- 別所 諒
- ビジョン・コンサルティング 別所諒 主宰
- 東京都
- マーケティングプランナー
対象:営業
From 府中カフェ:別所諒
TIME誌が選ぶ今年の顔、Person of the YearはFacebookの創始者であり現CEOのMark Zuckerberg。
Facebookは確かにコミュニケーションに革命を越している。
年末ギリまで仕事をするのだが、忘年会とかのお誘いをいただくと気分的にも今年を振り返りたくなる。
世間的な話は流行語大賞やマスコミに任せておいて、自分の周囲を考えた時、ずいぶんと環境が変化した。変わらずにお付き合いができている人(会社)、別の道を歩くことになった人(会社)。そして、全く予想をしていなかった新しい出会い。
特にコンサルタント系の仕事をしている人の変化は大きい。今年の前半まで、「なりたい」と言う人が多かったが、後半にはその数は減少しているのではないか。詳細は調べていないが、「認定○○」を輩出していた組織でもやめてしまっているところが多いし、認定を取っても(多くはお金を払って講座に出ただけ)、別の仕事をしている人も多い。
認定を取れば何とかなるというものではなく、結局のところ、コンサルやコーチは自分資本である以上、「自分という人間」の資質を問われるのだから、安易な資格迷子が減るのは悪いことではない。
一方で、資格授与ではなく、ビジネスを成立させることを目的にしているところは、来年以降も共感者が集まると思う。
ただ、ビジネスの仕組みの話だけをしているのではない。創始者の在り方が大きな要素になると思う。
共感者(はっきり言えば信者、もっと言えば金を払ってくれる人)の上に立ち、教祖化して「あなたはすごい」と言われたい人なのか、同じ方向に向かって歩いていきたい人なのか。
田坂広志さんが以前に「英雄を必要とする国は幸福ではない」というような話をしていたが、ようやく時代が本物に追いついて来たかと思う。
そう、カリスマは必要ない。誰かにあこがれるのではなく、自分に向き合う。夢とかお金というフレーズに踊らされるのではなく自分を見つめる。そこにレバレッジをかけるのがFacebookだと思う。
2006年のPerson of the Yearは「You(あなた)」だった。おそらく来年も同じではないかと思う。
2006年と違うのは「主役はYou(あなた)ですよ。」と言ってあげられる裏側のカリスマが存在し、僕らは【目立たない本物】を見極める成熟した目を持つ必要があるということだ。
目立つことだけでは主役の座は射止められない。だから、本物を目指す人は、あきらめずに「自分という人間」で勝負をしてほしい。
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本日もありがとうございました。
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