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建築プロデュース の専門家が生活やビジネスに役立つコラムを発信

建築プロデュース に関する コラム 一覧

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人生の四大資金、住宅を間違えるととんでもないことに!

人生の四大資金、住宅を間違えるととんでもないことに! 人生の四大資金と言えば、教育、保健、老後、そして住宅。 どれも莫大な額を人生かけて支払うことになっています。 その中で、多くの方にとっては「住宅」が一番最初に取り組むプロジェクトになります。 この場合の「住宅」とは、一戸建てかマンションかという議論ではなく、「どういう住まいを持つか」ということ。つまり、仕事に就いて実家を出るという時点で、一番最初に直面するのが「住宅の支払い」ということになり...(続きを読む

松岡 在丸
松岡 在丸
(建築プロデューサー)
公開日時:2014/02/17 14:21

スマホより新聞紙面の方が良い理由は家づくりも同様

スマホより新聞紙面の方が良い理由は家づくりも同様 新聞の紙面の広さはスマホの画面の比ではなく、ざっと見渡すことで自分では想定もしていなかったような情報に出会えるというメリットがあります。 家づくりにおいても、実はネットで自分のこだわりを探しているだけではダメで、広い視野で様々なことに気付かされることがあるんです。 広い視野で家づくりを考える 「耐震性能が重要」「使いやすいキッチンその他の設備が大切」「子供とのコミュニケーションに...(続きを読む

松岡 在丸
松岡 在丸
(建築プロデューサー)
公開日時:2014/05/19 12:10

新春より建築に関する「ワンポイントコラム」をシリーズ化。

新春より建築に関する「ワンポイントコラム」をシリーズ化。 こんばんは。早いもので建築、特にインテリア全般に関わり来年で40周年を迎えることになりました。この長きに亘る時間の中で数々のエピソードや難問にも出くわすことが多々ありましたので、今後はこんなお話しを分かり易く写真を交えながらお伝えして行ければと考えています。この様なお話しをインテリアやエクステリアを中心に「ワンポイント」的に短い文章でいかにお伝えできるか・・・・・今後のコラムを「シリーズ化」として...(続きを読む

稲垣 史朗
稲垣 史朗
(店舗インテリアデザイナー)
公開日時:2012/01/28 19:04

合理的、効率的な生活や子育て環境を考えた家づくりは失敗する

合理的、効率的な生活や子育て環境を考えた家づくりは失敗する ほとんどの方が、「今の必要」「近い将来の必要」を考えて家づくりをします。部屋の間取りやキッチンの仕様など…。 子供が巣立っていくまでに良い子育て環境を目指す方もいらっしゃいます。 それらの多くは、「合理的」「効率的」に物事を考え、子育てにおいても合理性や効率を求めてしまいます。 今のことを考えて建てる家の落とし穴 現時点で家に期待したいことはたくさんありますが、実際には人も生活も変化...(続きを読む

松岡 在丸
松岡 在丸
(建築プロデューサー)
公開日時:2014/05/17 10:00

玄関で得する家になる~プランニングの秘訣

玄関で得する家になる~プランニングの秘訣 毎日使うんです。自分が、家族が。 それなのに、家づくりにおいて玄関のプランを軽く見ている方が少なくありません。 「もっとこうすれば良かった!」と後悔する玄関のポイントを整理しましょう。 気持ちよく出入りできるの? 玄関は、毎朝仕事に出掛け、毎晩帰ってくる家の出入口。 仕事に出掛ける家族も、そして学校に出掛ける子供たちも、見送り、出迎えられるという場所。そこが快適で無いなら…? お客様をお迎えする唯...(続きを読む

松岡 在丸
松岡 在丸
(建築プロデューサー)
公開日時:2014/08/18 10:28

家づくり本当に大切なことを見極めよう

「王斧を乞う」という言葉があります。 詩文の添削を乞うことですが、「斧」が使われていることから、 付け加えることよりも削ることが大切ということでしょう。 建築でも同じことが言えます。   建物を考えるのに、 金額を無視してあの設備をくっつけてこの素材を使ってと あれこれペタペタくっつけていき 展示場で「これいいですよ」と言われてしまうと どの設備もあの素材も大事に思えてしまい ...(続きを読む

