人生には色々なハイライトがありますが、仕事に関しては、今年は大きな転換期となりました。
このコラムを含む6紙に同様の情報や私の考えを発信していますが、毎日500人近い人に読まれています。芸能人有名人のブログならもっと多くの注目を集めますが、家造りに特化したコラムで毎日これだけの人の目に止まるのは、稀かと思います。
単純計算ですが、今年一年で述べ18000人を超える人に情報発信したことになります。
テーマは、耐震・温熱・間取りが大きなテーマですが、毎日書き続ける事により読まれた方に、少しでもご参考になったのであれば幸いです。
今年一年を振り返り、春先は長年の夢だった、特定非営利活動法人「日本住宅再生研究所」(JHL)の立ち上げに奔走しました。お陰様で7月26日に大阪市から正式な認可を受け、非営利活動を行える様になりました。これまで、住宅の見学会や、子供向け住宅模型製作イベント・耐震セミナー等々を行いました。
4月に「地域型住宅ブランド化事業」のエントリー申請を行い、ブランド化住宅「吉野悠久の家」が国交省から採択されました。このことにより、JHLを通じて建築主に100万円の補助金が下りることになりました。現在採択件数6件に対し4組の方が応募され1~2組の方がご検討されております。
7月には、フラット35S(中古住宅)の適合証明技術者の資格を取得しました。 これにより、住宅再生を志す方々を、技術面だけでなく金融面からも支援出来る体制が整いました。
個人事務所としての活動も、様々な新しい出会いがありました。お陰様で発信した情報のご支持を頂き、多くの方からお問い合わせのお便りを頂きました。
統計学での話ですが、年を経る度に東南海・南海地震の発生確率が高まって行きます。大きな災害になるのは地震大国日本に生まれた宿命としても、人の力でなんとかなる部分は努力を惜しまず活動を続けてまいります。
このコラムの執筆専門家
- 福味 健治
- (大阪府 / 建築家)
- 岡田一級建築士事務所
木造住宅が得意な建築家。
建築基準法だけでは、家の健全性は担保されません。木造住宅は伝統的に勘や経験で建てらていますが、昨今の地震被害は構造計算を無視している事が大きく影響しています。弊社は木造住宅も構造計算を行って設計しています。免震住宅も手掛けています。
「●家を建てよう!!」のコラム
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割安なハウスメーカーは?(2017/01/11 09:01)
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