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心の病気・カウンセリング の専門家が生活やビジネスに役立つコラムを発信

心の病気・カウンセリング に関する コラム 一覧

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医者からの嫌がらせ〜ドクハラ(2)

これまでの医者‐患者関係を説明するにあたり、パターナリズム、家父長主義と言われる概念があります。これは医療現場における医者と患者の力関係を家庭における父親と子供の関係になぞらえて説明したものです。すなわち、知識と経験がある医者を父親に、それの少ない患者さんを子供に見立てたものです。患者さんには失礼な話ですし、現代の都市部においては既に通用しないことと思いますが、実際のところ医師数の限られていた20...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2007/01/25 00:00

【コラムのつなぎ目】4/12 仙台聴心館から

【コラムのつなぎ目】4/12 仙台聴心館から 仕事で仙台に来ています。カウンセリング(認知行動療法)と研修講師です。 仙台聴心館の1F入口の画像をアップしました。  東京がかなり春めいていたので,薄着のまま仙台に来てしまいました。東京で花が散った桜が,ここ仙台ではまだ5分咲きという状態。寒い訳ですよね。  さて,明日の研修は脳神経科学の講義です。脳の構造と脳内物質の話。脳神経科学の講義の1回目はみんなショックが大きいんです。「カウンセ...(続きを読む

国府谷 明彦
国府谷 明彦
(厚生労働省認定 産業カウンセラー)
公開日時:2013/04/12 21:40

ストレス・コーピング(5)

ストレス・コーピング(5) コーピングには上記のように(画像をクリックすると拡大されます)健康的なものもあれば、病的なものもあります。 病的なものとしては、過食・嘔吐、リストカット、大量服薬といった自傷行為、暴言・暴力といった他害行為などがあります。 病的な対処行動は避けるべきで、より健康的・成長的な対処・行動・思考を心がけましょう。(続く) 銀座泰明クリニック(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2007/10/07 16:50

スポーツ心理学に学ぶ ‐ 動機づけ

スポーツ心理学に学ぶ ‐ 動機づけ 前回は「継続は力なり」と題しまして、プラトーやスランプにめげず、練習や努力を続けることの大事さを説明しました。スポーツにおいても仕事や勉強においても、プラトー(停滞)は避けられず、ここをじっと我慢して乗り切った後にブレイクスルー(飛躍)が訪れます。プラトーは上級や達人の域に達してもなお生ずるもので、その道に入ったらならば、終わりなき鍛錬・修行をしていくことが求められます。 しかし「言うは易く、行...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2009/01/12 08:50

【コラムのつなぎ目】4/10 認知行動療法のお話

【コラムのつなぎ目】4/10 認知行動療法のお話  今日は,認知行動療法のお話。  知ってる人は知ってるけれど,知らない人は全然知らないのが認知行動療法。平たくいうと,言葉の力で精神疾患を治してしまう療法です。実際には,たくさんの研究者によって効果が実証されています。お薬で言うところの,治験がなされているというものです。うつやパニック障碍,強迫性障碍,対人恐怖などに有効な療法です。  このところ,わが聴心館での認知行動療法は,加速していま...(続きを読む

国府谷 明彦
国府谷 明彦
(厚生労働省認定 産業カウンセラー)
公開日時:2013/04/10 23:05

自死遺族の手記2 ~弟を自死で亡くしたNさん~

Nさんの手記、2回目です。 弟さんの知らせを受けて、実家に帰ったときの心情を7か月経った時期に綴られています。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 弟の死亡連絡を受け、急いで実家に向かった。 あの時は、なんだか不思議な気分だった。 なんていうか、 自殺?嘘?死んだ?もう会えない? という感覚と、 「くそ・・あのやろう・・勝手な事しやがって・・」 怒りに震えていた感覚。 頭...(続きを読む

小日向 るり子
小日向 るり子
(心理カウンセラー)
公開日時:2014/02/08 17:33

反省しない事にする

おはようございます。 毎回読んでいただき嬉しいです。(^O^) ありがとうございます。 【今日のキーワード】 反省をやめて気持ちを内観し、次を考える 【内容】 「反省しなさい」という言葉を使ったことありますか? 「また悪さをして!全然反省してないじゃないか!」って子供を叱っている親が目に浮かびます。 「ちゃんと反省しないから、同じミスを繰り返すんだ!」という上司もいますね。 反...(続きを読む