田中 伸裕
田中 伸裕
(建築家)
公開日時:2011/11/03 17:14

矢向つぼみ保育園 こども環境学会賞講評

矢向つぼみ保育園 こども環境学会賞講評 ●先日受賞式のあった、2010年度こども環境学会賞 デザイン奨励賞 「つぼみとそらまめ・・・・左官によるこども空間の可能性」 の講評をご紹介させて頂きます。 審査委員の石井先生の温かい目線に感謝します。  ご紹介する保育室の2つの写真は1,2歳と0歳の保育室の違いを示しています。ここはすべての壁・天井をしっくいで仕上げた保育園です。どちらも空間に曲線を使いながら、1,2歳児は生き生きと。0歳は間接...(続きを読む

遠野 未来
遠野 未来
(建築家)
公開日時:2011/12/13 10:18

「地域 × デザイン」で心地よい暮らしをつくる

「地域 × デザイン」で心地よい暮らしをつくる 岡山県から発信する建築家・和田優輝です。   建築のプロデュース・設計・施工まで行なった、nap village ほぼ完成しました。 この計画や工事を進めるなかで、従来の私たちの活動の枠では納まりきらない、新しい分野に足を踏み入れているような感触を感じながら、去年から構想していたことがあります。     私の建築家という職業。 それは、土地や空間の個性と向き合う職業。 地域の個性を...(続きを読む

和田 優輝
和田 優輝
(建築家)
公開日時:2012/04/02 22:54

making of the "nap village" 1

making of the "nap village" 1 岡山県から発信する建築家・和田優輝です。 建築のプロデュース・設計・施工まで行なった、nap villageとは一体どんなプロジェクトだったのかを回をわけてご紹介させて頂きたいとおもいます。 ---------------------------------------- 始まりは、2年ほど前に遡ります。 事業主に当たるnap様は、岡山県に拠点を構えるアパレル製造業を営む総勢15名ほどの会...(続きを読む

和田 優輝
和田 優輝
(建築家)
公開日時:2012/04/05 01:19

making of the "nap village" 2

making of the "nap village" 2 岡山県から発信する建築家・和田優輝です。 建築のプロデュース・設計・施工まで行なった、nap villageとは一体どんなプロジェクトだったのかのご紹介、今回は2回目。 ---------------------------------------- すでに土地環境に関して、イメージは膨らんでいました。職住一体とできるところ。周辺にあまり民家などがない方がいいかもしれない。岡山県の地図を開き客...(続きを読む

和田 優輝
和田 優輝
(建築家)
公開日時:2012/04/09 23:56

キッチンを調理するだけの場所にしない

キッチンを調理するだけの場所にしない 注文住宅において、キッチンにこだわる方は少なくありません。「食」を生み出す「基地」である台所は、家族の成長と健康を支える要(かなめ)であり、毎日の家事として使いやすいこと、快適であることが求められてくるために、相当のこだわりを抱くことでしょう。しかし、多くのユーザーと話をしていると、そのほとんどが「仕様」にばかり注目していることに気付かされます。オール電化にするかガスにするかで悩み、カウンター型に...(続きを読む

松岡 在丸
松岡 在丸
(建築プロデューサー)
公開日時:2012/11/26 20:21

まもなくオープンするマセラッティーショウルームは必見!

湘南の達人であるG・Gが送る~ 街で見かけた建築やインテリア&エクステリア~面白人物や意外なモノまでごった煮の企画満載で日々生きている街の今の瞬間をお伝えする 写真中心にG・G独自の視点から気ままに感想を独断と偏見に満ちたコラムです。                本日は男が憧れる車に関するお話です。     マセラティ ジャパンが、既存の青山ショールームから移転・新築した新ショー...(続きを読む

稲垣 史朗
稲垣 史朗
(店舗インテリアデザイナー)
公開日時:2013/03/16 13:00

一箇所から建物内全体が見渡せる間取り

一箇所から建物内全体が見渡せる間取り 家づくりプランニングで、日本と海外の大きな違いの一つは、家の中全体を見渡せる間取りになっているか否か、というポイントです。 昨今の日本の住宅のほとんどは、家の中心を「リビング」と考えていても、そこから他の空間への動線という観点では、例えばリビングと子供部屋は「端」と「端」に位置するパターンが少なくありません。中間に玄関があるのです。 では玄関から家の中全体が見渡せるか、というと、そういう間取り...(続きを読む

