- 小野寺 永吏
- 宮城県
- ファイナンシャルプランナー、ライター
対象:家計・ライフプラン
みなさん、こんにちは。
冷え込みますね~。
さて、「人生の貯め時を逃さないために」の【後編】です。
実際に貯め時はいつか?ということですね。
これは、一般的に、人生で3回あります。
■1回目は就職して独身の時
シングルの時は自分次第で、何とでもできる時です。
社会人のスタート時にお給料から天引きで貯める習慣を
つけておきたいものです。
■2回目は子どもが小さい時
子どもが小さい時には教育費がかかりません。
幼稚園に行くようになるとかかりますが、
その後、小学校に入り、学習塾に通うようになる前は、
比較的貯めやすい時期です。
■3回目は子どもが独立した後
子どもが社会人になれば教育費や生活費の負担がなくなるので、
その分を貯蓄に回すことができます。
使い時、貯め時を意識しておくとマネープランがラクになります。
たとえば、独身時代に貯蓄をつくっておけば、
結婚して、いざマイホームというときも、自己資金に充当できるので、
ローンの借り入れが少なくて済み、返済もラクです。
また、子どもが小さい時から教育資金を貯めておけば、
大学進学を前にあせって借り入れに頼らなくてすみます。
全部は用意できなくても、借入額を少なくできれば、
その後の家計の負担が違いますよね。
そして、子どもが独立したらリタイアメントプランを視野に入れて、
老後資金を貯めていけばいいのではないでしょうか。
子どもに教育費がかかり、住宅ローンの返済も重なるような時に
貯めようと思っても難しいものです。
もちろん、人生には不測の事態もおこり、すべて計画的に進むわけではないでしょうが、
先を見通してマネー戦略を立てている人は、
お金に困らない人生を歩んでいけると思います。
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