってそれが希望通りだったりそうでなかったりという人、その他それまで評価されていた人が役職を外れたり、その逆があったりと様々なようでした。どこの会社でも同じようなことはあるでしょう。     一般的には実力次第といっても、人事異動...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2011/04/25 00:00

部下が過労で倒れたとき・・・あなたは何を考える?

部下が過労で倒れ、いつかはわからないがしばらく出てこられないとする。 あなたは何を考え、どういう準備をするだろうか? まず、周囲がどうなるか・・・いくつかパターン抽出をしてみよう。 □ 多くの仕事をさせる組織に不満を抱く →カス社員です。鬼の首を取ったように大騒ぎをするでしょう。 □ 同情するが何もしない →ゴミ社員です。「かわいそ~」と騒ぐだけ。そんなアナタがかわいそう。 □ 出てくる...(続きを読む

辰巳 いちぞう
辰巳 いちぞう
(経営コンサルタント)
公開日時:2011/04/19 11:59

会議の値段

  ある会社の新人研修の中で、この表題のようなお話をする機会がありました。     内容はすごく単純で、「仮に時給2000円の人が5人集まって1時間会議をすると、その会議は1万円かかっているよね。もし会議準備のために何かしていればその分の時給もあるし、もっと細かく言えば場所代、電気代、資料代などもいるよね。」というような話です。   さらに「粗利益率20%と仮定すると、1万円の利益を上げるに...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2011/04/18 00:00

やりながら自戒した「コミュニケーション研修」

  あるお客様にて新人研修をお手伝いさせて頂いています。ビジネススタンス、マナー、スキルといった分野毎にいくつかのテーマを挙げて、その基礎的な所を学んでもらっています。     先日は「コミュニケーション」をテーマにした内容で実施しましたが、その内容の概略は「傾聴」の重要性を知り、その技法を学んでより円滑なコミュニケーションができるようになってもらうこと、また相手に合わせることに偏りすぎたり一...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2011/04/11 00:00

被災地ではない地域での震災メンタルヘルスケア

被災地ではない地域での震災メンタルヘルスケア 3.11地震発生時、私は名古屋へ戻る新幹線の中におりました。 品川発14:40 ひかり517号。 品川を出て、ほどなく、新横浜の手前で緊急停車した車両は鶴見川の橋上で4時間。 停車後まもなく、母と電話がつながり、「大丈夫」と答えながら 二度と母の声を聞けないかも…という想いが脳裏をよぎりました。 余震に揺れる橋の上、津波の影響と思われる川の逆流も見ました。 新幹線での恐怖体験は、拙ブログ記事...(続きを読む

悠木 そのま
悠木 そのま
(ブランドコンサルタント)
公開日時:2011/04/08 00:24

必要な自粛、行き過ぎの自粛

  震災が原因で3月の売り上げが落ち込んだという話を、いろいろな会社でうかがいます。直接的な被害を受けた会社や、取引先が被災企業という会社はもちろんでしょうが、計画停電の影響で社員の出勤がままならなかったり、工場のラインやコンピュータシステム、その他設備が正常に動かせなかったり、予定していた事が延期や中止になったり、つい先日のニュースでは、西日本の鉄道で電車の部品調達が滞り、列車本数を間引かざるを...(続きを読む

小笠原 隆夫
小笠原 隆夫
(経営コンサルタント)
公開日時:2011/04/04 00:00

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