松岡 在丸
松岡 在丸
(建築プロデューサー)
公開日時:2013/03/15 09:00

賢い間取り ~トイレ編~

賢い間取り ~トイレ編~ 海外先進国の住宅と日本の現代住宅を比較して、大きく異なるポイントの一つに、トイレの考え方があります。 住む人すべて、およびゲストも含めた誰もが必要とするトイレ。日本の家づくりでは、多くがトイレを「パブリックスペース」として考え、玄関の近くに間取りするケースが多いのですが、実際にはもっともプライベートな空間であるはずではないでしょうか。 トイレ空間を見ると、その家のライフスタイルのセンスが見えて...(続きを読む

松岡 在丸
松岡 在丸
(建築プロデューサー)
公開日時:2013/03/29 10:00

賢い間取り ~キッチン編~

賢い間取り ~キッチン編~ 家の中で中心となる行為は、「食」ではないでしょうか。人を良くすると書いて「食」。食生活が整っていると、人生はどんどん良くなっていくと言っても過言ではないと思います。 そんな「食」を支える場所は、やっぱりキッチン。もしキッチンが使いづらければ、台所作業やお料理は苦痛になっていきます。そうなると、家族を精神面でも健康面でも支える「食」が、おろそかになりがち。 だからこそ、こだわるべきキッチンではあ...(続きを読む

松岡 在丸
松岡 在丸
(建築プロデューサー)
公開日時:2013/05/09 22:39

賢い間取り ~ダイニング編~

賢い間取り ~ダイニング編~ 家の中で中心的な使われ方をする部屋は、「食」を支えるダイニングです。   キッチンは「食」を生み出す準備室であるとすれば、ダイニングはまさしく「食」を楽しむ実践の場。   人は食べてエネルギーを得、食べるときに“素”な気持ちになり、食べるときに最も和むもの。それゆえに、家族が揃って食事をすることは世界的なレベルで重要視されていますね。   ところが日本のダイニングルームって、いかがでし...(続きを読む

松岡 在丸
松岡 在丸
(建築プロデューサー)
公開日時:2013/05/16 13:41

賢い間取り ~ベッドルーム編~

賢い間取り ~ベッドルーム編~ 夫婦室、子供室と呼ばれる、ベッドルーム。一日で一番長い時間を過ごすと思われていますが実際にはそうでもない、というかそうであってはならない部屋。 個室はトイレやお風呂に次いでプライベートな部屋ですが、家づくりにおいてはそれだけでは済まされない、考慮に入れるべき様々なポイントがあります。   リビングに接している個室は使いづらい リビングのようなパブリックスペースに接していると、最も気になるの...(続きを読む

松岡 在丸
松岡 在丸
(建築プロデューサー)
公開日時:2013/05/31 01:08

生きる為に働くという現実に対処する方法

オーブ・アラップという有名な構造家の人がいます。関西空港などの多くのプロジェクトの構造を手がけています。 世界遺産との関連で面白い記事があったのでご紹介します。(リンクで見れる期間はわからないのですが、とりあえずこちらから) その中で、毎日食っていく為に働くという日常に対処する一つの方法を提示しています。 オーヴ・アラップの考える「仕事」 オーヴ・アラップは、「生きるために働く」と...(続きを読む

小松原 敬
小松原 敬
(建築家)
公開日時:2013/06/14 12:30

失敗しない土地選びの6つの秘訣

失敗しない土地選びの6つの秘訣 土地を探すところから始める家づくりもあります。ところが土地についてほとんどの方は知識がありませんので、不動産屋さんが紹介してくれるものをただ鵜呑みにしてしまうことも多々あります。 土地探しに行く前に、まずはしっかりと考えをまとめておきましょう。 建物の具体的なプランニングをしっかりとイメージしておく 土地を購入した後で、「こんな家しか建たないのか」という後悔をされる方が少なくありません。土...(続きを読む

