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心の病気・カウンセリング の専門家が生活やビジネスに役立つコラムを発信

心の病気・カウンセリング に関する コラム 一覧

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上司からの嫌がらせ〜パワハラ(2)

銀座泰明クリニックへもパワハラの被害者が数多く受診されています。皆さん善良で真面目な方ばかりで、言われたことやされたことを深刻に受け止め、悩んでいらっしゃいます。いわゆるうつ病の病前性格にも相当されるような方々です。 一方で加害者というのは、被害者である方々からうかがうところ、いわゆる自己愛性人格に相当するように思われます。すなわち自尊心や虚栄心が強く、自分の利益のために部下を利用したり他者を操...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2007/01/19 00:00

反省しない事にする

おはようございます。 毎回読んでいただき嬉しいです。(^O^) ありがとうございます。 【今日のキーワード】 反省をやめて気持ちを内観し、次を考える 【内容】 「反省しなさい」という言葉を使ったことありますか? 「また悪さをして!全然反省してないじゃないか!」って子供を叱っている親が目に浮かびます。 「ちゃんと反省しないから、同じミスを繰り返すんだ!」という上司もいますね。 反...(続きを読む

高橋 秀明
高橋 秀明
(心理カウンセラー)
公開日時:2014/04/12 07:00

受診しない代りに〜お酒(2)

受診しない代りに〜お酒(2) それではどの程度の飲酒ならば適切なのでしょうか。いくつかの調査研究によると成人男性の場合、ビール350〜500ml/日位が最も健康的であると言われています。しかしお酒に弱い方や女性の方はより少ない量となるでしょう。そこで以下のような質問もご参考にして下さい。世界的に用いられているスクリーニングテストです。 1. あなたは今までに自分の酒量を減らさなければいけないと感じたことがありますか? 2. ...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2006/12/26 10:50

美しさと自分らしさ〜醜形恐怖(2)

美容整形手術の是非はともかく、若い女性における美しさへのこだわりはとても強く、時には常軌を逸することもあります。決して醜くなどないのに手術を求めたり、繰り返したりするのです。これはいわゆる「醜形恐怖」と言われ、自分の容姿容貌が醜いのではないかと恐れ続ける心の病気です。 彼女たちに共通する精神病理として「ボディイメージの障害」があります。彼女たちは皆、否定的な自己像を抱いており、常に「自分が醜い・...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2007/01/12 00:00

医者からの嫌がらせ〜ドクハラ(2)

これまでの医者‐患者関係を説明するにあたり、パターナリズム、家父長主義と言われる概念があります。これは医療現場における医者と患者の力関係を家庭における父親と子供の関係になぞらえて説明したものです。すなわち、知識と経験がある医者を父親に、それの少ない患者さんを子供に見立てたものです。患者さんには失礼な話ですし、現代の都市部においては既に通用しないことと思いますが、実際のところ医師数の限られていた20...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2007/01/25 00:00

医者からの嫌がらせ〜ドクハラ(3)

これに対して最近ようやく高まっている概念がインフォームド・コンセント、説明と同意です。そもそも1957年のアメリカにおける医療訴訟を契機に生じてきたものですが、昨今、訴訟の相次ぐ日本においても広く認知されてまいりました。「患者さんに対して病状を十分に説明し、同意を得た上で治療を行う」ことで、基本には医者と患者さんとが目線の高さを等しくすることが求められます。一般社会においては当たり前のような話です...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2007/01/26 00:00

うつ病の休職(6)

「転地療養」は両刃となる可能性があるので、注意が必要です。よく行き慣れた別荘などへ行き、気が休まったという方もいれば、見ず知らずの観光地などへ連れて行かれ、むしろ気疲れしてしまった方もいらっしゃいます。具合が悪い時には遠方に車や電車で異動するだけでも疲れてしまうものです。 更に、親元を離れ、一人暮しをしている青年には、実家に帰省できる方と、親に心配かけたくない、何か言えない事情があると、内緒で休...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2007/02/12 00:00

うつ病からの復職(3)

復職当初は、これも治療の一環と捉えて出勤しましょう。いわば「慣らし勤務」または「リハビリ勤務」といった具合です。いきなり周りと同じペースで仕事をしてはいけません。まずは出勤練習、毎朝の通勤に慣れるくらいからはじめましょう。はじめは毎朝、早起きして電車に乗るだけでも疲れることと思います。仕事は責任のかかるものや、難しい内容のものは避け、簡単な作業程度に止めましょう。当然ながら残業や出張は禁止です。職...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2007/02/18 00:00