高橋 秀明
高橋 秀明
(心理カウンセラー)
公開日時:2014/04/12 07:00

受診しない代りに〜お酒(2)

受診しない代りに〜お酒(2) それではどの程度の飲酒ならば適切なのでしょうか。いくつかの調査研究によると成人男性の場合、ビール350〜500ml/日位が最も健康的であると言われています。しかしお酒に弱い方や女性の方はより少ない量となるでしょう。そこで以下のような質問もご参考にして下さい。世界的に用いられているスクリーニングテストです。 1. あなたは今までに自分の酒量を減らさなければいけないと感じたことがありますか? 2. ...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2006/12/26 10:50

美しさと自分らしさ〜醜形恐怖(2)

美容整形手術の是非はともかく、若い女性における美しさへのこだわりはとても強く、時には常軌を逸することもあります。決して醜くなどないのに手術を求めたり、繰り返したりするのです。これはいわゆる「醜形恐怖」と言われ、自分の容姿容貌が醜いのではないかと恐れ続ける心の病気です。 彼女たちに共通する精神病理として「ボディイメージの障害」があります。彼女たちは皆、否定的な自己像を抱いており、常に「自分が醜い・...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2007/01/12 00:00

慣れない職場〜適応障害(2)

慣れない職場〜適応障害(2) 理工系出身で、学生時代は研究室や実験室で真面目に勉強をされていた方々は、濃厚な人間関係がかなりストレスとなるようです。営業先でお客さんから苦情を受け、会社に戻ると上司から叱責され、心身ともに疲弊してしまいます。SE, system engineer と呼ばれる職業の方々がまさにその典型で、新年度で新規プロジェクト立ち上げのために顧客先に派遣されたものの、システムはトラブルが続いたりすると、その度ご...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2007/01/15 00:00

上司からの嫌がらせ〜パワハラ(2)

銀座泰明クリニックへもパワハラの被害者が数多く受診されています。皆さん善良で真面目な方ばかりで、言われたことやされたことを深刻に受け止め、悩んでいらっしゃいます。いわゆるうつ病の病前性格にも相当されるような方々です。 一方で加害者というのは、被害者である方々からうかがうところ、いわゆる自己愛性人格に相当するように思われます。すなわち自尊心や虚栄心が強く、自分の利益のために部下を利用したり他者を操...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2007/01/19 00:00

上司からの嫌がらせ〜パワハラ(3)

このような被害に遭わないためには、まず行われている行為がパワハラであると認識すること、職場内に理解者・協力者を求めること、レベルに応じては告発・訴訟も辞さないことが必要です。しかし元々、善良で真面目な方々ですから、なかなかそういった行動を直ぐに取れるとは限りません。ともすると、「私が悪いのか」「もっと頑張らなければ」と考えて自分を追い込んでしまうのです。そして、適応障害やうつ病の発病に至ります。 ...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2007/01/20 00:00

医者からの嫌がらせ〜ドクハラ(1)

今回は「嫌がらせ・ハラスメント」シリーズの第三回、「医者からの嫌がらせ〜ドクハラ」と致しました。このテーマは私としましても我が身を振り返る話であり、患者さんの立場、心情を思えば避けて通れないことですので、真摯にお話させていただきたいと思います。 ドクハラ、ドクターハラスメントとは「医師および医療従事者から患者さんに対して行われる不適切な言葉・行動・その他、全てを含む」と言われています。その提唱者...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2007/01/24 00:00

うつ病からの復職(3)

復職当初は、これも治療の一環と捉えて出勤しましょう。いわば「慣らし勤務」または「リハビリ勤務」といった具合です。いきなり周りと同じペースで仕事をしてはいけません。まずは出勤練習、毎朝の通勤に慣れるくらいからはじめましょう。はじめは毎朝、早起きして電車に乗るだけでも疲れることと思います。仕事は責任のかかるものや、難しい内容のものは避け、簡単な作業程度に止めましょう。当然ながら残業や出張は禁止です。職...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2007/02/18 00:00

うつ病の分類(4)