松岡 在丸
松岡 在丸
(建築プロデューサー)
公開日時:2013/06/17 19:37

リビングは多目的室として用いよう

リビングは多目的室として用いよう 日本の住宅のリビング、多くの家庭では大きなテレビやソファーを置いてくつろぐ仕様になっています。 しかし、果たしてテレビを中心にリビングをレイアウトしたりインテリアを考えたりするのはふさわしいのでしょうか。   リビングは家族が集う場所です。ということは、家族が集って何をするのかというのが大切になります。 海外のリビングを見ても、家族がリビングに集ってテレビを観るというのは、そこに集う主目的...(続きを読む

松岡 在丸
松岡 在丸
(建築プロデューサー)
公開日時:2013/06/18 23:18

日本のプライベートの概念はずれている?

日本のプライベートの概念はずれている? 日本の住宅の多くは、玄関から入ってすぐにトイレや洗面所、お風呂があります。 家族みんなが使うという理由で「パブリック」の考え方をしがちですが、海外では当然の如く「 プライバシー」を守るべき場所として家の奥の方にプランニングされています。 これは当たり前のことではないでしょうか。   玄関先にお客さんが来ている状況の中で、プライバシーが保たれなければならないトイレや洗面所がすぐそこにある、と...(続きを読む

松岡 在丸
松岡 在丸
(建築プロデューサー)
公開日時:2013/06/21 00:01

家づくりは「何年住み続けるのか」考えよう

家づくりは「何年住み続けるのか」考えよう 家を建てよう・買おうと思ったときの行動にはいくつかのパターンがあります。 住宅展示場に行く。 本屋で情報誌を購入する。 家づくりについて学ぶための書籍を購入する。 インターネットで調べる。 知り合いの建築業者に相談する。 最終的にはモデルハウスや施工事例を見に行く、ということになるわけですが、どのアプローチでも、結果として購入する住宅というのは「きっかけ」の連続になることが多いわけです...(続きを読む

松岡 在丸
松岡 在丸
(建築プロデューサー)
公開日時:2013/07/04 21:26

家を持つと決めたなら あきらめないで

家を持つと決めたなら あきらめないで 昨年の秋ごろから約半年、土地探しをされていた方のご相談を受けていました。 その間に、実際に土地情報を元にお話をしたのが3件。 ご本人は、それ以外にかなりの土地を見てこられた事でしょう。 3件目のご相談があってから、約4カ月が経ち・・・・ 「ダメだったのかな」 と思っていました。 昨日、その人からメールがありました。 土地の件はうまくいかず、さらにその人が転職をされたので、しばらくは家...(続きを読む

志田 茂
志田 茂
(建築家)
公開日時:2013/07/08 16:55

美しいものは非効率から生まれる

美しいものは非効率から生まれる 合理的、効率的なものが好まれるようになってからの日本の家づくりは、オリジナリティーや意匠的な美しさが欠け、「工学デザイン」という観点からのシンプルな「美」という概念がもてはやされるようになりました。 海外からの輸入住宅を好む方々の多くは、日本の住宅には無いデザインセンスに魅せられることが多いのですが、外国の家づくりのデザインが素敵と思えるのは、なぜでしょうか。 デザインというのは特に日本人の通...(続きを読む

松岡 在丸
松岡 在丸
(建築プロデューサー)
公開日時:2013/07/08 17:14

書斎はつくろう

書斎はつくろう 「書斎を作るなんて、贅沢だ」 家づくりに取り組もうとするユーザーさんの中には、こんな風に述べる方が少なくありません。 でも、書斎は贅沢なのでしょうか。 昨今のインターネットの普及によって状況が大きく変化し、在宅勤務が可能になったりフリーランスや「ノマドワーカー」と呼ばれる働き方が目立ってきたりすると、将来のワーキングスタイルに対する見方も変わってきます。 書斎は仕事と学習の場 個室か否...(続きを読む

