- 萩原 貞幸
- 株式会社ファンドファンクション 代表取締役社長
- 大阪府
- 経営コンサルタント/起業家
対象:財務・資金調達
アジア買収ファンドMBKパートナーズが、
喫茶店チェーン「コメダ珈琲店」買収するという。
売主は、コメダの株主 国内最大手ファンド、アドバンテッジパートナーズ。
売主の事情としては、企業価値の向上によって目標リターンが達成のため換金
もしくはファンドの期限の到来によって売却するのでしょう。
一方、買主はなかなか投資先が見つからないためにファンドの入札に参加。
この珈琲という業界については、アジアでまだまだ成長余地があるとし、
アジアに強いという利点が活かせると判断したのでしょう。
アジアで急拡大できれば、アジアの大企業へ売却もしくは香港をはじめとする
アジアマーケットでの上場というのがメインシナリオでしょう。
ここで注目すべきは、ファンドが動きはじめた。
そして金融機関も動きはじめたという点です。
平たく言って、経済を上向きにするためには資金が動かなければならない。
ひいては企業、ひいては個人においても資金が動かなければ富は生み出しにくい。
資金が動くこと これはとても重要なことです。
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