それでは躁うつ病のうつ状態とうつ病のうつ状態を見分けるにはどうするのでしょうか。以下の大別が目安になります。             病前性格       体型  発病年齢 うつ病   :真面目(執着気質)  普通  中年期以降に多い 躁うつ病:社交的(循環気質)  肥満  思春期・青年期 うつ病の方は病前においても大人しく、真面目な公務員といった律儀な感じの方が多いですが、躁うつ病の方は賑や...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2007/02/23 00:00

躁うつ病とは(2)

躁うつ病とは(2) 躁うつ病はその名の通り「躁」と「鬱」とが繰り返す病気です。躁のみの「躁病」は数少なく、多くは躁の後に鬱を迎えます。動き回り喋りまくりエネルギーを枯渇して鬱になる場合もあれば、躁の時に大きな決断をして、後で悔み鬱になる場合もあります。いずれにしても、躁の時の言動が後に鬱を招くわけです。しかも「うつ病」の鬱と「躁うつ病」の鬱とでは、躁うつ病の時の鬱の方がその落差のため本人が感じる鬱は深いようです。いわ...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2007/03/01 00:00

うつ病と病前性格(2)

改めてそれぞれの病態と性格をご説明いたしましょう(濱田秀伯、精神症候学、弘文堂、1994、他)。 うつ病(メランコリー、Melancholia) 抑うつ気分または興味・喜びの減退、精神運動抑制、早朝覚醒、体重減少、日内変動などを生じ、生活や仕事に著しい支障を生じる病態。従来型うつ病。 気分変調症(ディスチミア、Dysthymia) 抑うつ気分などが少なくとも2年間以上も続いているが、大うつ病ま...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2007/07/17 16:12

うつ病と病前性格(3)

執着性格 熱中性、徹底性、几帳面、正義感、一度生じた感情が冷めにくい持続性の性格(下田光造)。 メランコリー親和型性格 秩序志向が強く、自己の要求水準が高い、良心的で他人に尽くす性格 (Tellenbach)。 強迫性格 几帳面、倹約、潔癖、強情などの性格 (Freud)。 抑うつ型人格 重苦しい気分を抱き、人生を悩む人格 (Schneider)。 回避性格 社会的な制止、不適切感および否...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2007/07/19 00:00

うつ病と病前性格(5)

うつ病と病前性格(5) さて、うつ病の病前性格をご説明する際には「うつ状態の臨床分類」もご紹介しないわけにはいきません(画像をクリックすると拡大されます)。わが国の精神病理学の大家、笠原嘉、木村敏によるこの分類(1975、一部改変)は病前性格‐発病状況‐病像‐経過を一元的に説明し、躁うつ病や統合失調症の鑑別も網羅しており、DSMやICDといった操作的診断基準が主流となった現在においても、実際の臨床場面において大変、有用と...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2007/07/21 00:00

セルフ・モニタリング(2)

セルフ・モニタリング(2) 以下のチェックリストに従い、1週間の生活を振り返ってみましょう。 ・「早寝早起き」できましたか? ・睡眠は6時間以上取りましたか? ・食事は一日3回取りましたか? ・お酒や煙草は控えられましたか? ・満足なお仕事はできましたか? ・充実した余暇を過ごせましたか? ・何か問題は生じませんでしたか? ・効果的な対処はできましたか? (続く) 銀座泰明クリニック(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2007/10/07 16:41

セルフ・モニタリング(3)

セルフ・モニタリング(3) 自分の生活や行動、そして思考・感情などを客観的に振り返ることが大事です。ともすると、日常の忙しさや慌ただしさに巻き込まれ、自分を見失い、結果、心身の不調や周囲とのトラブルを生じてから現実に直面しがちになります。従って、その前に、1日1回、週1回、そして年1回、冷静に自分を見直すことが必要です。 銀座泰明クリニック(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2007/10/07 16:44

ストレス・コーピング(4)

ストレス・コーピング(4) 次に、記録から発見された問題と対処行動を列挙し、ご自分の「ストレス・コーピング(ストレスへの対処行動)」をチェックしましょう。 不安や抑うつは適切なコーピングにより改善することが認められています。特に不安に関しては以下のように説明されています。 不安=危険/対処+援助 この式のように、危険があっても、対処や援助が十分に備われば、不安は小さくなるわけです。(続く) 銀座泰明クリニック(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2007/10/07 16:48

問題解決療法(1)

