コミュニケーションについての話題で、「1対1やネットではうまくコミュニケーションがとれるけど、複数になるとうまくとれない。苦手意識が先立ちテンションが下がる」といったお悩みが結構あるようです。ネット上の書き込みのお話なので背景がうまくつかめませんが、そういった際の助言で多いのが「とにかく場数を踏んで行くしかない!」「良い方法なんてない!」「うまい人のまねをしたら」といったものです。そのどれも間違いではありませんよね。私もコミュニケーションとは何だろう?と学び始めてわかった事なのですが、相手の心理地図に入るとか、相手の事を心から大事に思い接するとか、を学ぶ事であらためて大きな気付きがあったものです。
良いコミュニケーションは相手にとって良いという事だと思います。決して自分にとって良いものでは無く、そこにいる全ての人にとって幸せな場となるように思い行動していく事なんだと思います。まさしく自利利他です。さらに言えばコミュニケーションはその場だけのものでは無く、常日頃の人間力も磨いていなければならないものです。「そこにいる全ての人にとって幸せの場にしたい」と言葉で言っても、普段の行動や言動がそのようには思わせないと思われてしまってはいきなりマイナススタートとなってしまいます。ですから勉強したから良いものでも無く、終わりがないものと言えそうですね。
卓越性の探究者・彩りを与えるコンサルタント
販売戦略構築サポート・コミュニケーショントレーナー
彩りプロジェクト代表 波田野 英嗣
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