- 井門 隆夫
- 株式会社井門観光研究所 代表取締役
- 東京都
- マーケティングプランナー
対象:イベント・地域活性
- 宮崎 隆子
- (日本産精油スペシャリスト)
- 宮崎 隆子
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福島県観光復活のアイディア
FKS59をご存じでしょうか。
また新しいアイドルグループか、と思っていただければ、その通り!。私が「想像した女性グループ」です。KIX43というのもあります(笑)
勘の良い方はおわかりの通り、空港コードにその都道府県の市町村数を合わせた命名です。
この原稿は、1月17日5:46に書いています。もうすぐ3月11日もまたやってきます。私たちが決して忘れてはいけない日。そして、今でも福島県を中心に「原発事故は終わっていない」ことも日々心に留めておかねばならないと思います。
「八重の桜」効果もあり、会津地方の入込みは徐々に復活していると聞きます。しかし、中通りや浜通りは蚊帳の外。福島での平和観光が盛んになるまでには、長い道のりが必要です。
福島県の観光関係者の皆様もキャラバンで大手旅行業をまわっていると聞きます。頑張って欲しいと思いますが、果たして旅行会社の「送客しますよ」は本当でしょうか。おそらく、人一倍その思いは強いはずです。ただ、営業先にいる消費者の反応は必ずしも芳しいとは限らないはずです。福島県には頑張って欲しい。けれど足は後退りしているのが消費者の正直な姿のような気がします。
まずは、長い目線で廃炉工程の仮説を立て、現時点では、「廃炉前の現実的な観光振興計画」を検討すべきです。
先例に学べ
その際、参考となるのが、いわき市で唯一、大繁盛しているスパリゾートハワイアンズです。全国一円、市町村単位に営業計画を立て、直行バスを週単位で送り出しています。営業マンは、言わずと知れたフラガールの皆さん。旅行者はフラガールに動機づけられ、「フラガールに会いに行く」のです。
おそらく、旅行パンフレットを作り、福島へ!の手法はあと10年通じないと思います。ハワイアンズと同じように、全国を細かくメッシュ状にして、市町村単位でバスを出しましょう。365日、毎日どこかの地域が福島県にお客様を送り出しましょう。営業マンは、福島県の各市町村を代表する59人のアイドルたち!。
その時、全国に散らばる旅行業の皆さんが応援してくれるはずです!
(トラベルニュース1月25日号「井門隆夫のCS宣言」)
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