(閲覧数の多い順 6ページ目)労働問題・仕事の法律の専門家が生活やビジネスに役立つコラムを発信 - 専門家プロファイル

労働問題・仕事の法律 の専門家が生活やビジネスに役立つコラムを発信 (6ページ目)

労働問題・仕事の法律 に関する コラム 一覧

表示順序:
新着順
閲覧数の多い順

361件中 251~300 件目 RSSRSS

退職慰労金の定款の定めがなく株主総会決議がない場合の救済2

イ 損害賠償責任の追及  次に,退職金付与の合意をした代表取締役および会社,さらには退任取締役に関 する議題を株主総会に付議しない取締役に対して損害賠償責任を追及する法律構成 があります。 (ア)退職金付与の合意をした代表取締役および会社に対して 退職金付与の合意がなされたとしても,退任取締役は,会社に対して抽象的な退職慰労金請求権を取得するにすぎませんから,退職金支払約束をした代表取締...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)
公開日時:2012/01/30 05:42

退職慰労金の定款の定めがなく株主総会決議がない場合の救済1

(3)退職慰労金について定款の定めがないまたは株主総会決議が行われ ない場合の救済方法  同族会社において,オーナー取締役と仲たがいする形で退任した取締役に対して, 会社との任用契約において退職金付与の特約があるにもかかわらず,定款の定めま たは株主総会決議がないため,退職慰労金が支払われないという事態がしばしば生 じます。このような取締役の救済方法について考えてみます。 ア 退職慰労...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)
公開日時:2012/01/30 05:31

試用期間中なら解雇できるのか

試用期間中なら解雇できるのか 試用期間ってなんだ?と毎回思わされます。面接だけでは十分相手のことがわからないから、まずは一定の期間、試しに雇用しようということなのでしょうが、これがいろいろな誤解を生んでいます。 試用期間だから気軽に社員を解雇していいのかというと、当然そんなことはありません。ただし、そのように経営者が誤解しているケースは多いようです。試用期間であっても、やはり解雇するに足る理由が必要なことには変わりないのです...(続きを読む

小松 俊明
小松 俊明
(経営コンサルタント)
公開日時:2011/07/13 15:39

解雇に関する日本の法律はどうなっているのですか

解雇に関する日本の法律はどうなっているのですか 中途採用の仕事の現場では、転職活動をするビジネスマンとのたくさんの出会いがあります。今の世の中、会社都合で退職された方々、いわば会社を解雇され再就職活動をしている方がたくさんいらっしゃいます。 自ら早期退職プログラムに応募された方もいますが、自分は退職を希望しなかったものの、リストラという形で会社を辞めざるを得なくなることが少なくないわけです。不幸にもリストラにあってしまった方だけではなく、こう...(続きを読む

小松 俊明
小松 俊明
(経営コンサルタント)
公開日時:2011/07/13 12:57

管理職です。解雇される心配があります。

管理職です。解雇される心配があります。 「日本の会社は解雇ができない」もしくは「しにくい」、と思っている方が多いと思いますが、それはいまやもう正しくない認識となっているようです。 中途採用されたが解雇された人事部長がいました。本人は人事の専門家です。色々と考えた末に解雇は不当と訴えたわけですが、判決は解雇した会社の勝訴。「要職に中途採用された者の解雇において、会社の解雇回避努力義務は緩和される」ことが認められて解雇は撤回となりませんで...(続きを読む

小松 俊明
小松 俊明
(経営コンサルタント)
公開日時:2011/07/13 12:57

OECD対日経済報告書2011(5、女性の労働参加率を上げるには?)

