バカにつける薬:別所諒 - 営業戦略・販売計画 - 専門家プロファイル

別所 諒
ビジョン・コンサルティング 別所諒 主宰
東京都
マーケティングプランナー

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閲覧数順 2024年04月17日更新

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バカにつける薬:別所諒

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From 新宿2丁目カフェ:別所諒




「バカにつける薬はない。」と言われる。

あんまり自分で賢いと思ったことはないが、なぜか昔から優等生扱いをされることが多かった気がする。



勉強もできなかったので、進学校にも行けず、大学も補欠合格。



就職は何とか大企業に入ったものの3年で辞めてしまい、その後は転職を繰り返して、ようやく中小企業の役員になったものの退任してフリーランス生活。で、この度、思いつきで会社を設立。




ここまでくると誰も優等生とは呼ばず、安定を求めて安定しかけたらそこから抜けるという繰り返しに、多くの人から「バカなことはするな」と忠告を受けた。それでも誰の話も聞かないので、最終的には「バカにつける薬はない」と言われることになる。



しかし、歴史的に見ても世の中を変えてきたのは「バカ」と言われた人である。

ことを成し遂げるバカにあるのは、「正直さ」と「誠実さ」。



加えて、コンサルタントという仕事上、人や会社の支援をしていると、「バカにつける薬はある」ことに気づいた。



バカにつける薬とは、




「心からの応援」だと思う。

という話をすると、何だかいい話をしているようだが、「正直さ」と自分との戦いでもあることをお伝えしておく。




仕事の目的は人の役に立って、その事業が続くように収益を出すということだ。いいことをしている人ほど安くサービスを提供する傾向があるが内心では「本当は儲けたいのに・・」と考えていることがある。



この場合は、コンサルタントなどに「いいことをしてお金を儲けたい」と正直に相談する方がいい。「お金を儲けたい」という抵抗に勝つ。ただし、現在持っている誠実さを失えば、共感者がいなくなる。



「お金を儲ける=不誠実」。この葛藤をなくす必要はない。悩みながら自分に正直になればいい。そして、僕らの仕事は正直さと誠実さを信じて応援するということになる。




応援には大きな力がある。マラソン選手やボクサーが体力の限界に近い状態で、応援によって再び力を吹き返す瞬間を見たことがあるだろう。



ただし、応援とは自分本位にこうすればいいと指示をすることや、大声でがなることではない。




応援とは、相手が力を出すことができるように支援することであり、応援者が主役でないことを自覚する必要がある。




ちなみに、現在、用事があって新宿2丁目のカフェにいて、後ろはニューハーフの集団。自分に正直な生き方は称賛するが、周囲を顧みずここまででかい声で話をする姿を見ると、正直さと引き換えに誠実さをなくしたのかと残念だ。




僕は、誠実さのない人を応援することはないが、ちょっと怖いので注意もできない小心者でもある(泣)



本日もありがとうございます。

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