松岡 在丸
松岡 在丸
(建築プロデューサー)
公開日時:2013/07/14 00:13

いい素材やいい建材は普及しないから

いい素材やいい建材は普及しないから こだわるユーザーからすれば、いい素材、いい建材で家を建てたいと思うのは当たり前のこと。 デザインももちろんですが、例えば化学物質を使わないものや副次的な機能性を持つものなどは、特に健康面や精神面を重要視する場合には、そのような素材や建材を見つけるのは簡単ではありません。 良いものなのになぜ普及しないのでしょうか。 良いものは大量生産が難しい 当然のことながら、安いものというのは原材料や生...(続きを読む

松岡 在丸
松岡 在丸
(建築プロデューサー)
公開日時:2013/07/18 00:08

営業マンで選んでしまうわけ

営業マンで選んでしまうわけ 営業マンの質と建物の質は同一ではない、というのが家づくりの鉄則。 自分でも分かっているつもりのはずなのに、結局は「営業の人はとてもいい印象だった」というイメージになることがほとんどです。 どうしてなのでしょうか。営業マンが巧みだからでしょうか。 もちろんそれも理由の一つなのですが、住宅業界というのは、他の業界とは異なる、ある特徴があります。その特徴を理解していないなら、結局のところどの営業マ...(続きを読む

松岡 在丸
松岡 在丸
(建築プロデューサー)
公開日時:2013/08/15 19:00

自然の木を生きているとみなせない世代。テーマパークのイミテーションとは違う

自然の木を生きているとみなせない世代。テーマパークのイミテーションとは違う テーマパークの建築物を見ていると、「本当によくできているな」と感心するほど、外観が魅力的に作られています。 アジア風だったりヨーロッパ風だったりアラビア風だったり。 そのような施工技術が近年は当たり前のように用いられるようになりました。そしてそんな意匠性を見て、簡単にテーマパークのように素敵な空間が作れるようになった、と多くの人は考えるようになりました。 もちろん、自宅についてはテーマパーク...(続きを読む

松岡 在丸
松岡 在丸
(建築プロデューサー)
公開日時:2013/09/02 15:52

憧れに基づいた突飛なプランはダメ

憧れに基づいた突飛なプランはダメ 海外の大きな住宅、オシャレな住宅をたくさん見ていると、どうしても日本での家づくりでも真似したくなるものです。 一例として、1階の大きなリビングの真ん中に階段がある洋風な家づくりを参考に日本で同様のプランを組み立てた件について紹介します。 その家は決して狭い家ではありませんでした。ダイニングは10畳、リビングも10畳、キッチンは4畳ですが、ドアで隔てられていないので、一続きの広い間取りとなります...(続きを読む

松岡 在丸
松岡 在丸
(建築プロデューサー)
公開日時:2013/09/16 13:10

「良い」「悪い」という他人の批評はどれくらい役立つか

「良い」「悪い」という他人の批評はどれくらい役立つか 住宅に限ったことではありませんが、ある国、ある文化、ある人種、ある商品について、「良い」「悪い」と様々な意見が述べられますが、一体、どうして同じものなのに正反対の反応が見られるのでしょうか。 ある住宅メーカーで家づくりをした人は「この住宅メーカー良かった! 成功した!」と言い、同じ住宅メーカーに発注した別の方は「この住宅メーカー、悪かった。失敗した!」と言います。 結果的に見れば、どっちも正解...(続きを読む

松岡 在丸
松岡 在丸
(建築プロデューサー)
公開日時:2013/09/18 17:56

営業マンはコストが低い状態から話し始める

営業マンはコストが低い状態から話し始める 「当初、予想していたよりもお金が掛かった」 「予算は伝えていたのに、結果的に大幅に予算オーバーした」 これは、家づくりでは常に生じることです。 一般の方は多くの場合、総予算の話をしていますが、ところが営業マンからすると、自社の販売価格の話ということになります。 話の中にギャップがあるんです。 計画段階と工事段階で費用が異なる 家づくりのプランニングの時には、地盤調査や地盤補強、外構、...(続きを読む

松岡 在丸
松岡 在丸
(建築プロデューサー)
公開日時:2013/09/20 15:08

「長持ちする」と「長持ちさせる」は異なる

「長持ちする」と「長持ちさせる」は異なる 多額の資金を投じるのだから、家は出来るだけ愛着を持って長く住みたい、と考えるのは至極当たり前と言えますが、実際にはそんなに思い通りには行かないもの。 営業マンに家の耐用年数について尋ねてみると、大抵は平均耐用年数や平均建替年数と共に、メンテナンスの必要性を強調されます。当然と言えば当然なのですが。 しかし、ここで家を見分けられるようになる必要があるのです。「その建物を長持ちさせるためにどれだけ...(続きを読む

