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村田 英幸
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閲覧数順 2016年12月06日更新

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商標権登録異議の申立て

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商標法   第四章の二 登録異議の申立て

(登録異議の申立て)

第四十三条の二  何人も、商標掲載公報の発行の日から二月以内に限り、特許庁長官に、商標登録が次の各号のいずれかに該当することを理由として登録異議の申立てをすることができる。この場合において、二以上の指定商品又は指定役務に係る商標登録については、指定商品又は指定役務ごとに登録異議の申立てをすることができる。

 その商標登録が第三条、第四条第一項、第七条の二第一項、第八条第一項、第二項若しくは第五項、第五十一条第二項(第五十二条の二第二項において準用する場合を含む。)、第五十三条第二項又は第七十七条第三項において準用する特許法第二十五条 の規定に違反してされたこと。

 その商標登録が条約に違反してされたこと。

 

(決定)

第四十三条の三  登録異議の申立てについての審理及び決定は、三人又は五人の審判官の合議体が行う。

 審判官は、登録異議の申立てに係る商標登録が前条各号の一に該当すると認めるときは、その商標登録を取り消すべき旨の決定(以下「取消決定」という。)をしなければならない。

 取消決定が確定したときは、その商標権は、初めから存在しなかったものとみなす。

 審判官は、登録異議の申立てに係る商標登録が前条各号の一に該当すると認めないときは、その商標登録を維持すべき旨の決定をしなければならない。

 前項の決定に対しては、不服を申し立てることができない。

 

(申立ての方式等)

第四十三条の四  登録異議の申立てをする者は、次に掲げる事項を記載した登録異議申立書を特許庁長官に提出しなければならない。

 登録異議申立人及び代理人の氏名又は名称及び住所又は居所

 登録異議の申立てに係る商標登録の表示

 登録異議の申立ての理由及び必要な証拠の表示

 前項の規定により提出した登録異議申立書の補正は、その要旨を変更するものであってはならない。ただし、第四十三条の二に規定する期間の経過後三十日を経過するまでに前項第三号に掲げる事項についてする補正については、この限りでない。

 特許庁長官は、遠隔又は交通不便の地にある者のため、請求により又は職権で、前項に規定する期間を延長することができる。

 審判長は、登録異議申立書の副本を商標権者に送付しなければならない。

 第四十六条第三項の規定は、登録異議の申立てがあった場合に準用する。

 

(審判官の指定等)

第四十三条の五  第五十六条第一項において準用する特許法第百三十六条第二項 及び第百三十七条 から第百四十四条 までの規定は、第四十三条の三第一項の合議体及びこれを構成する審判官に準用する。

 

(審判書記官)

第四十三条の五の二  特許庁長官は、各登録異議申立事件について審判書記官を指定しなければならない。

 第五十六条第一項において準用する特許法第百四十四条の二第三項 から第五項 までの規定は、前項の審判書記官に準用する。

 

(審理の方式等)

第四十三条の六  登録異議の申立てについての審理は、書面審理による。ただし、審判長は、商標権者、登録異議申立人若しくは参加人の申立てにより、又は職権で、口頭審理によるものとすることができる。

 第五十六条第一項において準用する特許法第百四十五条第三項 から第五項 まで、第百四十六条及び第百四十七条の規定は、前項ただし書の規定による口頭審理に準用する。

 共有に係る商標権の商標権者の一人について、登録異議の申立てについての審理及び決定の手続の中断又は中止の原因があるときは、その中断又は中止は、共有者全員についてその効力を生ずる。

 

(参加)

第四十三条の七  商標権についての権利を有する者その他商標権に関し利害関係を有する者は、登録異議の申立てについての決定があるまでは、商標権者を補助するため、その審理に参加することができる。

 第五十六条第一項において準用する特許法第百四十八条第四項 及び第五項 並びに第百四十九条 の規定は、前項の規定による参加人に準用する。

 

(証拠調べ及び証拠保全)

第四十三条の八  第五十六条第一項において準用する特許法第百五十条 及び第百五十一条 の規定は、登録異議の申立てについての審理における証拠調べ及び証拠保全に準用する。

 

(職権による審理)

第四十三条の九  登録異議の申立てについての審理においては、商標権者、登録異議申立人又は参加人が申し立てない理由についても、審理することができる。

 登録異議の申立てについての審理においては、登録異議の申立てがされていない指定商品又は指定役務については、審理することができない。

 

(申立ての併合又は分離)

第四十三条の十  同一の商標権に係る二以上の登録異議の申立てについては、その審理は、特別の事情がある場合を除き、併合するものとする。

 前項の規定により審理を併合したときは、更にその審理の分離をすることができる。

 

(申立ての取下げ)

第四十三条の十一  登録異議の申立ては、次条の規定による通知があった後は、取り下げることができない。

 第五十六条第二項において準用する特許法第百五十五条第三項 の規定は、登録異議の申立ての取下げに準用する。

 

(取消理由の通知)

第四十三条の十二  審判長は、取消決定をしようとするときは、商標権者及び参加人に対し、商標登録の取消しの理由を通知し、相当の期間を指定して、意見書を提出する機会を与えなければならない。

 

(決定の方式)

第四十三条の十三  登録異議の申立てについての決定は、次に掲げる事項を記載した文書をもって行わなければならない。

 登録異議申立事件の番号

 商標権者、登録異議申立人及び参加人並びに代理人の氏名又は名称及び住所又は居所

 決定に係る商標登録の表示

 決定の結論及び理由

 決定の年月日

 特許庁長官は、決定があったときは、決定の謄本を商標権者、登録異議申立人、参加人及び登録異議の申立てについての審理に参加を申請してその申請を拒否された者に送達しなければならない。

 

(決定の確定範囲)

第四十三条の十四  登録異議の申立てについての決定は、登録異議申立事件ごとに確定する。ただし、指定商品又は指定役務ごとに申し立てられた登録異議の申立てについての決定は、指定商品又は指定役務ごとに確定する。

 

(審判の規定の準用)

第四十三条の十五  第五十六条第一項において準用する特許法第百三十三条 、第百三十三条の二、第百三十四条第四項、第百三十五条、第百五十二条、第百六十八条、第百六十九条第三項から第六項まで及び第百七十条の規定は、登録異議の申立てについての審理及び決定に準用する。

 第四十三条の三第五項の規定は、前項において準用する特許法第百三十五条 の規定による決定に準用する。

 

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