- 土面 歩史
- fp-hijitsura 日本ファイナンシャルプランナーズ協会CFP認定者
- 三重県
- ファイナンシャルプランナー
対象:家計・ライフプラン
子供が生まれると、将来の教育資金を心配をして「何らかの準備を」と考える方は女性を中心に多いようです。そしてほとんどの方はその手段として「学資保険」を選択されているように思います。ですが「学資保険」は将来のための積立て目的として本当に有効な手段なのでしょうか?ってか無効だなんて思ってないですけど・・・・・・
例えば、学資保険で有名なある保険会社の商品で試算してみると、18才満期で払込み総額の約111%の満期保険金を受け取ることができます。
ですが「お金の運用」ということで考えた場合、年利回りは大体0.6%程度ということで1%にも満たないことが分かります。「銀行の普通預金が0.02%程度だから、学資保険の方がお得よ!」というセールストークがありますが、それは金利が変わらなければの話で、金利が上昇局面に入ったりするとそのぶん、学資保険のメリットは減少していきます。
18年先まで今の金利情勢が続く・・・ちょっと現実的ではないように思いますが、みなさんはどうお考えでしょうか?
「運用したつもりが、結果ただの貯金だった」なんてことがないように・・・・・・
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