うつ病の分類(4)

それでは躁うつ病のうつ状態とうつ病のうつ状態を見分けるにはどうするのでしょうか。以下の大別が目安になります。             病前性格       体型  発病年齢 うつ病   :真面目(執着気質)  普通  中年期以降に多い 躁うつ病:社交的(循環気質)  肥満  思春期・青年期 うつ病の方は病前においても大人しく、真面目な公務員といった律儀な感じの方が多いですが、躁うつ病の方は賑や...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2007/02/23 00:00

うつ病と病前性格(3)

執着性格 熱中性、徹底性、几帳面、正義感、一度生じた感情が冷めにくい持続性の性格(下田光造)。 メランコリー親和型性格 秩序志向が強く、自己の要求水準が高い、良心的で他人に尽くす性格 (Tellenbach)。 強迫性格 几帳面、倹約、潔癖、強情などの性格 (Freud)。 抑うつ型人格 重苦しい気分を抱き、人生を悩む人格 (Schneider)。 回避性格 社会的な制止、不適切感および否...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2007/07/19 00:00

セルフ・モニタリング(1)

セルフ・モニタリング(1) これまでコラムやQ&Aにて話題にしてきました認知行動療法をシリーズにてご紹介いたします。具体的には、セルフモニタリング、ストレスコーピング、問題解決療法、認知療法、の順番にご説明いたします。 今回はセルフモニタリングです。まずはじめにご自分の生活や行動を「週間活動記録表」に記録して客観的に観察しましょう。活動内容と気分を点数化(0-100点)して記入します。これは「セルフ・モニタリング」と言われ...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2007/10/07 16:34

スポーツ心理学に学ぶ ‐ 強い心の作り方

スポーツ心理学に学ぶ ‐ 強い心の作り方 北京オリンピックの北島康介選手、メジャーリーグのイチロー選手をはじめ、スポーツ界で活躍している一流選手を見ていると、その技術や体力もさることながら、精神的な強さに驚かされます。接戦や劣勢の追い込まれた極限状況においても、ひるむことなく、ベスト・パフォーマンスを発揮し、輝かしい成績を収めます。このような「強い心」はどのように身に付けられるのでしょうか。これから数回に分けて、「スポーツ心理学に学ぶ‐強...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2008/09/15 09:21

【コラムのつなぎ目】4/9 健康と精神疾患の間

【コラムのつなぎ目】4/9 健康と精神疾患の間 先週から今週にかけて,ちょっと対照的なクライエントさん(患者さん)がやってきました。といっても,ものすごく特殊というわけではありません。  おひとりは,健康な方。ちょっと深刻な悩みでご相談に来られました。個人情報保護やカウンセラーの守秘義務がありますから,詳しいことは話せませんが,ちょっと深刻で,気持ちが沈んでおられました。もうおひとりは,サラリーマンの方で,勤務先の産業医さんやその後に行か...(続きを読む

国府谷 明彦
国府谷 明彦
(厚生労働省認定 産業カウンセラー)
公開日時:2013/04/09 13:15

【認知行動療法のつなぎ目】5/13 タイトルを変えました

【認知行動療法のつなぎ目】5/13 タイトルを変えました GW連休が終わってから1週間。忙しい1週間でした。 写真はGW前に,栃木の方の相談を受ける際に, いつもとは違うルートにチャレンジしたのですが, そこで出くわした風景です。 とにかく,休み明けで相談の方も多かったし, 研修用の脳神経科学のテキストの改訂版を作る作業がGW中に終わらず, 忙しい時期に重なって,大変なことになっていました。 やむなくWEBセミナを1週間お休みさせていただきました...(続きを読む

国府谷 明彦
国府谷 明彦
(厚生労働省認定 産業カウンセラー)
公開日時:2013/05/14 00:14

自死遺族の手記2 ~弟を自死で亡くしたNさん~

Nさんの手記、2回目です。 弟さんの知らせを受けて、実家に帰ったときの心情を7か月経った時期に綴られています。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 弟の死亡連絡を受け、急いで実家に向かった。 あの時は、なんだか不思議な気分だった。 なんていうか、 自殺?嘘?死んだ?もう会えない? という感覚と、 「くそ・・あのやろう・・勝手な事しやがって・・」 怒りに震えていた感覚。 頭...(続きを読む