OECD報告書の最後に、労働市場について紹介します。   OECDは、「1990年代以降経済成長が著しく減速する中、長期雇用、 年功賃金、そして60歳での定年といった伝統的な労働市場慣行」が 「経済状況にそぐわなくなった」ため、非正規労働者割合が高まっている ことを指摘した上で、「政府は、短期的な派遣労働者の利用を法的に制限し、 そうした労働者を継続的に雇用することを促す政策を提案して...(続きを読む

平 仁
平 仁
(税理士)
公開日時:2011/04/27 00:00

行政書士に対する英訳

「行政書士」が“administrative scrivener”と英訳され、「司法書士」が“judicial scrivener”と英訳されるのを頻繁に目撃します。幾つかの和英辞典は、これらの訳を「行政書士」と「司法書士」の英訳として採用します。しかしながら、これらの英訳は極めて直訳的な英訳で英語圏では「行政書士」や「司法書士」の意味を的確に伝える英訳とは思えません。   例えば、ウィキペデ...(続きを読む

今林 浩一郎
今林 浩一郎
(行政書士)
公開日時:2010/08/07 14:59

角界と野球賭博

最近はテレビでも新聞でも頻繁に角界の野球賭博のことが報道されています。確かに賭博は犯罪です(刑法185条)。ここで「賭博」とは「当事者の任意に左右し得ない偶然の事情にかかる勝敗によって財物の得喪を争うこと」と定義されます。「賭博」が犯罪とされるのは、勤労によって財産を取得するという国民の健全な経済的風俗を守るためです(通説・判例)。 確かに野球の勝敗はチームの実力や今シーズンの状態によって予測で...(続きを読む

今林 浩一郎
今林 浩一郎
(行政書士)
公開日時:2010/06/16 08:54

弁護士懲戒請求

弁護士法58条1項は 「何人も、弁護士又は 弁護士法人について懲戒の事由があると思料するときは、その事由の説明を添えて、その弁護士又は弁護士法人の所属弁護士会にこれを懲戒することを求めることができる」と規定しており、誰でも(たとえ第三者でも)弁 護士の懲戒を当該弁護士の所属する弁護士会に請求(http://www.nichibenren.or.jp/ja/autonomy/tyoukai.html...(続きを読む

今林 浩一郎
今林 浩一郎
(行政書士)
公開日時:2010/06/11 08:35

【受講者感想vol.387】 自身でも本を読むなど独学で改善してきたが、比較にならない程有意義な時間だった

【受講者感想】 自身でも本を読むなど改善を目指して今までも取り組んでおりましたが、それとは比較にならない程有意義な時間だったと思います。 42歳(男性)→  自身がパワハラしてしまう原因に気づき、現在、パワハラ改善中 ご相談の経緯 「勤務先で再三にわたりパワハラ行為を注意されています。なんとか自らの行為を省みて改善したい」 というご相談をお受けし、JACCAパワハラ改善塾(コー...(続きを読む

タカミ タカシ
タカミ タカシ
(キャリアカウンセラー)
公開日時:2018/09/15 22:00

【受講者感想vol.644】 当たり前のコミュニケーションが実は非常に怖い状況に直面していると分かった

【受講者感想】同僚や部下と当たり前のように図っているコミュニケーションが自分自身の行動や言動で実は非常に怖い状況に直面しているということが分かりました。 40代男性(部長職) → 研修費用を会社負担から自己分担に切り替え、信頼回復に挑戦中 ご相談の経緯 懲戒処分後、雇用主からの再発防止のための更生指導の一環で、 JACCAパワハラ改善塾(コース①:自己分析&レクチャー編)を受講さ...(続きを読む

タカミ タカシ
タカミ タカシ
(キャリアカウンセラー)
公開日時:2023/11/18 22:00

【受講者感想vol.637】 過ちの原因を知り、その対策をいくつか教わり、改善のきっかけを掴むことが出来た

【受講者感想】 何故そのような過ちを犯したのか?原因を知り、その対策をいくつか教わることで、改善するためのきっかけを掴むことが出来たのは非常に有意義でした。 取締役(上場企業) → 経営幹部の休職・退職について内省し、マネジメントのやり方を改善中 ご相談の経緯 「自分が原因で、経営幹部の休職・退職が続いており、自分自身を改善したい」というご相談をお受けし、 JACCAパワハラ改善...(続きを読む

タカミ タカシ
タカミ タカシ
(キャリアカウンセラー)
公開日時:2023/09/23 22:00

【受講者感想vol.619】 ハラスメント経験者に限らず全ての社会人に必要なスキルを学べる研修だと感じた

【受講者感想】 今までハラスメントを経験した方のみではなく全ての社会人の方に必要なスキルを学ぶことのできる研修だと感じました。 20代女性 → パワハラを受けないためのコミュニケーションスキルを学び、実践中 ご相談の経緯 企業様から「パワハラ被害者にコミュニケーションスキルを教えてほしい」というご依頼をお受けし、 JACCAパワハラ改善塾(パワハラ被害者向けプログラム)でお手伝...(続きを読む

