大人のきれい字　実技編「送」の楷書体と実用つづけ字（行書体）

こんにちは　今井淑恵です。

クリスマスを祝う国では、12月は一年のうちで一番忙しい月になります。
プレゼントを選んだり、カードを送るなど何日もかけて用意すると聞いています。

日本ではクリスマスカードより年賀状ですが、若い人たちの間ではコミュニケーション
ツールとして、おしゃれなカードを送る人が増えています。

手紙を書くのはおっくう、でもカードなら短い言葉を書き添えるだけで充分。
気持ちを伝えるグッドアイテムですね！!　

今日は「送」の字をとりあげました。
「送」には、おくる、人をみおくる、あちらへ遣（や）る、つかわす等の
意味があります。

楷書の他、ちょっとつづけ字（行書体）も画像を参考にご覧ください。

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　　今井淑恵の《大人のきれい字 実技編》－書きコツ画像付き－
　　今週の書きコツはこちらから　↓↓
　　 http://www.penmanship.jp/mailmagagine/refer71.htm
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　「送」の部首は、「しんにょう」または「しんにゅう」といいます。

　書き順は、「しんにょう」があとになります。

【書きコツ－１】

　１画目の点は、この字の中心線上に打ちます。
　　
　つづく２画目は、１画目より高い位置から書き出します。

【書きコツ－2】

　３画目、４画目の横画は、「右ななめ上」です。
　

【書きコツ－3】

　５画目の左ハライは、「しんにょう」とのアキバランスを考えて、
　長くなり過ぎないようにしましょう。

　右側は「止め」のスタイルで。（右側もハラウと、「しんにょう」の
　終筆もハライになるので、スタイルの重複をさけました）

【書きコツ－4】

　「しんにょう」の点は、45度に打ちます。

　つぎに、少しアキをつくって「右ななめ上」に引き、つづいて左ななめ下へ、
　次は短く右ななめ下、そして短く左ななめ下へと方向を変えて書きます。

【書きコツ－5】

　あらたにペンを入れ直します。短く少し上方へ、そして右下方向へ進みます。

　いったん軽く止めてから、右側へ押し出すような気持ちでハライます。

　ハライ出す位置は、６画目最終画の右端を下ろした線上を目安に。

　　　それでは、画像で確認　↓↓   
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