小日向 るり子
小日向 るり子
(心理カウンセラー)
公開日時:2014/02/08 17:33

自死遺族の手記4 ~弟を自死で亡くしたNさん~

Nさんの手記、4回目です。 警察で弟さんの遺品と対面したときの心情です。 弟さんの死後、7か月経った時期に綴られたものです。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 早速、取調室のような個室に行き、現場での状況など詳細を聞いた。 財布、携帯、その時の洋服などの遺品を渡された。 洋服はビニールに入っていたが、 首吊りは汚物が出るという話を聞いた事があったので、家族全員の話...(続きを読む

小日向 るり子
小日向 るり子
(心理カウンセラー)
公開日時:2014/02/26 13:57

(2)心×音楽

心 × 音楽  音楽は好きですか?あまり好きでも、嫌いでもない? 私は、気持ちが沈んでいる時、疲れているとき、悲しいときなどは、 聴きごこちのよい音楽&曲を毎日聴きます(同じ曲を聴いているときもあります)。 だいたい1週間くらいです。 その後、少しテンポがよくて、聴きごこちのよい音楽&曲に変えます。 そのことによって、気持ちの癒し~バランスの調整&切替ができ、 心の中のモヤモヤ感など...(続きを読む

平澤 一美
平澤 一美
(メンタルコーチ)
公開日時:2014/03/24 13:21

(9)心×人間も心も進化しつづけているのだろー。

遺伝子といいながら、かならずそのようにならない・・・ いろいろな健康な方法、予防があっても、そうだ!となる人もいれば、 ならない人もいる。   科学的な根拠から言えば、食べる物と、脳の関係がある。 たしかにあるかとは思うが、そうのようにならないことも多くある。   サッカーや、スケートの競技の記事などを読むと、 あの真央ちゃんはよい点数をだした競技では、 直前まで不安でしょうがな...(続きを読む

平澤 一美
平澤 一美
(メンタルコーチ)
公開日時:2014/06/21 13:12

《聴心館》【心の炎・散歩路 No.1】始まり始まり・・・・

《聴心館》【心の炎・散歩路 No.1】始まり始まり・・・・ 《聴心館》【心の炎・散歩路 No.1】始まり始まり・・・・今日から新たに日々雑感をお届けします。不定期便ですがよろしく。 聴心館では「メンタルケアやうつ・不安などの精神疾患には,投薬以外の治療法もあります」をモットーに業務を展開しています。 投薬というと,薬には大きく分けて2つのタイプがあることはご存じのことと思います。ひとつは,病気の原因に作用して治療する「治療薬」。そして,もうひとつには,痛み...(続きを読む

国府谷 明彦
国府谷 明彦
(厚生労働省認定 産業カウンセラー)
公開日時:2014/10/25 15:48

《聴心館》 【心の炎・散歩路 No.5】認知行動療法とは

《聴心館》【心の炎・散歩路 No.5】認知行動療法とは 昨日は聴心館のご案内でしたので,今日はいま話題の「認知行動療法」のお話をしたいと思います。 認知行動療法といっても,いささか幅があります。ちょうど,内科のお医者さんといっても,消化器内科もあれば,呼吸器内科,循環器内科,神経内科,はたまた心療内科など幅がありますよね。それと同じくらいの違いがあります。 もともと,認知行動療法...(続きを読む

国府谷 明彦
国府谷 明彦
(厚生労働省認定 産業カウンセラー)
公開日時:2014/10/29 17:53

《聴心館》【心の炎・散歩路 No.10】大忙しの1週間でした

《聴心館》【心の炎・散歩路 No.10】大忙しの1週間でした。 先週は,前半が東京,後半が仙台でした。このところ,クライエントさん・患者さんが急増しています。朝10時から夜10時まで,ほとんど目一杯で,認知行動療法を施術しています。仙台では,朝に面接室に入ってから,「あれ昼飯食べたっけ?」と思っている内に,夜も9時過ぎで,「さあ今日最後の一人」という感じです。昨日も,予約が取れなくなった患者...(続きを読む