タカミ タカシ
タカミ タカシ
(キャリアカウンセラー)
公開日時:2023/05/13 22:00

ベースアップと定期昇給

ベースアップと定期昇給   ベースアップ(和製英語、ベア)とは、給与の基本給部分の昇給の額または率をいう。 ベースアップは全ての労働者の名目賃金を底上げするものである。企業の生産性・収益性の向上を労働者に分配するものである。 ベアはインフレ時期においては、物価上昇に合わせて、全ての労働者の賃金額を調整する機能を果たしていた。要約すると、物価上昇率に応じたベアの率が望ましいとされている...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)
公開日時:2013/12/05 12:57

ビジネス法務2013年9月号、労働法

ビジネス法務2013年9月号、労働法 ビジネス法務 2013年 09月号 [雑誌]/中央経済社 ¥1,500 Amazon.co.jp ビジネス法務2013年9月号、労働法 「女性の活躍で変わる企業経営」と題して特集が組まれている。 池本「企業と子育てを考える~3年育休は評価できるか」 ・男女ともに短時間労働(1日6時間)を標準とし、時間外労働を免除する育児介護休暇法を実態として拡充すること、 ・保育園に入園できない...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)
公開日時:2013/11/03 18:17

ビジネス法務2010年8月号、労働法

ビジネス法務2010年8月号、労働法 ビジネス法務 2010年 08月号 [雑誌]/中央経済社 ¥1,500 Amazon.co.jp ビジネス法務2010年8月号、労働法 高仲「就業規則改訂よりも素早く確実に、個別、同意書・合意書取得の活用術」 退職に際して今後紛争が見込まれる場合には、「特別慰労金」として解決金を支払って予め紛争を未然に防止したほうが良いとの記述があるが、賛成できない。 何か紛争がありそうな場合には金...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)
公開日時:2013/11/01 17:05

労働契約締結に際しての労働条件の明示

・労働契約締結に際しての労働条件の明示   使用者は、労働契約を締結するに際して、労働条件を明示しなければならない(労働基準法15条、労働基準法施行規則5条)。   (労働条件の明示) 労働基準法第十五条  使用者は、労働契約の締結に際し、労働者に対して賃金、労働時間その他の労働条件を明示しなければならない。この場合において、賃金及び労働時間に関する事項その他の厚生労働省令で定め...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)
公開日時:2013/10/09 07:57

ビジネス法務2010年11月号、労働法

ビジネス法務2010年11月号、労働法 ビジネス法務 2010年 11月号 [雑誌]/中央経済社 ¥1,500 Amazon.co.jp ビジネス法務2010年 森崎ほか「判例にみる問題社員の対応 第8回(減給の懲戒処分)」は、近時の下級裁判例をまとめたものである。 (制裁規定の制限) 労働基準法第91条  就業規則で、労働者に対して減給の制裁を定める場合においては、その減給は、(1)一回の額が平均賃金の一日分の半額を超...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)
公開日時:2013/09/19 08:07

ビジネス法務2010年11月号、労働法

ビジネス法務2010年11月号、労働法 ビジネス法務 2010年 11月号 [雑誌]/中央経済社 ¥1,500 Amazon.co.jp ビジネス法務2010年11月号、労働法 「実務を変えた!最新ビジネス判例30選」と題して特集が組まれている。 伊予銀行・いよぎんスタッフサービス事件(最高裁平成21・3・27決定)、NTTグループ企業年金減額不承認処分事件(最高裁平成22・6・8決定)のほか、日本IBM会社分割事件(最高裁平...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)
公開日時:2013/09/19 06:06