問題解決療法(1) 最も積極的・効果的な対処方法は「問題解決」です。そこで、これを治療的に援用した「問題解決療法」をご紹介いたします。具体的に上記の手順に従って進めます。画像をクリックすると拡大されます。 1問題の提起 まず問題を知覚することからはじまります。これは「問題への感受性」とも言い、自分や周囲の問題を積極的に気づくことで得られます。その際は「自分だけの思い込み」といった認知のゆがみ(後述)を排除する必要も...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2007/10/07 16:53

問題解決療法(2)

問題解決療法(2) 3代替可能な解決策の産出 問題に対し、できるだけたくさんの選択肢を考え、より良い解決策を得ることを目指します。それには「拡散的思考」(Guilford)や、「ブレイン・ストーミング」(Osborn)を用います。これは「頭の中に嵐を巻き起こす」という名称の通り、固定観念にとらわれず、様々なアイデアをいくつも考え出すことです。この際、質よりも量が重要で、それらを分類したり、組み合わせたりすることによ...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2007/10/17 00:00

認知療法(1)

認知療法(1) 残念ながら、問題解決が根本的に不可能な時には、現実に対する受け止め方を変えることが必要です。「認知療法」とは認知(物の見方や出来事の受け止め方)を改善することにより、不快な気分を和らげ、心身の健康を得るための治療法です。 気分は図のように認知・行動・身体と相互に影響しあいます(図はクリックすると拡大します)。辛くなった時に頭に浮かぶ考えやイメージ「自動思考」を現実に沿った柔軟な考え方に変えていき...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2007/10/19 00:00

認知療法(2)

認知療法(2) (画像をクリックすると拡大されます) 根拠のない決めつけ 証拠が少ないままに思いつきを信じ込むこと 白黒思考 灰色(あいまいな状態)に耐えられず、ものごと全て白か黒かという、極端な考え方で割り切ろうとすること 部分的焦点づけ 自分が着目していることだけに目を向け、短絡的に結論づけること 過大評価・過小評価 自分が関心のあることは拡大して捉え、反対に自分の考えや予想に合わない部分はこと...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2007/10/20 00:00

認知療法(3)

認知療法(3) 極端な一般化 少数の事実を取り上げ、全てのことが同様の結果になるだろうと結論づけること 自己関連づけ 何か悪いことが起こると、自分のせいで起こったのだと自分を責めてしまうこと 情緒的な理由づけ その時の自分の感情に基づいて、現実を判断してしまうこと 自分で実現してしまう予言 自分で否定的予測を立てて自分の行動を制限してしまい、自分の行動を制限するものだから、予測どおり失敗してしまう。...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2007/10/21 00:00

認知療法(4)

認知療法(4) このような否定的な認知のゆがみを自覚して、適応的な思考へ至るために以下のような「コラム法」を用います。 それぞれのコラムにご自分の状況や思考の変化を書き込んでいくことで、より現実に適応した思考へ至ることができます。 状況 その場の状況 気分 その時の気分 自動思考 その瞬間に浮かんだ考え 根拠 自動思考を裏づける事実 反証 自動思考と矛盾する事実 適応的思考 視野を広げたバ...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2007/10/22 00:00

インターネットによる精神障害の早期発見・早期治療(9)

インターネットによる精神障害の早期発見・早期治療(9) おわりに 以上、初回うつ病のDUIを大学病院やクリニックで調査し(約3ヶ月)、インターネットを利用して精神保健相談(451件)を試行した。首都圏・大都市をはじめ、地方や海外からも多数の相談を認めた。内容は未治療の受診の適否や治療中のセカンドオピニオンが大半であった。主治医との治療関係や現在の治療内容など、主治医に相談できない悩みも少なくなかった。 「早稲田大学大学院国際情報通信研究科加納研究室」...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2008/05/27 09:49

心の病の起源 進化心理学に学ぶ

心の病の起源 進化心理学に学ぶ 前々回は天才と心の病についてお話しました。人並み外れた才能は、幻覚・妄想や躁鬱を伴うことが少なくなく、これまで天才と呼ばれる人々は人知れず悩んできました。しかし非凡な才能は気分や思考の逸脱からもたらされると言っても過言ではなく、天才がしばしば心を病むのはやむをえないのかもしれません。統合失調症や躁鬱病という心の病が人類の歴史の中で「自然淘汰」されることなく存在しているのは、天才の遺伝子をはらんでい...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2009/05/03 11:56