国府谷 明彦
国府谷 明彦
(厚生労働省認定 産業カウンセラー)
公開日時:2014/11/17 21:46

《聴心館》【心の炎・散歩路 No.11】症状あれこれ・・・思春期の衝動性2

《聴心館》【心の炎・散歩路 No.11】症状あれこれ・・・思春期の衝動性2《一般的によくある相談1》思春期あるいは思春期を目前にしたお子さんの相談のお話でした。 ちょっとしたことで,すぐに怒り出す。衝動性とか,過激性,暴力性,感情性などが問題になります。さて,これにどう対応するかという話でした。 カウンセラーを30年もやっていると,時代の変化をもろに感じます。かなり昔だと「優しい親とそれに反抗する...(続きを読む

国府谷 明彦
国府谷 明彦
(厚生労働省認定 産業カウンセラー)
公開日時:2014/11/18 21:19

*余裕ができると・・・♪*

美しい紅葉シーズン真っ最中の広島市内です。 久しぶりにゆっくりした朝を楽しんでいます^^ この間、お昼に中心部に出たときに気付いたこと。 OLのときは散々ここを歩いていたのに ・・・    のんびりゆっくり廻りを楽しみながら歩くと、 木に沢山クロガネの実がなっていることに気が付きました。 そして結構たくさんクロガネの木があるんですね!     いままでぜ~んぜん気付きませんでし...(続きを読む

田中 よしこ
田中 よしこ
(心理カウンセラー)
公開日時:2014/11/23 17:15

人生の午後とは

心理学者のユングの考えかたに「人生の午後」というのがあります。これは午前6時〜9時までを幼少期、午前9時〜11時までを青年期、午前11時〜午後1時までを中年期、午後1時〜3時までを老年期にするという例えたお話です。現代は長寿の時代ですから、人生80年と計算して真ん中は40歳頃になります。マラソンで例えれば0歳がスタートで折り返し地点が40歳になり、ゴールが80歳なのです。ここで、なぜこのお話を取り...(続きを読む

藤永 英治
藤永 英治
(心理カウンセラー)
公開日時:2015/02/15 15:20

共感の技術

共感の技術 前回「大人の発達障害」にて「自閉症スペクトラム障害」の基本症状として、「三つ組みの障害」すなわち「社会性、コミュニケーション、イマジネーションの障害」をご紹介しました。「自閉症」という名称の通り、他者との関わりを避け、自分の価値観にこだわる背景には、この「三つ組みの障害」があるわけです。さらにこの障害の心理特徴として「共感」の不足が挙げられます。「共感」とは相手の気持ちを自分の気持ちのように感じる...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2015/08/15 14:44

【WEBセミナ】認知行動療法 第3回 面接の流れ

【WEBセミナ】認知行動療法 第3回 面接の流れ前回は,認知行動療法でどんなことが行われているのかを,全体の流れとしてお話ししました。今回は,1回の面接でどんなことが行われているのかをお話ししましょう。1回の面接は,大別して開始・本体・終了の3つの部分から構成されています。 1)面接の開始部分  認知行動療法では,通常,クライエントの気分をチェックすることから始まります。BDIなどのアセスメン...(続きを読む

国府谷 明彦
国府谷 明彦
(厚生労働省認定 産業カウンセラー)
公開日時:2012/04/11 18:12

受診が遅れてしまう理由(1)

受診が遅れてしまう理由(1) 前回は、患者さんがうつ病を発病しても受診に至るまで2〜3ヶ月かかってしまうことをお伝えしました。身体の病気では考えられない程の長期間を要していますね。今回はこの要因についてご説明させていただきたいと思います。 まず、患者さんがそれを病気であると気づかないことに一因があります。うつ病はその名の通り、気分が鬱々として、意欲がなくなり、何も面白く感じられなくなる病気です。軽症の場合は気分の変化等で済み...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2006/12/26 10:15

受診が遅れてしまう理由(2)

受診が遅れてしまう理由(2) 次に、患者さんはそれを病気と思っても「心」の病気とは思いたくないという心理「否認」があります。特に日本人には昔から「精神主義」「根性主義」とでも言うべき文化があり、失敗や挫折をして落ち込むことを「弱い」とか「恥ずかしい」「情けない」とか考えてしまいがちです。このため具合が悪くても病院や医師に相談しようとは直ぐに思えないのでょう。確かに精神的な成長のためには失敗や挫折は「心の糧」になりますが、過ぎる...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2006/12/26 10:16

受診が遅れてしまう理由(3)