松岡 在丸
松岡 在丸
(建築プロデューサー)
公開日時:2013/09/24 23:01

日本に見る、お父さんをダメにする家

日本に見る、お父さんをダメにする家 家族一人一人の立場から家づくりを見ていると、とても興味深いことが分かります。 例えばお父さんを例にとって考えてみましょう。 子供にとって特に父親はしっかりとした指針を与えるとともに、威厳をもって家族を引っ張り、そして安心感を与える存在。経済的な面でも家族を支え、いざというときに身を挺して家族を守る、そんな大黒柱です。 それだけの期待が掛けられ、それだけの働きが求められるわけですから、当然、休...(続きを読む

松岡 在丸
松岡 在丸
(建築プロデューサー)
公開日時:2013/09/26 08:41

日本に見る、お母さんをダメにする家

日本に見る、お母さんをダメにする家 一般的に、家族の中で、家で一番長い時間を過ごすのが、主婦であると言われます。 職場からお父さんが、学校から子供たちが、家に帰るのを楽しみに帰宅するのと対照的に、家族を迎えるのを楽しみに待つのがお母さん。 家族を世話し、家族が癒され、健康を維持して行くうえで、母親が果たす役割は大きいものです。 ところが、日本の一般的な家づくりを見ていると、主婦にとって居心地の良い空間があまり実現しておらず、多...(続きを読む

松岡 在丸
松岡 在丸
(建築プロデューサー)
公開日時:2013/10/05 18:00

家族力を無視した家づくりをしてはダメ

家族力を無視した家づくりをしてはダメ 家づくりのプランする際に、「夫婦の部屋」「子供部屋」「お爺ちゃんとお婆ちゃんの部屋」という考え方でまとめようとしていないでしょうか。 これは、家族力というよりも、「個」を重視した考え方です。 家族力、つまり家族としての結束力や絆などの強さを育てるのに必要な、別の指標での考え方が大切なのです。 親子が自然に話し合える場所は? 親子関係を強化するためのコミュニケーションは、家のどの場所で図る...(続きを読む

松岡 在丸
松岡 在丸
(建築プロデューサー)
公開日時:2013/10/12 08:00

一流のコックvs妻の手料理。勝ったのはどっち?

一流のコックvs妻の手料理。勝ったのはどっち? ある国で、食に関する実験をしたそうです。 妻の食事が美味しくてたまらない、という男性に対して、プロ中のプロで、その国でも指折りの一流コックと言われる料理人たちが、自らの料理で闘いを挑む、というものでした。 厳選された素材、世界中を渡り歩いて習得した技術、男性の好み。あらゆるものを駆使して数々の素晴らしい料理を整え、振舞ったのです。 男性の反応は、「どれも美味しい」というものでした。 次に、...(続きを読む

松岡 在丸
松岡 在丸
(建築プロデューサー)
公開日時:2013/10/14 12:33

家づくりは男性視点と女性視点の両方が必要

家づくりは男性視点と女性視点の両方が必要 新築やリフォームのプランを建てようとするとき、よく夫が「妻にまかせる」ということを口にすることがあります。 奥様達も、大変だとは感じつつも、自分の毎日に関わることですからね、楽しみながら真剣に考えます。 しかし、家というのは男性ももっと積極的に関わらなければいけません。 女性は生活とインテリアに長けている 毎日の家事や炊事、そして気持ちよく過ごせるインテリアという観点から、やはり女性目線...(続きを読む

松岡 在丸
松岡 在丸
(建築プロデューサー)
公開日時:2013/10/17 10:08

生活に根差した家づくり?