ビジネス法務2011年6月号、震災と賃金・休業手当

ビジネス法務2011年6月号、震災と賃金・休業手当 ビジネス法務 2011年 06月号 [雑誌]/中央経済社 ¥1,500 Amazon.co.jp ビジネス法務2011年 為近「震災による欠勤・休業 賃金の支払は?休業手当は?」は、震災・計画停電などによる操業停止について、労働者が民法536条2項による賃金請求権があるか、あるいは労働基準法26条により休業手当(平均賃金の6割)を請求できるか、論じている。   6月号、 (続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)
公開日時:2013/09/12 15:06

ビジネス法務2011年4月号、新卒採用

ビジネス法務2011年4月号、新卒採用 ビジネス法務 2011年 04月号 [雑誌]/中央経済社 ¥1,500 Amazon.co.jp ビジネス法務2011年 「新卒採用をめぐる最新労務」と題して特集が組まれている。 経営法曹の弁護士2名が以下の論点について、論文を寄稿している。 ・採用時の健康診断 ・プライバシー情報の収集の可否と範囲・程度 ・労働者の真実告知義務 ・試用期間 ・試用を目的とする有期雇用...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)
公開日時:2013/09/10 14:36

高年齢者雇用安定法の平成24年改正、その1

高年齢者雇用安定法の平成24年改正   「高年齢者等の雇用の安定等に関する法律」の平成24年改正(9条)によって、高年齢者雇用確保措置の一つである「継続雇用制度」については、希望者全員を対象とすることが必要となった。 以前は、継続雇用の対象者を限定する基準を労使協定で定める仕組みが認められていた。   高年齢者雇用安定法(高年齢者雇用確保措置関係)について、詳しい説明は、以下のとお...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)
公開日時:2013/08/30 12:45

高年齢者雇用安定法の平成24年改正、その3

  3.継続雇用制度の対象者基準の経過措置 ・改正高年齢者雇用安定法では、老齢厚生年金の報酬比例部分の支給開始年齢が段階的に引き上げられることを勘案し、経過措置として、継続雇用制度の対象者を限定する基準を当該支給開始年齢以上の者について定めることを認めている。  経過措置は、これまで継続雇用制度の対象者を限定できる仕組みを利用していた企業においては、高年齢者雇用安定法の改正に伴い、継続雇...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)
公開日時:2013/08/30 12:50

高年齢者雇用安定法で事業主の利用できる助成金・支援策

高年齢者雇用安定法で事業主の利用できる助成金・支援策   事業主に望まれること  各事業所においては、それぞれの事業所の実情に応じて、次のような措置を実施することが望まれている。これらの措置を実施するに当たっては、下記「利用できる支援策」にお示しするような各種支援策を活用できる場合がある。   1.65歳以降についても、年齢にかかわらず意欲と能力に応じていつまでも働き続けられる制度...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)
公開日時:2013/08/29 15:11

高年齢者の定年延長(高年齢者雇用安定法)

高年齢者雇用安定法の平成24年改正 正式名称は、「高年齢者等の雇用の安定等に関する法律」である。  高年齢者雇用安定法が改正され、平成25年4月1日より施行されている。  高年齢者の雇用については次のようなルールがある。 1.65歳までの雇用機会の確保 (1)60歳以上定年  従業員の定年を定める場合は、その定年年齢は60歳以上とする必要がある。(高年齢者雇用安定法第8条) (2)高年齢...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)
公開日時:2013/08/29 15:55

不当労働行為審査手続(労働組合法の規定)

不当労働行為審査手続 労働組合法 労働委員会の審査手続を開始する前に、労働組合法にいう正当な労働組合の要件(労働組合法2条、5条)を満たしているかを争うことが考えられる。     (強制権限) 第22条1項  労働委員会は、その事務を行うために必要があると認めたときは、使用者又はその団体、労働組合その他の関係者に対して、出頭、報告の提出若しくは必要な帳簿書類の提出を求め、又は委員若しくは労...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)
公開日時:2013/08/08 11:17

労働組合との団体交渉

労働組合との団体交渉 労働組合法   第1章 総則 (目的) 第1条1項 労働組合法は、 ・労働者が使用者との交渉において対等の立場に立つことを促進することにより労働者の地位を向上させること、 ・労働者がその労働条件について交渉するために自ら代表者を選出することその他の団体行動を行うために自主的に労働組合を組織し、団結することを擁護すること ・使用者と労働者との関係を規制する労働協約を締結す...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)
公開日時:2013/08/08 11:56

