- 増井 真也
- 建築部門代表
- 建築家
対象:住宅設計・構造
埼玉県さいたま市にておこなったのKさんの家のリフォームの様子です。
細かく分かれていたダイニングキッチンとリビングを一つの空間につなげることで、伸びやかなLDKを作ると共に、壁には石灰クリーム、床には楢の無垢材を施工し、自然素材を中心とした心地よい場をつくることが出来ました。写真は、ビフォアー・アフターです。キッチンは来週作り変える予定。作り変えるといったのは、あくまで取り替えるのではなく作り変えるからです。まだ使用できそうなステンレスの天板はきれいに取り外して再利用し、下の収納部分だけを新たに作ることで、大幅なコストダウンを実現しています。ローコストにこだわったりフォームではこのような工夫が出来るかどうかで、他の部分の素材の選定などに大きく影響します。何よりもまだ使えるものは大切に使うということ自体も大切にしなければいけない考え方だと思います。