第736号:プロジェクトの企画方法 - コラム - 専門家プロファイル

小笠原 宏之
IT・インターネット戦略のオガコムジャパン 代表取締役
千葉県
ITコンサルタント

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第736号:プロジェクトの企画方法

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ビジネスの小技

2013/01/11

第736号:プロジェクトの企画方法

方法を判っている方にはそう難しいことではありませんが、
プロジェクトをゼロから始めるのは中々大変な様です。
今年一年の仕事を段取りよく進めて頂く為に、私の
プロジェクト企画方法を簡単にご説明したいと思います。

まず、自らの周りに存在する問題点や要求を徹底的に
抜出します。もし事前にテーマが決まっているのなら、
そのテーマに関連する事柄を強弱関係なく抽出します。
付箋紙に殴り書きをしていくと良いでしょう。
もう考えられない程になったら、同じ内容の要求を纏めます。
次に優先順位を直感的に振ります。

優先順位1位から順に、子供達でも知っている5W2Hを
書き出します。
念の為、5W2Hは
What,Why,Where,When,Who,How to,How Muchです。
この7点を明確化できない要求は実現性が低いと言えます。
全ての要件の5W2Hを抜き出した後に再度優先順位を
振り直します。

ここでトップとなった要求を実現するプロジェクトが現時点で
もっとも有効な企画と言えます。
そして、5W2Hを一枚ずつのシートに書き込んでいけば
立派な企画書が完成します。

最後にこの企画が継続し続けるよう、PDCAルーチンを
書き留めれば、企画(P)が実行(D)され、その効果が
チェック(C)されて、更に改善された業務(A)が完成します。

これだけの事ですから、実行してみてください。

【1月11日って?】

今日は「塩の日」です。

戦国時代、今では誰もが手に入れられる塩は、
海を持たない内陸の国々にとっては貴重品でした。
塩が遮断されれば人々の体力維持に影響し、
国力は低下しました。当時、信州の武田と信濃の
上杉とは対立をしていました。その様な中、
武田信玄に上杉謙信が塩を送り助けたという
有名な故事があります。

正々堂々とした日本の武士道の精神が今も役立つと
「塩の日」の今日、もう一度思い出しましょう。

※暦の情報はWikipediaを参照しています。

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