不当労働行為の定義(労働組合法7条)

労働組合法   (不当労働行為) 第7条  使用者は、次の各号に掲げる行為をしてはならない。 一  労働者が労働組合の組合員であること、労働組合に加入し、若しくはこれを結成しようとしたこと若しくは労働組合の正当な行為をしたことの故をもって、その労働者を解雇し、その他これに対して不利益な取扱いをすること(不利益取り扱い)、又は、労働者が労働組合に加入せず、若しくは労働組合から脱退する...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)
公開日時:2013/08/07 19:19

不当労働行為事件の審査手続

不当労働行為事件の審査手続 不当労働行為事件について、都道府県の地方労働委員会が審査をし救済命令等を発した場合、不服がある当事者は、中央労働委員会(東京都の1か所のみ)に再審査請求をし、中央労働委員会の命令が出た場合、不服がある当事者は行政訴訟である救済命令等取消訴訟を提起することができる。第1審は各都道府県の地方裁判所である。行政訴訟は三審制である。 使用者が救済命令等取消訴訟を提起し...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)
公開日時:2013/08/07 18:00

退職年金の減額

○退職年金の減額 (1)法令に基づく年金 法令に基づく場合には、年金給付額、年金保険料の額などの改訂は法令に基づいて行われる。 ・国民年金法に基づく国民年金 ・厚生年金保険法に基づく厚生年金 ・国民年金基金法に基づく国民年金基金(国民年金の上乗せ部分) 国民年金や厚生年金の上乗せ部分 ・厚生年金基金法に基づく厚生年金基金 ・確定給付企業年金法に基づく確定給付企業年金...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)
公開日時:2013/08/06 11:49

退職した労働者の私物金品の返還(労働基準法23条)

○労働者の私物の返還 労働基準法23条 (金品の返還) 第23条  使用者は、労働者の死亡又は退職の場合において、権利者の請求があった場合においては、7日以内に賃金を支払い、積立金、保証金、貯蓄金その他名称の如何を問わず、労働者の権利に属する金品を返還しなければならない。 ○ 2  前項の賃金又は金品に関して争がある場合においては、使用者は、異議のない部分を、同項の期間中に支...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)
公開日時:2013/08/04 13:47

労働組合活動

労働組合活動 正当な労働組合活動に対しては、 ・懲戒解雇、懲戒処分、賃金カット、賞与や人事考課・査定上の不利益査定などの不利益処分、 ・民事上の損害賠償請求、 ・刑事罰 などに問えないと解されている。   しかし、違法争議行為については、上記の各処分・請求などはできると解されている。 判例では、以下のような行為が違法争議行為と解されている。 ・就労時間中の労働...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)
公開日時:2013/08/04 12:32

従業員に対する電子メール検査

○電子メール検査 東京高判平成14・2・26日経クィック(電子メール)事件は、就業時間中の同僚に対する電子メールについて、当該労働者は職専念義務と企業秩序遵守義務の違反になるとともに、同僚の就労を阻害し(同僚の労務の提供に支障をきたす)、返信を求めるメールについて、同僚に対して、職務専念義務と企業秩序遵守義務の違反をさせることになると判示している。 上記のような意味で、企業のアカウント...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)
公開日時:2013/08/04 11:33

退職と賞与の処理

○退職と賞与の処理 賞与は、支給日に労働者が在籍していることを要件とする基準(支給日在籍基準)が通常、多くの企業で採用されている。 賞与の性質は、賃金後払い、功労報償、生活補償、勤労奨励などである。 賞与は、支給に関する労使間の合意や就業規則によってはじめて具体的な請求権が生じる。また、企業の業績により支給の金額・時期・条件が左右される。 単に賃金の後払いだけではなく、現在・将来の...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)
公開日時:2013/08/04 08:17

早期退職制度、希望退職の募集

○早期退職制度、希望退職の募集 整理解雇の厳しい要件を避けるため、定年前の従業員を対象に退職を募る制度である。 特定の労働者に退職を勧奨する場合に「指名解雇」と呼ばれることがあるが、退職勧奨と異なり、特定の労働者のみを対象としていない。 退職のインセンティブとして、退職金の割増を提示することが多い。 多人数の退職者を募る場合に使われる。 欠点として、優秀な人材であって、会社に...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)
公開日時:2013/08/04 02:47