受診が遅れてしまう理由(3) 「銀座泰明クリニック」では更に名称から診療科名を外し、「内科・心療内科・神経科・精神科」を標榜しました。敷居を低く・間口を広くして、少しでも患者さんが抵抗を感じないように努めております。内装や接遇もホテルやサロンを意識したアメニティの高さを心がけています。ご希望に応じて保険診療と自費診療とも選択していただきます。心身の不調を感じられている方はお気軽にお越しいただけると幸いです。どうぞ宜しくお願い致...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2006/12/26 10:18

受診しない代りに〜煙草

受診しない代りに〜煙草 世の中では様々な物質や方法が用いられています。お酒や煙草はその最たるもので、世界中の国々で有史以前から用いられてきました。いわゆる「嗜好品」と呼ばれるもので、一種の「文化」にもなりえていますね。しかしこれらは「精神医学」の立場から見ると立派な「精神作用物質」と言えるのです。いずれも少量で精神を賦活し、大量で鎮静をさせます。しかし薬理作用としては効率が悪く、特に困ったこととして「副作用」を生じます。...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2006/12/26 10:25

受診しない代りに〜お酒(1)

受診しない代りに〜お酒(1) 前回は患者さん方が受診や服薬をしない代わりに、お酒や煙草をはじめとした嗜好品を用いていることをお話しました。いずれも社会文化として根付いているもので、一概に否定できませんが、気持ちが不安定な時に安定剤や睡眠薬の代りとして用いるのは止めるべきでしょう。特にお酒は睡眠導入剤の代りに用いられることが多いようですが、実際は睡眠が浅くなり、むしろ質を落としてしまいます。また不安や抑うつを一時的に和らげるため...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2006/12/26 10:31

受診しない代りに〜お酒(3)

受診しない代りに〜お酒(3) しかしそのような方も、自分だけは大丈夫だろうと思うかもしれません。と言いますのは、アルコール依存症という病気はなかなか自覚(病識)を伴わないのです。周囲は問題だと思っていても、本人はそれを認めようとせず、飲酒を止めないで、病院へ行こうともしません。このような考え方は「否認」と呼ばれ、アルコール依存症をはじめとした物質摂取や行動異常を伴う精神障害によく見受けられる現象です。従って治療の入口は、自分で...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2006/12/26 10:58

受診しない代りに〜コーヒー(1)

受診しない代りに〜コーヒー(1) 前回まではお酒や煙草などの嗜好品を大量に摂取すると肝硬変や肺癌などの身体疾患をもたらす副作用と、更に睡眠薬や精神安定剤の代わりに用いられた時には依存症となる危険性についてお話しました。今回はコーヒーや甘いものといったより身近な飲食物についてご説明いたします。 コーヒーはお酒よりも日常的に摂取されている飲み物です。未成年の方でも飲めますし、朝昼でも職場や学校でも飲めます。しかしお水とは異なり、立派...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2006/12/26 12:30

受診しない代りに〜コーヒー(2)

受診しない代りに〜コーヒー(2) またいわゆる滋養強壮のドリンク剤やコーラにも50mg程度のカフェインが含まれています。ドリンク剤などを飲んで直ぐ元気になるように感じるのは、ビタミンやアミノ酸などの作用ではなく、実はカフェインの作用だったのです。更には風邪薬にもカフェイン50mgが含まれていて、風邪に伴う倦怠感や疲労感を和らげてくれるのです。 しかし飲み過ぎると副作用を生じます。頻尿・胃炎・高血圧・高脂血症をはじめ、不眠・不安を...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2007/01/04 00:00

受診しない代りに〜甘いもの

受診しない代りに〜甘いもの 甘いものは糖分や炭水化物を多量に含んでおり、摂取後、速やかに血糖値の上昇をもたらします。これが一時的に脳・神経を刺激して快感をもたらし、気分を良くしてくれるわけです。しかし長続きせず、ストレスが続いたり、食べ物へのこだわりが生じたりすると食べることを止められなくなってしまいます。いわゆる過食症のはじまりです。 過食症は拒食症と交互に起こることが多く、過食と拒食、時には嘔吐や緩下剤・利尿剤を乱用し...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2007/01/05 00:00

美しさと自分らしさ〜摂食障害(1)

