今日のトリビア【三菱鉛筆】

最近は鉛筆を使用する機会もめっきり減ってきた

鉛筆、というよりも筆記具そのものの使用頻度が減ってきたといって良い

で、今日はこの鉛筆にまつわるトリビアをご紹介する

鉛筆メーカーには色々あるが、その中の一つに三菱鉛筆がある

その三菱鉛筆だが、面白い事実がある

実は、この三菱鉛筆という会社、一見すると三菱グループに属しているように思われる

しかし、三菱鉛筆と三菱グループは全くの無関係、赤の他人なのだ

正確に言うと、間接的な姻戚関係はあるものの、それ以上の関係はない

さらに、三菱というと誰でも思い浮かぶのがロゴマーク

三菱、いわゆるスリーダイヤモンド

このロゴマークを先に使用して商標登録したのも三菱鉛筆

話は遡ること１９０１年、当時の逓信省（後の郵政省、現在の日本郵政グループ）に国内初の量産型鉛筆３種類を納品することに成功

これを機に、「３種類の鉛筆」と当時の創業家の家紋「三鱗（みつうろこ）」を組み合わせた「三菱」をロゴマークとして１９０３年に商標登録したのである

一方の三菱グループが商標登録したのは、三菱鉛筆に遅れること約１０年、１９１４年のこと

とくに商標が重複してモメることもなく、双方同意の上、お互いが使用している

三菱鉛筆の製品すべてではないが、「ｍｉｔｓｕ－ｂｉｓｈｉ」と間にハイフンを入れているものもあるが、あれは一応、三菱グループと区別するために付けられたもの

この件は、三菱グループのＨＰでも紹介されている



どうだい、ワイルドだろぉ～