在庫と売掛金から会計全般的な使い方まで話が及んでいます。
一段階上の使い方として、資産や負債の内容、推移をみることを紹介しました。
在庫や売掛金に即して言うなら、これらの項目の残高や内容をきちんと把握することです。
在庫金額が膨れ上がっていないか。
不良在庫はないか。
売掛先で入金が滞っているところはないか。
現金決済までの期間が気がついたら伸び伸びになっていないか。
これらは売上や費用をみているだけでは決してわからないのです。
特に売上や費用などからみえる事業規模と比較して相応か否か?
これは大切な観点です。
売上が年間で1億円もあるならば、売掛金が数百万円程度あることも普通です。
しかし売上が1,000万円にも関わらず掛金が500万円だったら?
もちろん個別の事情はありますが、常態化しているようだと何かがマズイのかもしれません。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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