前回からの続き、法人について。
個人に比べると法人の方が発想はシンプルだと紹介しました。
個人の場合、事業の種類によっては一方で得が出て一方で損が
出ている場合でも、得に対して課税され損は切り捨てなんて
事態が起こることも珍しくありません。
また、個人事業の場合には損失の繰越が出来ないこともあります。
繰越というのは、損失を翌年に持ち越すことです。
例えば前年が50のマイナスで今年が80のプラスなら、
今年の課税は30に対してされますよ、ということです。
個人の場合はものの種類によっては繰越が不可能ですが、
法人なら青色申告を条件に可能となります。
色々とやりたいなら法人の方が便利かも、とオススメするのは
こんな理由もあったりします。
このコラムの執筆専門家
- 高橋 昌也
- (税理士)
- 高橋昌也税理士・FP事務所 税理士
「税務×経営コンサルティング」の複合サービスを提供します
節税だけ考えていては事業の根幹が危うい時代。当事務所は、税務・会計はもちろん、マーケティングや経営戦略提案にも強みを発揮。とくにキャッシュベースの経営を重視し、小規模事業体が「いかにキャッシュを毎月手元に残すか」のアドバイスを行います。
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