いま、あらゆる業界で価格競争が行われています。
デフレ経済と言われるのは、そのためです。
採算を度外視したような、安売り競争。
出来れば、適正価格で商売したいと誰でも思っています。
では、なぜ安く売るのでしょうか。
例えば、牛丼店のターゲットは低価格でおなか一杯食べ
たい若い人たちです。
ご存知のように若い人たちは世界的に就職難で、非正規
社員も増えています。
そうすると使えるお金は限られています。
予算が優先するのですね。
また、小さい会社を相手にする事業。
来年の3月に、中小企業金融円滑化法が期限を迎えます
が、その適用を受けている会社が30万~40万社と言わ
れています。
多くの中小企業が経営難で苦しんでいます。
中小企業の7割は、赤字だとも言われます。
だから、できるだけお金をかけないで宣伝するブログや
ホームページに力を入れています。
そのような中小零細企業を相手にする場合も、やはり
予算が優先するのですね。
いくら良いものでも、支払い能力がなければ買えない、
使えないのです。
だから、コンビニなどのPBはまず販売価格を決めて
いるのです。
売価を決めて、それに合わせて原価を考えているの
です。
あなたのビジネスのターゲットは誰ですか。
今一度よく考えて見ましょう。
やはり、中小企業は勉強あるのみ。
皆様の健闘をお祈りいたします。
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