- 清水 康弘
- 株式会社参創ハウテック 代表取締役社長
- 工務店
対象:新築工事・施工
カサボン住環境設計の三人衆と尾崎君、阿式君、そして私の6人で文京区・白山の重量木骨(SE構法+Fフレーム)の構造見学に行ってきました。
もちろん設計・施工とも弊社です。
Fフレームはビルトインガレージや大きな開口部がある時にとても有効な木造ラーメン構造フレームで、耐震性の高い工法です。
写真は階段吹き抜け部のフレームをパノラマ撮影したものですが、柱が120×360mmもあり、見るからに強そうな構造に見えます。
さらに正面入り口部には240×360というさらに太いフレームがあり、壮観な感じさえして、建主さんも大変驚いたようです。
木造の場合、通常の柱の太さは90×90若しくは120×120ですが、その6倍程の太さがあるわけですから、フレームの部分は耐力壁が無くても高強度を実現できるという優れものです。
但し、施工に当たっては基礎レベルやアンカーの精度の高さが要求され、職人任せの登録店では施工は難しいでしょう!
2月初旬には構造見学会を開催しますので乞うご期待です。
また、この建物は国土交通省主管による地域型住宅ブランド化事業の採択を受けており、岩手県住田町の木材を使っています。
このコラムに類似したコラム
「SE構法柱脚用断熱カバー」 清水 康弘 - 工務店(2011/08/11 15:00)
木造住宅の耐震診断とは? 浜田 肇一 - 工務店(2011/06/18 22:34)
「製品開発のヒアリング」 清水 康弘 - 工務店(2011/06/03 09:21)
耐震診断 早乙女 義明 - 建築家(2011/04/05 20:49)
長期優良住宅 信戸 昌宏 - 建築家(2011/03/25 12:00)