カウンセリングを学ぶメリット~その1~

皆さんは、「心理カウンセリング」というと、どのようなイメージを持っていますか? まだ日本では、「病んでいる人が行くもの」というイメージを持っている人も多いようです。   でも実際は、心理カウンセリングが対象とするのは、「健常な人の悩み」なのです。 「もっとこうしたい、それなのにできない」というのは、より良く生きたいという健全な気持ちの裏返しなのです。 人間関係の悩み、恋愛の悩み、家族の悩...(続きを読む

阿久津 まどか
阿久津 まどか
(心理カウンセラー)
公開日時:2011/08/07 10:32

【コラムのつなぎ目】4/9 健康と精神疾患の間

【コラムのつなぎ目】4/9 健康と精神疾患の間 先週から今週にかけて,ちょっと対照的なクライエントさん(患者さん)がやってきました。といっても,ものすごく特殊というわけではありません。  おひとりは,健康な方。ちょっと深刻な悩みでご相談に来られました。個人情報保護やカウンセラーの守秘義務がありますから,詳しいことは話せませんが,ちょっと深刻で,気持ちが沈んでおられました。もうおひとりは,サラリーマンの方で,勤務先の産業医さんやその後に行か...(続きを読む

国府谷 明彦
国府谷 明彦
(厚生労働省認定 産業カウンセラー)
公開日時:2013/04/09 13:15

【コラムのつなぎ目】4/23 広告にまつわる話

【コラムのつなぎ目】4/23 広告にまつわる話 火曜日です。 写真は,うちのビルの入り口の写真。上の方のイタリア国旗の看板と,黄色い中華料理屋さんの看板が目印です。外苑前の1b出口からでも,遠目によーく見えます。おいでいただくクライエントさんの目印にしてもらっています。 さて,看板・・・・広告ときて,今日はおもしろいことがありました。 毎月,仙台の医療系の月刊誌に,連載のようにして広告を出しています。 「認知行動療法」を話題にしたり,いろ...(続きを読む

国府谷 明彦
国府谷 明彦
(厚生労働省認定 産業カウンセラー)
公開日時:2013/04/23 23:27

完璧主義で苦しむクライエントさんのカウンセリングのコツ(その1)

カウンセラーが完璧を目指すこと自体が、クライエントさんの完璧主義的思考を促してしまう… 前回投稿しました「カウン セラーは人格者である必要はない」というコラムの中で「カウンセリングではカウンセラーがクライエントさんから理想化されるがちのため、カウンセラーの態 度が意識的・無意識的にクライエントさんに、それが人間の理想的な態度であるかのような印象を与えてしまう」と書きましたが、今回はこの事を利用...(続きを読む

田尻 健二
田尻 健二
(心理カウンセラー)
公開日時:2013/04/29 23:43

完璧主義で苦しむクライエントさんのカウンセリングのコツ(その2)

完璧主義で苦しむクライエントさんのカウンセリングのコツの続きです。 前回のコラムの最後に書かせていただいた次の文章への答え(具体策)が今回の内容となります。 (完璧主義で苦しむクライエントさんに対して)カウンセラーに必要な態度は「~しなければならない」「~してはならない」という代わりに「~でも良いんじゃないですか」という受容を促すメッセージです。 ですが、このような態度を完璧にこなそうとは思わな...(続きを読む

田尻 健二
田尻 健二
(心理カウンセラー)
公開日時:2013/05/01 23:07

【認知行動療法のつなぎ目】5/13 タイトルを変えました

【認知行動療法のつなぎ目】5/13 タイトルを変えました GW連休が終わってから1週間。忙しい1週間でした。 写真はGW前に,栃木の方の相談を受ける際に, いつもとは違うルートにチャレンジしたのですが, そこで出くわした風景です。 とにかく,休み明けで相談の方も多かったし, 研修用の脳神経科学のテキストの改訂版を作る作業がGW中に終わらず, 忙しい時期に重なって,大変なことになっていました。 やむなくWEBセミナを1週間お休みさせていただきました...(続きを読む

国府谷 明彦
国府谷 明彦
(厚生労働省認定 産業カウンセラー)
公開日時:2013/05/14 00:14

自死遺族の手記4 ~弟を自死で亡くしたNさん~

Nさんの手記、4回目です。 警察で弟さんの遺品と対面したときの心情です。 弟さんの死後、7か月経った時期に綴られたものです。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 早速、取調室のような個室に行き、現場での状況など詳細を聞いた。 財布、携帯、その時の洋服などの遺品を渡された。 洋服はビニールに入っていたが、 首吊りは汚物が出るという話を聞いた事があったので、家族全員の話...(続きを読む

小日向 るり子
小日向 るり子
(心理カウンセラー)
公開日時:2014/02/26 13:57

心理カウンセリングやセラピーの効果を決める要因とは何か?

