いつも観光地(恐らく田舎・・・)に行って感じていたこと。それは、その自然(観光資源)にあぐらをかいた接客サービスが蔓延していたことです。つまり、主に都市部の人達を受け入れる満足あるサービスをやっていない、ということを言いたかった訳です。このことは今でもそう思っています。でも、歳のせいもあるのか、ここ最近はその心境に変化があらわれてきました。
私は、接客サービスというのをホテル・ブライダル・レストラン・バンケットを通じて実践してきました。ですから、プロと自負しています(勘違いも含めて)。だから、田舎の旅館、レストランであっても、その接客には都市部と変わらないモノを求めてきました。これがある意味正しいし、そうでない場合もあると最近感じるようになったんです。
この写真は、四国の果ての目の前が太平洋の漁師町。評判と聞きすぐに行きました。。満員御礼でした。評判通りと思いました。でも、接客は決して良くないのです。ここまでは以前の私です。が、こういう僻地での観光は、そこに住んでいる人達の生活そのもの・・・という気がしてきたんです。漁師町なので、それに関連する人たちの街、すなわち、郷へ入れば郷に従う・・・。漁師の雰囲気のする町、だから、仮に接客が良い悪いではなく、その田舎の人達の生活や雰囲気がそのまま観光資源では・・・と、こんなことを感じはじめた訳です。
しかし、「かつおのタタキ定食」と写真の「鰹のドンぶり」は、抜群に良かった!そして、そこで働く漁師の奥さん方と見える方たちの勢いもすごくいい!だから、2013年の幕開けは良好!
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