生活に根差した家づくり? 家づくりで大切なプランニング。多くの方が考えるのは、各論です。例えば、キッチンが使いやすいか、リビングが日当たりが良いか、寝室は静かか、など。 しかし、人間の生活というのは、時間と共に場所を移動します。外で働きに出ている方や学校に行っている子供たちを除いて、一日の大半を家で過ごす専業主婦の方などは、ご自分がどの時刻に家のどこに居るのか、ということを考えてみることをお勧めします。 早朝から午前...(続きを読む

松岡 在丸
松岡 在丸
(建築プロデューサー)
公開日時:2013/10/19 17:18

ベンチが少ない街に見る、家づくりのヒント

ベンチが少ない街に見る、家づくりのヒント 昨今の東京を歩いていると、昔ほどベンチを見掛けなくなったと感じます。 人がにぎやかに和気あいあいとした雰囲気になるには、休息とかリラックスとか、のんびり談笑しながら快適に過ごせる場所が必要です。 椅子の座り心地が悪いレストランや、そもそも座るところが無い公園に、人はゆったりと長い時間は過ごせません。 家の中は、ふとしたときに休める? もし家の中に、快適なイスやちょっと横になれる清潔な空間...(続きを読む

松岡 在丸
松岡 在丸
(建築プロデューサー)
公開日時:2014/01/19 08:00

自分に合う家があるはずだと思ってネットを探しまくる

自分に合う家があるはずだと思ってネットを探しまくる この場所にこんなことを書いて、皆さんに怒られるんじゃないかとも思うのですが、やっぱり書いたほうがいいのだと思います。 多くの方は、インターネットで「いい家」を見つけられる、と思っているようです。 でも、実際にはそうではありません。そのことは、実は事業者が一番よく分かっているんです。 インターネットは「売るため」の戦略 いい家はネットでは絶対にわかりません。そして、ユーザーの感想や評価が書...(続きを読む

松岡 在丸
松岡 在丸
(建築プロデューサー)
公開日時:2014/01/20 12:00

人に流されて建ててはいけない

人に流されて建ててはいけない 新築を買おう、家づくりをしよう、と考え始めるきっかけとして、同僚が家を建てたから、親族に勧められたから、あるいは、消費税が上がるから、といった、いわば周囲の状況に流されるというものがあります。 そのようにして家づくりを初めて考え、急いで家を建てようとすると、多くの場合に失敗します。   一両日中には習得できない いい家づくりのプランニングや企画というのは、ちょっと勉強したぐらいで習得でき...(続きを読む

松岡 在丸
松岡 在丸
(建築プロデューサー)
公開日時:2014/02/06 01:47

男がもっと子育てに関わりたい家づくり

男がもっと子育てに関わりたい家づくり ギクッと感じる方もいらっしゃるかもしれません。 最近では、お父さんが子育てに熱心になる風潮も感じられるほど、以前とは異なる家族の雰囲気というものが日本の家庭に見られるようになりました。 これも震災の影響なのかもしれませんが、子供との絆をシッカリと結んでいなければならない、子育てという時期は2度と来ない、ということを認識していることもあって、父親が子供たちとの接点をたくさん持つようになっているよ...(続きを読む

松岡 在丸
松岡 在丸
(建築プロデューサー)
公開日時:2014/02/13 01:14

家を建てることは家族の最大のエンタテイメント

家を建てることは家族の最大のエンタテイメント 家づくりは、人生を左右するほどの大イベントですが、それは同時に家族の歴史の中における最大のエンタテイメントでもあります。 作る前、作る時、そして住んでから。エンタテイメントであるという認識があるのとないのとでは、家づくりに対する取り組み方は大きく異なってきます。   計画時が何よりも家族の未来を考えるとき 現状の中で必要とすることも考えますが、実際には家族の未来の姿をイメージしながら取り組...(続きを読む

松岡 在丸
松岡 在丸
(建築プロデューサー)
公開日時:2014/02/20 23:58

無垢材は高いどころか、コストパフォーマンスが良い

無垢材は高いどころか、コストパフォーマンスが良い コストが高いという思い込みで無垢材を避けようとする方がいらっしゃいますが、それは正しい考え方ではありません。   長持ちするのは無垢材 骨組みに手をなるべく掛けずに家を長く使おうと思ったら、やはり無垢材が良いため、メンテナンスで家を長持ちさせようとするならば、無垢材はコストパフォーマンスがピカイチと言えるものです。 材料にこだわれば建物の坪単価は上がりますが、それでも100年使える家を建て...(続きを読む

松岡 在丸
松岡 在丸
(建築プロデューサー)
公開日時:2014/03/10 03:51

海外の「高級住宅」ってどんなイメージ?

