在庫と売掛金について考えています。
決済や割引など、売上や費用などの損益を見ているだけではわからないことを紹介しました。
ここで会計の概念を一段階上げてみます。
ずばり、簿記を勉強しただけの人と経営レベルで役立てることが出来る人の違いです。
会計を始めて最初の頃に気になることといえば、やはり
・売上はいくらか?
・売上から費用を引いた残りの利益はいくらか?
この2つではないかと思います。
もちろん、この2つを知ることが会計において重要なのは当然です。
私のような帳面のプロでもこの大原則は常に気にします。
問題はこの先です。
帳面屋としてやっていると、売上や費用以外のものまで目が行くようになります。
それが資産や負債と呼ばれるものです。
これらの項目の内訳、残高がどう推移しているのか。
ココらへんが腕の見せ所となります。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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