こんにちは,心理カウンセラーの三城 いちたろう です。 今回のコラムでは,セラピーや,カウンセリングの効果を決める要因は何かについて,記してみました。 ぜひ参考にしてみてください。   悩みを解決するにあたって,そして,具体的に取り組む前にとても大切なことがあります。 それは,悩みの解決の効果,成否は,手法,技法よりも実は「人間観」によって左右される,ということです。 どのような「人間...(続きを読む

みき いちたろう
みき いちたろう
(心理カウンセラー)
公開日時:2014/05/04 20:17

(9)心×人間も心も進化しつづけているのだろー。

遺伝子といいながら、かならずそのようにならない・・・ いろいろな健康な方法、予防があっても、そうだ!となる人もいれば、 ならない人もいる。   科学的な根拠から言えば、食べる物と、脳の関係がある。 たしかにあるかとは思うが、そうのようにならないことも多くある。   サッカーや、スケートの競技の記事などを読むと、 あの真央ちゃんはよい点数をだした競技では、 直前まで不安でしょうがな...(続きを読む

平澤 一美
平澤 一美
(メンタルコーチ)
公開日時:2014/06/21 13:12

《聴心館》 【心の炎・散歩路 No.5】認知行動療法とは

《聴心館》【心の炎・散歩路 No.5】認知行動療法とは 昨日は聴心館のご案内でしたので,今日はいま話題の「認知行動療法」のお話をしたいと思います。 認知行動療法といっても,いささか幅があります。ちょうど,内科のお医者さんといっても,消化器内科もあれば,呼吸器内科,循環器内科,神経内科,はたまた心療内科など幅がありますよね。それと同じくらいの違いがあります。 もともと,認知行動療法...(続きを読む

国府谷 明彦
国府谷 明彦
(厚生労働省認定 産業カウンセラー)
公開日時:2014/10/29 17:53

《聴心館》【心の炎・散歩路 No.10】大忙しの1週間でした

《聴心館》【心の炎・散歩路 No.10】大忙しの1週間でした。 先週は,前半が東京,後半が仙台でした。このところ,クライエントさん・患者さんが急増しています。朝10時から夜10時まで,ほとんど目一杯で,認知行動療法を施術しています。仙台では,朝に面接室に入ってから,「あれ昼飯食べたっけ?」と思っている内に,夜も9時過ぎで,「さあ今日最後の一人」という感じです。昨日も,予約が取れなくなった患者...(続きを読む

国府谷 明彦
国府谷 明彦
(厚生労働省認定 産業カウンセラー)
公開日時:2014/11/17 21:46

《聴心館》【心の炎・散歩路 No.11】症状あれこれ・・・思春期の衝動性2

《聴心館》【心の炎・散歩路 No.11】症状あれこれ・・・思春期の衝動性2《一般的によくある相談1》思春期あるいは思春期を目前にしたお子さんの相談のお話でした。 ちょっとしたことで,すぐに怒り出す。衝動性とか,過激性,暴力性,感情性などが問題になります。さて,これにどう対応するかという話でした。 カウンセラーを30年もやっていると,時代の変化をもろに感じます。かなり昔だと「優しい親とそれに反抗する...(続きを読む

国府谷 明彦
国府谷 明彦
(厚生労働省認定 産業カウンセラー)
公開日時:2014/11/18 21:19

人生の午後とは

心理学者のユングの考えかたに「人生の午後」というのがあります。これは午前6時〜9時までを幼少期、午前9時〜11時までを青年期、午前11時〜午後1時までを中年期、午後1時〜3時までを老年期にするという例えたお話です。現代は長寿の時代ですから、人生80年と計算して真ん中は40歳頃になります。マラソンで例えれば0歳がスタートで折り返し地点が40歳になり、ゴールが80歳なのです。ここで、なぜこのお話を取り...(続きを読む