美しさと自分らしさ〜摂食障害(1) 前回は最後にストレスと食物の関係についてお話しました。イライラしたり落ち込んだりしている時に甘い物を食べると一時は気が休まりますが、人によっては食べ過ぎてしまい、食べてしまったという自責感と太りたくないという恐怖感から嘔吐したり下剤を用いたりすることがあります。いわゆる過食症です。これは逆に食べられなくなってしまう拒食症と交互に生じやすく、合わせて摂食障害と呼ばれ、若い女性に多く生じます。摂食障害...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2007/01/06 00:00

美しさと自分らしさ〜摂食障害(2)

美しさと自分らしさ〜摂食障害(2) 女性は思春期になると自分の容姿・容貌に強い関心を持つようになります。「綺麗になりたい、美しくなりたい」という願いは古今東西、共通しており、女性の本能とも言えるでしょう。いわゆる年頃になり、異性からの関心を集め、自分の中でも自信を確かにするために不可欠な価値観と言えるかもしれません。 美しさの基準は地域や時代により異なりますが、現代社会では一般的に痩せた女性が美しいとされています。日本でもモデルや...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2007/01/07 00:00

美しさと自分らしさ〜摂食障害(3)

美しさと自分らしさ〜摂食障害(3) 強迫的な性格というのは遺伝的に決まった気質のこともありますが、養育環境の中で形作られることもあります。特に両親、母親との関係は重要で、幼少期に無条件で「可愛いね、愛しているよ」というメッセージを与えられるかどうかが、思春期以降の対人関係や自尊心の形成には欠かせません。不幸にしてそのような愛情に恵まれないと、他人を信頼できず、自分にも自信が持てず、情緒不安定な性格になってしまいます。これは後から考え...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2007/01/08 00:00

美しさと自分らしさ〜親子関係(1)

美しさと自分らしさ〜親子関係(1) 前回は美しさや自分らしさを求める余り、摂食障害に至ってしまう若い女性のお話をしました。背景には不安定な対人関係や自己評価が潜んでいるともご説明しました。すなわち遺伝的な素因もさることながら、両親、特に母親との関係が大事で、幼少期から一定の無条件な愛情を受けられないと、どこかで「心もとなさ」や「頼りなさ」を覚えてしまうのです。その結果、思春期になり「自分」を意識するようになると、その反動から容姿や成...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2007/01/09 00:00

美しさと自分らしさ〜親子関係(2)

美しさと自分らしさ〜親子関係(2) 母親の愛情が強過ぎてもいけません。特に思春期以降も親との関係が強過ぎると、愛情は支配や束縛となり、本人の自立を妨げてしまいます。いつまでも親の期待や価値観に左右され、自分の人生を生きられなくなります。また逆に誇大的な自己像を抱かせ、現実にそぐわない理想を求め続けてしまうこともあります。女性ならば限りない美しさを、男性なら限りない成功を求め、周囲の注目や賞賛を要求します。この心理は「自己愛」や「自尊...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2007/01/10 00:00

美しさと自分らしさ〜醜形恐怖(1)

美しさと自分らしさ〜醜形恐怖(1) 前回まで、美しさを求める女性の心理とその裏にある親子の関係についてお話しました。特に若い女性にとって美しさは絶対的な価値観と考えられがちで、美しくなるために多くの時間と労力、時には多額のお金を費やします。そして男性からはもちろんのこと、同性からも誉められたい、自分自身にも自信を持ちたいと思い努力します。一方、そのことで長い間、悩んでいる方も少なくありません。「もう少し目が大きかったら、顔が小さかっ...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2007/01/11 00:00

美しさと自分らしさ〜醜形恐怖(3)

更に醜形恐怖では妄想的になることが少なくなく、「口の中や腋の下も臭っている」と悩んだり、「周囲からジロジロ見られている・噂されている」と恐れたりすることもあります。いわゆる「自己臭妄想」「被害妄想」と言われる精神病の症状です。 これらは特に自意識の高まる思春期・青年期に多く認められます。決して軽くない症状ですから、この場合は速やかに精神科的な治療を受けられることをお勧めします。いずれにしても自分...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2007/01/13 00:00

慣れない職場〜適応障害(1)