海外の「高級住宅」ってどんなイメージ? 高級な家というとどんなイメージが脳裏に浮かぶでしょうか。   例えば、大理石をふんだんに使っているとか、ステンドグラスの窓がある、といったものでしょうか?   様々なメディアなどで目にする、そのような「豪華」な住まいは、確かに高級住宅の特徴の一つかもしれませんが、アメリカ人が『一番住みたい家』と言われるまでになった住宅スタイルと言えば、やはり「ティンバー・フレーム」を筆頭に挙げることができ...(続きを読む

松岡 在丸
松岡 在丸
(建築プロデューサー)
公開日時:2014/03/15 00:38

キッチンプランを成功させる、意外な4つのポイント

キッチンプランを成功させる、意外な4つのポイント 見落とされがちなのですが、キッチンは一番モノが多く、危険も多く、また長い作業時間を要するという特異な場所。 だからこそ、押さえておくべきポイントというのは多いのですが、特に注意したい「見落としがち」とも言える点について考えましょう。 頭より高い位置に食器が? 地震で食器棚が倒れないように押さえていても、中の食器が飛び出てくることは避けられなかったり。それが頭の上から落ちてきたら大変なこ...(続きを読む

松岡 在丸
松岡 在丸
(建築プロデューサー)
公開日時:2014/03/21 02:01

50年後を見据えた家づくりに臨める人々

50年後を見据えた家づくりに臨める人々 住宅業界に30年ほど携わり、何百棟もの住まいづくりに関わって来て言えることは、ユーザーが個々に期待している「家」の概念は様々であるということ…。 しかしながら、100年住宅に興味を持って「建てたい」「住みたい」と述べる方々には、共通している要素がありました。 家族の50年後を具体的にイメージできている 子供が成長して、次世代の「良い親」になるかどうかは、今の自分たちが子供たちとどのよう...(続きを読む

松岡 在丸
松岡 在丸
(建築プロデューサー)
公開日時:2014/05/15 23:34

親バカでいい。親バカで何が悪い?

親バカでいい。親バカで何が悪い? 「親バカ」を非とする傾向が世間で目立ってきているように思います。 子供は子供、親は親、みたいな考え方ですね。 しかし、自分の子供がかわいいということを公に認めることに否定的になるのはいかがなものでしょうか。 子供に対して客観的になり過ぎる親 子供が親に甘えてばかりいてはいけないからといって、「突き放す」というのは間違っていると思います。 子供から「搾取」しないように、子供には子供の...(続きを読む

松岡 在丸
松岡 在丸
(建築プロデューサー)
公開日時:2014/05/29 13:24

街の中で倒れている人に近づかない人は家を建てるな

街の中で倒れている人に近づかない人は家を建てるな いい家を建てて欲しい、家族の幸せのために素敵な家をプロデュースしたい。 そんな思いから家づくりに取り組む一方で、「こんな人には家をプロデュースしたいとは思えない」と思えるお客さんというのもいらっしゃるんです。 倒れている人に近付けない人 街の中で誰かが倒れていても、「誰かが何とかしてくれるだろう」という思いからか、自分からは決して近づこうとしない人が増えているように思います。 ...(続きを読む

松岡 在丸
松岡 在丸
(建築プロデューサー)
公開日時:2014/06/03 18:02

モノはもう要らない。そんな家をイメージしてみよう

モノはもう要らない。そんな家をイメージしてみよう 日本人のライフスタイルが「モノ」重視になっている傾向を考えると、海外と日本の家づくりの根本的な違いがいっそう顕著になってきます。 家具は家と一体先進国は書棚やデスク、リビングのテーブルやソファーまでもが家とセットの場合もあります。インテリアが家具もろとも統一されている、ということですね。日本はほとんどの場合ががらんどう。自分で家具を調達しなければなりませんが、センスが良くないと家の内装とのバランス...(続きを読む

松岡 在丸
松岡 在丸
(建築プロデューサー)
公開日時:2014/06/16 20:41

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