解雇理由の差し替え・追加(普通解雇)、解雇後に判明した解雇理由

○解雇理由の差し替え・追加(懲戒解雇、普通解雇)、解雇後に判明した解雇理由    懲戒解雇について、解雇理由の差し替え・追加は許されないと解されている。 しかし、普通解雇については、解雇理由の追加、後になってから判明した解雇理由の追加が許されるという見解がある。仮にこれを肯定した場合、普通解雇の意思表示は、理由の追加のときから効力を生じ、予告期間もそのときから進行すると解すべきではなかろう...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)
公開日時:2013/07/31 04:04

インターネット、電子メールの私的利用

インターネット、電子メールの私的利用   インターネットや電子メールの私的利用について、 ①勤務時間中は職務に専念すべき義務 ②会社の設備は所定の労働目的に利用し、私的利用は許されない(使用者の施設管理権、企業秩序義務違反) という観点から、問題となる。   出会い系サイトに勤務先のパソコンで登録し、約5年間で約800通づつ(合計約1600通)の各送受信を勤務時間中に行った...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)
公開日時:2013/07/24 12:10

時間外労働・休日労働に関する割増賃金の特例(月60時間超)と中小事業主に対する猶予

時間外労働・休日労働に関する割増賃金の特例(月60時間超)と中小事業主に対する猶予   猶予の対象となる中小事業主 ①資本金額または、出資総額 小売業、サービス業 5000万円以下 卸売業 1億円以下 上記以外 3億円以下 ②常時使用労働者数 小売業 50人以下 サービス業、卸売業 100人以下 上記以外 300人以下   上記のうち、いずれかに該当すれ...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)
公開日時:2013/07/24 09:20

退職後の競業避止義務の最高裁平成22年判決

退職後の競業避止義務の最高裁平成22年判決     最高裁平成22年3月25日判決・ 民集 第64巻2号562頁 [判決要旨] 金属工作機械部分品の製造等を業とするX会社を退職後の競業避止義務に関する特約等の定めなく退職した従業員において,別会社を事業主体として,X会社と同種の事業を営み,その取引先から継続的に仕事を受注した行為は,それが上記取引先の営業担当であったことに基づく人的関...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)
公開日時:2013/04/01 16:08

「Q&Aと書式 解雇・退職」、その6

「Q&Aと書式 解雇・退職」、その6 企業のための労働実務ガイド1 Q&Aと書式 解雇・退職/商事法務 ¥3,465 Amazon.co.jp 今日は、上記書籍のうち、第6章「休職と解雇」を読みました。 この本の中で、以下の点が気になりました。 1、産業医と会社指定医の区別ができていないのではないか。 2、病気休職の原則と例外を取り違えている、もしくは古い見解である。 病気から復帰してきて軽作業しか労務の提供ができな...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)
公開日時:2013/03/30 13:52

「Q&Aと書式 解雇・退職」

「Q&Aと書式 解雇・退職」 企業のための労働実務ガイド1 Q&Aと書式 解雇・退職/商事法務 ¥3,465 Amazon.co.jp 今日は、上記書籍のうち、整理解雇の部分を読みました。 取り上げられている裁判例は、平成10年~14年のものが多く、若干情報が古いです。   不況が深刻化した時期に解雇をめぐる裁判例が」多く公刊されたからでしょうか。(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)
公開日時:2013/03/28 11:11

「Q&Aと書式 解雇・退職」、その4

「Q&Aと書式 解雇・退職」、その4 企業のための労働実務ガイド1 Q&Aと書式 解雇・退職/商事法務 ¥3,465 Amazon.co.jp 今日は、上記書籍のうち、第4章懲戒解雇の4件を読みました。 ただし、懲戒解雇が無効となった場合に備えて予備的に普通解雇をすることは有効とする記述には疑問を持ちました。(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)
公開日時:2013/03/23 14:37