慣れない職場〜適応障害(1) 年初めの時期になると新入社員や転職後の方々がよく受診されます。春ならば「5月病」と言われる年初め特有の適応障害:不安・抑うつ状態です。皆さん真面目な方々ばかりで、新しい職場に慣れようと必死で頑張っていらっしゃいます。 学生時代の自由な生活から一変して、毎日、スーツを着て満員電車に乗るだけでも、ストレスなことです。まして会社という上下関係のはっきりとした組織に身を置き、昼に夜に営業や接待などへ上司...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2007/01/14 00:00

慣れない職場〜適応障害(2)

慣れない職場〜適応障害(2) 理工系出身で、学生時代は研究室や実験室で真面目に勉強をされていた方々は、濃厚な人間関係がかなりストレスとなるようです。営業先でお客さんから苦情を受け、会社に戻ると上司から叱責され、心身ともに疲弊してしまいます。SE, system engineer と呼ばれる職業の方々がまさにその典型で、新年度で新規プロジェクト立ち上げのために顧客先に派遣されたものの、システムはトラブルが続いたりすると、その度ご...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2007/01/15 00:00

忙しい仕事〜過重労働(1)

忙しい仕事〜過重労働(1) 前回は「慣れない職場」に関してお話しましたが、同じ職務で勤務を続けている方でも調子を崩される方は少なくありません。「忙しい仕事」いわゆる「過重労働」と言われる長時間の重労働は心身ともに消耗させられます。 繁忙期のため夜遅くまで働かれている方々は、終電に間にも合わず、毎晩、タクシーで帰宅するか、カプセルホテルに宿泊されているようです。外資系企業などで、早朝勤務を課せられる方々は、朝からミーティング...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2007/01/16 00:00

忙しい仕事〜過重労働(2)

同じ職場や環境でも地位や立場によってストレスの受け止め方は異なります。管理職にある方は過重労働でも比較的、主体的に捉えて対処できますが、従業員や中間職のような方は常に上司の判断をうかがい行動することにならざるをえません。いわゆる「報告・連絡・相談」を義務付けられ、自由度・裁量権が皆無のこともあります。 当院へ通院されている秘書の方によると、管理職である上司は精力的である反面、自己中心的なところも...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2007/01/17 00:00

上司からの嫌がらせ〜パワハラ(1)

前回は「忙しい職場」として「過重労働」についてお話いたしました。特に都心の企業では皆様、夜遅くまで働かれていて、土日に出勤されている方も少なくありません。本人の意思とは関係なく、職務のノルマや職場の雰囲気から帰宅できないことも少なくありません。特に高圧的な上司に支配されている職場では、実際の職務より全体の雰囲気からなかなか帰宅できず、結局、終電やタクシーで帰宅することになるようです。 このような...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2007/01/18 00:00

上司からの嫌がらせ〜パワハラ(3)

このような被害に遭わないためには、まず行われている行為がパワハラであると認識すること、職場内に理解者・協力者を求めること、レベルに応じては告発・訴訟も辞さないことが必要です。しかし元々、善良で真面目な方々ですから、なかなかそういった行動を直ぐに取れるとは限りません。ともすると、「私が悪いのか」「もっと頑張らなければ」と考えて自分を追い込んでしまうのです。そして、適応障害やうつ病の発病に至ります。 ...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2007/01/20 00:00

異性からの嫌がらせ〜セクハラ(1)

異性からの嫌がらせ〜セクハラ(1) 前回はパワハラについてご説明いたしましたが、ハラスメントとしてはセクハラについてお話しないわけにはいきません。セクハラ、セクシャルハラスメントとは職場や学校などにおいて、相手の意思に反し、性的な言葉や行為を行い、不快な心理に陥らせることを言います。多くは男性上司から女性部下に対して行われます。直接的に性的な発言や行動を起こすものから、間接的に人事や環境に影響をもたらすものまで、その範囲や程度は多岐...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2007/01/21 00:00

異性からの嫌がらせ〜セクハラ(2)

異性からの嫌がらせ〜セクハラ(2) 驚くべきことは、セクハラ事件が身近な普通の職場をはじめ、世間で言われる有名企業や有名大学でも生じていたことです。被害者は女子社員や女子学生であり、加害者は幹部社員や指導教授でした。加害者には有能な人物も少なくなく、仕事や研究において誇り高い業績を挙げていたにもかかわらず、裏側では猥褻な言動を繰り返していました。事例化する前には注意や警告があったにもかかわらず繰り返していました。これは男性の性衝動と...(続きを読む

茅野 分
茅野 分
(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
公開日時:2007/01/22 00:00

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