藤永 英治
藤永 英治
(心理カウンセラー)
公開日時:2015/02/15 15:20

【WEBセミナ】認知行動療法 第3回 面接の流れ

【WEBセミナ】認知行動療法 第3回 面接の流れ前回は,認知行動療法でどんなことが行われているのかを,全体の流れとしてお話ししました。今回は,1回の面接でどんなことが行われているのかをお話ししましょう。1回の面接は,大別して開始・本体・終了の3つの部分から構成されています。 1)面接の開始部分  認知行動療法では,通常,クライエントの気分をチェックすることから始まります。BDIなどのアセスメン...(続きを読む

国府谷 明彦
国府谷 明彦
(厚生労働省認定 産業カウンセラー)
公開日時:2012/04/11 18:12

受診が遅れてしまう理由(1)

受診が遅れてしまう理由(1) 前回は、患者さんがうつ病を発病しても受診に至るまで2〜3ヶ月かかってしまうことをお伝えしました。身体の病気では考えられない程の長期間を要していますね。今回はこの要因についてご説明させていただきたいと思います。 まず、患者さんがそれを病気であると気づかないことに一因があります。うつ病はその名の通り、気分が鬱々として、意欲がなくなり、何も面白く感じられなくなる病気です。軽症の場合は気分の変化等で済み...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2006/12/26 10:15

受診が遅れてしまう理由(2)

受診が遅れてしまう理由(2) 次に、患者さんはそれを病気と思っても「心」の病気とは思いたくないという心理「否認」があります。特に日本人には昔から「精神主義」「根性主義」とでも言うべき文化があり、失敗や挫折をして落ち込むことを「弱い」とか「恥ずかしい」「情けない」とか考えてしまいがちです。このため具合が悪くても病院や医師に相談しようとは直ぐに思えないのでょう。確かに精神的な成長のためには失敗や挫折は「心の糧」になりますが、過ぎる...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2006/12/26 10:16

受診が遅れてしまう理由(3)

受診が遅れてしまう理由(3) 「銀座泰明クリニック」では更に名称から診療科名を外し、「内科・心療内科・神経科・精神科」を標榜しました。敷居を低く・間口を広くして、少しでも患者さんが抵抗を感じないように努めております。内装や接遇もホテルやサロンを意識したアメニティの高さを心がけています。ご希望に応じて保険診療と自費診療とも選択していただきます。心身の不調を感じられている方はお気軽にお越しいただけると幸いです。どうぞ宜しくお願い致...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2006/12/26 10:18

受診しない代りに〜煙草

受診しない代りに〜煙草 世の中では様々な物質や方法が用いられています。お酒や煙草はその最たるもので、世界中の国々で有史以前から用いられてきました。いわゆる「嗜好品」と呼ばれるもので、一種の「文化」にもなりえていますね。しかしこれらは「精神医学」の立場から見ると立派な「精神作用物質」と言えるのです。いずれも少量で精神を賦活し、大量で鎮静をさせます。しかし薬理作用としては効率が悪く、特に困ったこととして「副作用」を生じます。...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2006/12/26 10:25

受診しない代りに〜お酒(1)

受診しない代りに〜お酒(1) 前回は患者さん方が受診や服薬をしない代わりに、お酒や煙草をはじめとした嗜好品を用いていることをお話しました。いずれも社会文化として根付いているもので、一概に否定できませんが、気持ちが不安定な時に安定剤や睡眠薬の代りとして用いるのは止めるべきでしょう。特にお酒は睡眠導入剤の代りに用いられることが多いようですが、実際は睡眠が浅くなり、むしろ質を落としてしまいます。また不安や抑うつを一時的に和らげるため...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2006/12/26 10:31

受診しない代りに〜お酒(3)

受診しない代りに〜お酒(3) しかしそのような方も、自分だけは大丈夫だろうと思うかもしれません。と言いますのは、アルコール依存症という病気はなかなか自覚(病識)を伴わないのです。周囲は問題だと思っていても、本人はそれを認めようとせず、飲酒を止めないで、病院へ行こうともしません。このような考え方は「否認」と呼ばれ、アルコール依存症をはじめとした物質摂取や行動異常を伴う精神障害によく見受けられる現象です。従って治療の入口は、自分で...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2006/12/26 10:58

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