外壁工事 その3 - 住宅設計・構造設計 - 専門家プロファイル

鈴木 克彦
株式会社マクス 代表取締役
建築家
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外壁工事 その3

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板倉造り工法の住宅 富士市 大黒柱のある家
外壁工事の続きです。
ベランダ側にまわると、ALCだけでなく、こんな具合になっています。


これは、ウエスタンレッドシーダーという、木です。

もちろん無垢の木です。
本物の木という意味です。

この木は、日本名は米杉ですが、銘木の代名詞、木曽五木のネズコの仲間で、桧に近い木です。

非常に腐りにくく、電柱・枕木・カヌー・外壁材・屋根材などに使われてきました。

この木は、ただ無垢と言うだけでなく、天然木です。
天然木と言うのは、枝打ち等、人の手の入っていない森から伐採された木という意味です。

魚で言えば、養殖と天然物と言ったところでしょうか。

日当たりが悪く、厳しい条件で育つので、木目が非常に細かく詰んでいます。

それだけ強く、腐りにくくなります。


私は、この外壁材が大好きで、予算が許す範囲で、少しでも貼りましょう、とご提案しています。

     

もちろん、外壁に木を貼るのは私の専売特許ではありません。
最近では、木製外壁が意匠的に脚光を浴びています。

ただ、流行っているから、目立つから、綺麗だから、お客さんの要望だから…
ただただそんな理由で外壁に木を貼ってはいけないと思います。


本来、住宅に求められることは何か?

私は、家とは、「永く安心して住める」というのが必要絶対条件で有ると思っています。

安全・安心というのは、軽く考えるべきではない物です。

安易に杉板やパイン材などを貼れば、すぐに腐ることは火を見るより明らかだし、ひとたび隣家が火事となれば、これはもう、とんでもないことになります。

それを知ってか知らずか、お客様に説明なしに使うというのは、私に言わせると、もはや犯罪です。


私が外壁として採用しているこの材料は…

その4に続きます。



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