「Q&Aと書式 解雇・退職」、その3

「Q&Aと書式 解雇・退職」、その3 企業のための労働実務ガイド1 Q&Aと書式 解雇・退職/商事法務 ¥3,465 Amazon.co.jp  今日は、上記書籍のうち、第5章懲戒解雇のうち3件読みました。  おおむね参考になりますが、裁判例の理解について、若干、異なる理解もあり得るかなと思われました(例えば、懲戒解雇の有効無効を分けた決定的要素は何かについて)。    また、初歩的なことですが、「判例」という用語は、通常、最...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)
公開日時:2013/03/22 15:21

「Q&Aと書式 解雇・退職」、その3

「Q&Aと書式 解雇・退職」、その3 企業のための労働実務ガイド1 Q&Aと書式 解雇・退職/商事法務 ¥3,465 Amazon.co.jp 今日は、上記書籍のうち、「第4章 懲戒解雇」のQ&A5件を読みました。   まあまあ詳しくてためになります。   今日までで、上記書籍のうち約3分の1を読み終えました。(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)
公開日時:2013/03/20 17:55

「社会保険労務士 必修テキスト」その30

昨日は、上記書籍のうち、厚生年金法の総則、被保険者を読みました。(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)
公開日時:2013/03/10 06:42

解雇禁止-27、児童福祉法

児童福祉法 (昭和二十二年十二月十二日法律第百六十四号) 第三十三条の十二  被措置児童等虐待を受けたと思われる児童を発見した者は、速やかに、これを都道府県の設置する福祉事務所、児童相談所、第三十三条の十四第一項若しくは第二項に規定する措置を講ずる権限を有する都道府県の行政機関(以下この節において「都道府県の行政機関」という。)、都道府県児童福祉審議会若しくは市町村又は児童委員を介して、都道府県の...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)
公開日時:2013/03/04 20:58

解雇禁止-16、労働保険料徴収法

労働保険の保険料の徴収等に関する法律 (昭和四十四年十二月九日法律第八十四号) 附則 (雇用保険に係る保険関係の成立に関する暫定措置) 第二条  雇用保険法附則第二条第一項の任意適用事業(以下この条及び次条において「雇用保険暫定任意適用事業」という。)の事業主については、その者が雇用保険の加入の申請をし、厚生労働大臣の認可があった日に、その事業につき第四条に規定する雇用保険に係る保険関係が成立する...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)
公開日時:2013/03/04 20:40

解雇禁止-14、公益通報者保護法

公益通報者保護法 (平成十六年六月十八日法律第百二十二号) (解雇の無効) 第三条  公益通報者が次の各号に掲げる場合においてそれぞれ当該各号に定める公益通報をしたことを理由として前条第一項第一号に掲げる事業者が行った解雇は、無効とする。 一 通報対象事実が生じ、又はまさに生じようとしていると思料する場合 当該労務提供先等に対する公益通報 二 通報対象事実が生じ、又はまさに生じようとしていると信...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)
公開日時:2013/03/04 20:36

解雇禁止-13、個別労働関係紛争

  個別労働関係紛争の解決の促進に関する法律 (平成十三年七月十一日法律第百十二号) (当事者に対する助言及び指導) 第四条  都道府県労働局長は、個別労働関係紛争(労働関係調整法(昭和二十一年法律第二十五号)第六条に規定する労働争議に当たる紛争及び特定独立行政法人等の労働関係に関する法律(昭和二十三年法律第二百五十七号)第二十六条第一項に規定する紛争を除く。)に関し、当該個別労働関係紛争の当...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)
公開日時:2013/03/04 20:34

解雇禁止-12、雇用保険法

  雇用保険法 (昭和四十九年十二月二十八日法律第百十六号) (不利益取扱いの禁止) 第七十三条  事業主は、労働者が第八条の規定による確認の請求をしたことを理由として、労働者に対して解雇その他不利益な取扱いをしてはならない。 (確認の請求) 第八条  被保険者又は被保険者であった者は、いつでも、次条の規定による確認を請求することができる。 (確認) 第九条  厚生労働大臣は、第七条の規定に...(続きを読む

村田 英幸
村田 英幸
(弁護士)
公開日時:2013/03/04 20:32

361件中 251~300 件目